サイトマップ // C言語講座>言葉は記憶の彼方へ>てん←とあ→とか→とま→なあ
どあいえき。JR東日本上越線の無人駅。下りホームは新清水トンネルの内部、地下約70mにあるので、ホームと改札口の間に、462段の階段、約150mの連絡通路、さらに24段の階段がある。電車を降りてから改札口まで約20分かかる。こういう事情で、下り電車に乗る乗客は、発車10分前に改札が打ち切りになるので、注意が必要。
最近では、年間を平均すると地下ホームにおりる乗客数は17人。30年前は、夜行の各駅停車で約100人は降りた。そのほとんどが、一ノ倉沢での岩登りを目的にしていた。当時に比べ岩登り人口が減ったので、残置ハーケンも減り、同じルートでも、現在のそれは格段に難しくなったという。(2007.12.10)
10日で一割の利息をとること。もちろん、違法。(2007.4〜11)
背筋と側線付近に大型の鱗が一列に並んでいる。1884年(明治17年)、1904年(明治38年)ドイツから輸入された。ヨーロッパで食用にするために品種改良されたもの。鏡鯉(カガミゴイ)、革鯉(カワゴイ)という小品種も含まれる。錦鯉と交配させたものもある。
全身が鱗で覆われている和鯉を見慣れていると、まず、驚く。稀に川で釣れ、夜店の金魚すくいでも見かける。(2009.02.25)
五街道細見:江戸−京 125里20丁
日本橋 | ←2里→ | 品川 | ←2里→ | 川崎 | ←2里半→ | 神奈川 | ←1里9丁→ |
保土ヶ谷 | ←2里9丁→ | 戸塚 | ←1里30丁→ | 藤沢 | ←3里半→ | 平塚 | ←27丁→ |
大磯 | ←4里→ | 小田原 | ←4里8丁→ | 箱根 | ←3里28丁→ | 三島 | ←1里半→ |
沼津 | ←1里半→ | 原 | ←3里6丁→ | 吉原 | ←2里30丁→ | 神原 | ←1里→ |
由井 | ←2里12丁→ | 興津 | ←1里3丁→ | 江尻 | ←2里29丁→ | 府中 | ←1里半→ |
鞠子 | ←2里→ | 岡部 | ←1里29丁→ | 藤枝 | ←2里8丁→ | 島田 | ←1里→ |
金谷 | ←2里→ | 新坂 | ←1里20丁→ | 掛川 | ←2里16丁→ | 袋井 | ←1里半 → |
見付 | ←4里4丁→ | 浜松 | ←2里30丁→ | 舞阪 | ←1里→ | 新居 | ←26丁→ |
白須賀 | ←1里16丁→ | 二川 | ←1里半→ | 吉田 | ←2里半4丁→ | 御油 | ←16丁→ |
赤坂 | ←2里9丁→ | 藤川 | ←1里半→ | 岡崎 | ←3里30丁→ | 池鯉鮒 | ←2里30丁→ |
鳴海 | ←1里半→ | 宮 | ←7里→ | 桑名 | ←3里8丁→ | 四日市 | ←2里27丁→ |
石薬師 | ←27丁→ | 庄野 | ←2里→ | 亀山 | ←1里半→ | 関 | ←1里半→ |
坂下 | ←2里半→ | 土山 | ←2里11丁→ | 水口 | ←3里12丁→ | 石部 | ←2里15丁→ |
草津 | ←3里24丁→ | 大津 | ←3里→ | 京 | . | . | . |
(2007.4〜11)
東京から京阪神まで、東海道(新幹線)に沿って連続する巨大都市群。 1964年10月1日東海道新幹線(東京〜新大阪)開業と1969年5月26日東名高速道路全線開通により、初期のインフラが整備された。太平洋ベルト地帯も参照のこと。(2008.09.10)
”とうがたつ”。アブラナ科の植物は花が咲くときは、”薹”と呼ばれる軸が立ち、そこに多数の花が付く。こうなってしまっては、野菜としての消費期限賞味期限を過ぎてしまっている。女性が賞味期限婚期を逃して、年をとってしまうこと。(2007.4〜11)
6月を中心に初夏に大量発生する甲虫。銅のように美しい光沢をもったコガネ虫。カブトムシやクワガタに比べて個体数が多く、捕まえると臭いフンを出すので、カナブンとともに嫌う子供が多い。鉢植えの植物の根を切ったり、ゴルフ場で大発生したりで、大人からも嫌われる。
”ブイブイ”とは迫力のある名前だが、その語源については、飛ぶ音から来ているとか、関西方面の方言とか、ブイブイとフンをひりだすとか、いろいろ言われているが、これはという説は見あたらない。(2008.05.30)
トウガラシ、red pepper、学名Capsium annum。ナス科トウガラシ属。原産地は熱帯アメリカ。強い辛みのあるものから辛みのほとんどないピーマンまで、さまざまな品種が栽培されている。1493年コロンブスがスペインに持ち帰り、それが世界各地に伝わった。唐辛子の辛み成分はカプサイシン。(2008.07.16)
どうぎょう(どうらくではない)。仏教用語。”楽”は”願”と同じで、”ねがう”という意味。仏道を求めるということ。転じて、道を極めて得られる楽しみを指すようになった。
道楽の反対語は俗楽。大衆的な(ポピュラー)音楽という意味もあるが、仏教用語としては、刹那的な快楽のこと。(2008.07.22)
2000年に、(財)東京都農林水産振興財団農林総合研究センター商品開発科が、遠縁交配で烏骨鶏から作出した。産卵率を高めた系統で、現在非常に高価な烏骨鶏の卵を安く(1個250円位)出荷することが可能という。入手は直販による。この財団の青梅畜産センターで30日雛を販売している。この系統は性質が穏やかで、かつ、あまり啼かないのでペットとして飼うことも可能。その場合は鳥インフルエンザの問題もあるので、近所の白い眼を覚悟しなければならない。(2009.02.27)
北京五輪開催中に、ロシアがグルジアの南オセチア自治州に軍事侵攻した(2008年8月8日)が、東京五輪の期間中(1964年10月10日〜10月24日)はどうだったか。関連事項:東京五輪と突貫工事、東京五輪の前と後。
10月13日〜14日に行われた旧ソ連の臨時中央委員会総会でソビエト連邦閣僚会議議長とソビエト連邦共産党第1書記を兼任していたフルシチョフの更迭を要求、孤立無援となったフルシチョフは辞任。
10月16日、台湾問題を理由として五輪をボイコットした中共(毛沢東国家主席)は、新疆ウイグル自治区のロプノール湖(その後消失)で、初の核実験を行う。この地区では、1996年までに計45回核実験が行われ、イスラム教徒のウイグル族に多くの被爆者が出た。北京五輪に向けられたウイグル族のテロの原因がここにある。
(2008.08.20)
東京五輪は1964年10月10日〜10月24日に開催された。総費用は当時の国家予算の約三分の一の規模。これに間に合わせるよう突貫工事が行われた。関連事項:東京五輪の前と後、東京五輪中の事件。
8月 1日 | 首都高速道路の鈴ケ森〜羽田間、 1号線の本町〜羽田間、 2号線の銀座〜汐留間、 4号線の江戸橋〜初台間開通。 |
9月 1日 | ホテルニューオータニ、東京プリンスホテル開業。 |
9月17日 | 東京モノレール羽田線が営業開始。 |
10月 1日 | 東海道新幹線(東京〜新大阪)が開業。 |
景観を無視して、日本橋の上を首都高が通っているのも、五輪に間に合わせるための工事が原因。(2008.08.20)
東京五輪(1964年)の直前に東京からホームレスが消えたという。その原因は行政が精神病院に収容させたという。証言のみで資料は見当たらないので、単なる噂に過ぎないかも知れない。(2009.04.24)
東京五輪に向けて、新幹線の建設、首都高の建設、トイレの水洗化など、社会基盤の建設が急激に進んだ。このため、時代の区切り方のひとつとして、”東京オリンピックの前と後”がある。関連事項:東京五輪と突貫工事、東京五輪中の事件、東京五輪とホームレス。
アベベが裸足で走ったことで有名な東京五輪のマラソンコースは、調布を通っていた。当時、調布には茅葺き屋根(かやぶきやね)の民家が残っていて、それらを撤去するかどうか検討されたという。結局、撤去は止めて、テレビ放映で写さないようにしたという。今の調布からは考えられない。(2007.4〜11)
体長10cmくらい。天然記念物ではない。(2007.4〜11)
この軍鶏(しゃも)は、東京都畜産試験場(現東京都農林水産振興財団農林総合研究センター)浅川分場(廃止)で1971年(昭和46年)より開発が行われ、軍鶏にロードアイランドレッドを交配したものに、再度軍鶏を戻し交配して作出された。
もとの軍鶏より闘争性が低いので飼い易く、肉質は筋肉部分に油が少なく旨味が濃く、食感はコリコリしていて軍鶏のそれ。150日以上平飼いで育成された雄が主に食用にされる。(2009.02.25)
2006年夏のある日の出来事。日付は忘れたが、7月下旬か8月上旬の晴れた日の昼頃だった。複数の目撃談と私の体験から総合すると、高輪4丁目の上空を米軍の戦闘機がかなり低空で南南東の方向へ飛び、海に近づいた地点でさらに降下し、次いで、南西の方向へ急上昇して飛び去った。私は、自宅にいて爆音の大きさにしばし動作が止まってしまった(腰が抜けるほど驚いた)。隣家の人も同様だったと聞いた。機種は不明。
噂しかソースはないが、漁船に艤装した船が東京湾から侵入し、東京を攻撃することを想定し、定期的にこのコースを戦闘機が飛んで訓練しているという。そういえば、過去にも旅客機ではないと感じる爆音を何度か聞いたことがある。私見だが、新任のパイロットが本番用のマニュアル通りに、超低空を飛んでしまったのではないか。根拠はない。
近隣には日本を仮想的国とし、密漁の取り締まりから逃れるため不釣り合いに強力なエンジンをのせた漁船を出している国(韓国)とか、漁船に艤装した工作船を出している国(北朝鮮)、潜水艦で領海に侵入する国(中共)もあるので東京湾の警戒も必要だと思う。(2007.12.06)
東京工業大学の前身、1881年(明治14年)設立の本邦最初の工業教育を行った。日本人が中心となって造った。スクールカラーはロイヤルブルー(2009.07.13)
少年時代、建築中の東京タワーが少しずつ高くなっていくのを眺めて暮らしていた。当時、戦後の疲弊期からまだ抜け出していなかった。タワーの建設に必要な鉄が不足していたので、戦車を溶かしたものも使ったと聞いた。他の子と同じように、壊れたラジオからとった磁石にひもをつけ、それを引きずって歩いて、ついてきた鉄クズをくず屋に売って小遣いの足しにしていた。(2007.4〜11)
とうきょうちけんとくそうぶ。1947年(昭和22年)、東京地検に「隠匿退蔵物資事件捜査部(いんとくたいぞうぶっしじけんそうさぶ)」、つまり、旧軍用物資の横流しの犯罪を取り締まる部署として発足したのがその起源。 なお、1957年(昭和32年)に大阪地検特捜部が、1996年(平成8年)に名古屋地検特捜部が創設され、3特捜部態勢となった。(2008.07.03)
東京の熱海は奥多摩にある。鷹巣山(たかのすやま、1736.6m)から派生している榧ノ木尾根(かやのきおね)の先端が奥多摩湖に半島状に張り出している部分にある。この付近にあった鉱泉(南北朝時代から知られていた鶴の湯温泉)は、小河内ダムの完成にともない湖底に没してしまった。しかし、1991年に、ポンプで汲み上げることで復活した。日本のハワイも参照のこと。(2007.4〜11)
この3か所で、東京のカラスの70から80%が寝ているという。この3か所に共通しているのは、夜間の警備がないので無人になること。
(2009.06.08)
とうきょうのさんだいひんみんくつ。震災と戦災で町も人も2回入れ替わり、当時の面影は全くない。明治時代の四谷鮫ヶ橋、下谷万年町、芝神明町を東京の三大貧民窟といった。陸軍の残飯を売る市場があり、痛み方がひどいほど値段が安かったという。現在でも同様の市場はバングラデッシュにあるという。2007年10月26日の京華時報では、ごみとなった食品のマーケットが北京にあるという。(2007.4〜11)
(2007.11.30)
檜原村(ひのはらむら)は、”東京のチベット”と呼ばれていた。東京都では、島を除くと唯一の村。2007年4月の推計で、人口約3,000人、約1,200世帯。大部分が山で、現在でも林業と観光が主たる産業。
北秋川と南秋川に沿って集落があるが、浅間嶺(せんげんれい)によって分断され、両者の集落の人は川が合流する本宿(もとしゅく)まで下らないと会えない。ここが村の中心地で、村役場もここにある。人里と書いて”へんぼり”、笛吹と書いて”うずしき”という由緒ありそうな地名もある。電気が使えるようになったのは、戦後、それも戦後10年以上たってからと記憶している。
戦前に書かれた田辺重治の紀行文、「数馬の一夜」では、探検の対象に近いあつかい。まるで、鈴木牧之(すずきぼくし)が江戸文政年間に著した「北越雪譜(ほくえつせっぷ)」で紹介している秋山郷(新潟県中魚沼郡津南町と長野県下水内郡栄村とにまたがる地域)の世界だ。(2007.12.05)
ハンミョウとは、”斑猫”と書く。地面に穴を掘って、時々狩りをする肉食の昆虫。”ヒメ”というのは、小さいと言う意味。東京ではそれ程珍しくないが、小さい虫で、かつ、敏捷に行動するので、見落とすことが多いだろう。(2007.4〜11)
とうきょうろくかがい。新橋、赤坂、神楽坂、芳町、向島、浅草。(2010.02.04)
北京黒豚、バークシャー種、デュロック種の3品種から7年かけて作られたブタの系統。しゃぶしゃぶで食べると良いらしい。東京特産の農産物。(2007.4〜11)
とうきょく。アマチュア無線の用語では、送信者が一人称を表す際に使う。(2010.02.21)
とうきょくがい。その下部に活断層が存在すると推定される撓(たわ)んだ崖(がけ)のような構造。山地と平野の境界が不自然に直線的な地形になっていることなどから、陸上では航空写真でその存在を推定できるが、海底では困難。
鈴木康弘・名古屋大教授らは、静岡県沖から九州の日向灘にかけて、沿岸から20〜40キロ沖に、幅20〜30キロ程度の撓曲崖が延々と続いていることを確認した。東南海、南海地震の際にこの推定活断層も同時に動くと、局地的な海底地滑りによる津波などをもたらすおそれもあるという(2010年1月18日: asahi.com)。(2010.01.19)
どうきん。男女がひとつ寝具で寝ること。殆ど使われなくなったので、死語に近い言葉。まして、"妻妾同衾"などは完璧な死語。(2010.02.10)
アミノ酸のうちで、アミノ基を失ったのち、クエン酸回路と糖新生系を経由して、グルコースに転換可能なもののこと。多くのアミノ酸がこれに該当する。糖原性であるかどうかはアミノ酸の表を参照のこと。(2008.08.15)
glycolipid。糖を結合した脂質で、脂質2重層で構成される細胞膜の外側の層でリン脂質に結合して存在する。リン脂質と同様に、両親媒性分子。疎水性の部分が細胞膜に潜り込み、糖の部分が細胞表面に露出している。以下の3種に大別される。
- グリセロ糖脂質
- 脂肪酸とグリセリンに単糖類が結合。
- スフィンゴ糖脂質
- 脂肪酸とスフィンゴシンに単糖類が結合。
- 硫脂質
- アミノ脂質、硫化脂質。
糖脂質はその細胞が何であるかを、他の細胞が認識する際の目印となる。例えば、特定の細胞同士の接着に関与し、それが特定の組織の形成につながる。また、ABO式血液型は赤血球表面に存在する糖脂質で決まる。(2009.09.03)
saccharides。糖類、炭水化物(carbohydrates)と同義だが、蛋白質、核酸、脂質に対応した用語。ただし、糖質は食物繊維を含むが、糖類には含まれないという区分けをする場合もあるし、その逆の定義もある。(2010.03.01)
とうじんのねごと。唐人とは、中国人、ポルトガル人、スペイン人などのこと。連中はわけのわからない言葉を使っているので、この言葉ができた。因みに、下記は唐人の寝言の仏語版。
Chinois(シノア):原義は”中国語”という意味だが、全く意味不明なことをいう。
C'est Chinois pour moi(セシノアプールモア).:原義は「それは私にとっては中国語だ」、意味するところは「チンプンカンプンでわけがわからん」。
(2007.4〜11)
どうそたい。単体であっても、原子どうしの結合の仕方が異なるものを同素体と呼ぶ。たがいに物理的、化学的性質が異なる。例えば、炭素には、ダイヤモンド、黒鉛、不定形炭素、カーボンナノチューブなどの同素体が知られている。また別の例として、酸素(O2)とオゾン(O3)がある。(2007.4〜11)
とうたんぱくしつ。glycoprotein。蛋白質に糖鎖が結合したもの。動物においては、ペプチドホルモンやプロテオグリカン、ムチン、卵白のアビジンなどの蛋白質がある。(2008.06.01)
どうていさま。カトリック関係者は以前はシスターのことを童貞様と呼んでいたが、いつ頃までこの言葉を使っていたかは不明。現在では、死語となっていることは確か。当時、”深窓の令嬢”が「童貞様」を使っていてギョッとした。(2010.02.01)
糖尿病を放置して10年経過すると、合併症として慢性の微小血管障害を起こすことがある。
慢性の大血管障害(脳血管障害、虚血性心疾患、糖尿病性壊疽)や、急性合併症(糖尿病性昏睡、急性感染症)もある。糖尿病を放置しておいても痛くも痒くもないが、侮れない病気だ。(2008.11.29)
どうはんきっさ。最も繁盛していたのは1970年(昭和45年)前後と記憶する。やや大きな喫茶店の一角に、非常に暗いエリアがあって、そこには背もたれの異常に高い2人用の座席が一方向を向いて並んでいた。注文の飲み物が届くと、店員は決して来ないことがお約束。男女のカップルが暫しの語らいの時を過ごす(せいぜいキスまで)。別バージョンとして、「深夜喫茶」というものもあった。
体育会系の私には、興味もなかったし、羨ましいとも思わなかった。いつ頃まであったのだろうか。(2009.05.26)
どうぶつせんい。主成分はケラチンという蛋白質。セルロースを主成分とする植物繊維とともに天然繊維の一角をなす。
10万円以上したカシミヤのコートを買ったきりで袖を通さず、2年後に着ようと思って出したら背中に虫食いの穴があった。動物繊維を素材とした衣料品の保存にはご注意。(2008.12.01)
とうふにかすがい。意見をしても全く効果がない、手応えがまるで無いことの例え。「糠に釘」、「暖簾に腕押し」に同じ。(2008.04.20)
とうふひゃくちん。1782年(天明2年)刊行の豆腐料理の本。著者は、曽谷学川(そだに がくせん)、戯号は醒狂道人何必醇(すいきょうどうじん かひつじゅん)。版元は大阪の春星堂藤屋善七。「卵百珍」も参照のこと。(2008.04.20)
とうほうれいぎのくに。東方:中華から見て東の方、つまり、朝鮮半島のこと。礼儀之国:属国として、朝貢を欠かさない国。中国人の使った李氏朝鮮など歴代の朝鮮半島の国に対する侮蔑語。(2008.06.07)
玉蜀黍。学名:Zea mays。別名、トウキビ(唐黍)、ナンバ、トウミギ、英、corn、maize。イネ目イネ科トウモロコシ属の一年生草本。原産地はメキシコから南米の北部と言われているが、確定的ではない。日本には、1579年(天正7年)のポルトガル人が長崎に伝えたとされる。
花はひとつの株に雌花と雄花が別々に付く雌雄異花の風媒花で、雄花は茎の先端につき、雌花より2日程早く咲き、自家受粉を防いでいる。明治以来様々な品種(トウモロコシの主な品種を参照のこと)が栽培されている。重要な作物のひとつで、直接人間や家畜が食べるだけでなく、デンプンや油脂、エチルアルコールの原料となる。
風媒花なので、その遺伝子は近傍で栽培されている別の品種にも伝わる可能性がある。遺伝子組換えのトウモロコシの栽培には十分に他の系統と距離を取ることになっている。(2009.09.12)
トウモロコシは風媒花なので、異なる品種や遺伝子操作で生まれた品種などを近接して栽培すると、交雑してしまうので注意が必要。
- スイートコーン(甘味種)
- 甘味が強く、茹でたり、焼いたり、蒸したり、時に生食など、食用にする。収穫後、糖度の減少、変質が速いので、急いで加工するか食べることが肝要。コーンスープやコーンフレークの原料ともなる。
- ポップコーン(爆裂種)
- 粒の皮が硬いのが特徴で、それを利用してポップコーンにする。
- デントコーン(馬歯種)
- デンプンの含量が高く、乾燥させてコーンスターチの原料や家畜の飼料とする(茹でて食べようとしたことがあるが、固いし不味いしで、どうにもならなかった。)。
- フリントコーン(硬粒種)
- 食用の原料、家畜の飼料、工業用原料に。
- ワキシーコーン(もち種)
- 若いうちに蒸して食べる。甘さはなく、モチモチした食感がある。粒には白、黄色、黒、紫などの色がある。熟してくると粒が固くなる(少年時代これを食べると疝痛を起こすことが多かった)。
2009年10月22日に入手したものは、”黒もちトウモロコシ”と表示があり、甘味はほとんどないので焼いて砂糖醤油をつけて食べるか、蒸してモチにすると良いと書かれてあった。
(2009.08.20)
とうようかんじ。GHQの占領政策のひとつである国語国字改革を通じた教育の民主化の方針(5D政策、「四大指令」を参照)に則り、漢字を全廃することを前提に、それまでの間、法令、公文書、新聞、雑誌および一般社会で、”当面使用できる”漢字を指定したもの。1946年(昭和21年)11月16日に1850字からなる「当用漢字表」を内閣が告示してから、1981年(昭和56年)1945字の「常用漢字表」が内閣から告示され、当用漢字の指定が廃止されるまでの寿命。なお、1948年(昭和23年)2月16日には、当用漢字のうちで、小学校で習得されるべき漢字として、881字の「教育漢字(当用漢字別表)」が指定された。
当用漢字表にない漢字は言い替えるか、かなで書くこととされ、所謂、”交ぜ書き”という悪しき表現法の発生原因ともなった。(2009.10.30)
とうるい。炭素(C)、水素(H)、酸素(O)の3種類の原子からなる有機化合物。生物が関与するしないにかかわらず、分解すると二酸化炭素と水が生じる。地球上に存在する糖類は、全て植物や光合成細菌による光合成で合成されたグルコースを起源とする。分子のなかに、”−C−OH”という親水性の高い部分があるので、少数の例外を除いて水によく溶けるか、水をよく保持する。
単糖類、二糖類、オリゴ糖類、多糖類に分類される。その他として、糖蛋白質、糖脂質があり、細胞の重要な構成要素となっている。
(2007.12.16)
とうろうのおの。蟷螂はカマキリのこと。カマキリは小さいながらも、一丁前に斧を持っている。その斧を振りかざして、自分の力量を知らず、無謀にも自分より強い相手に戦いを挑むこと。この言葉を使おうと思うときは、意味は違うが夜郎自大も参照のこと。(2007.12.23)
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