サイトマップ // C言語講座>言葉は記憶の彼方へ>そあ←たあ←たか←たた→ため→ちあ
たたき。宛字。伝統的な形式の民家では、玄関を入ったところに土間がある。ここで様々な作業をした。現在でも、雪国では土間は有用である。土間は、コンクリートのない時代には、土、石灰、水の三者を練り混ぜて、たたいて作った。(2007.4〜11)
山形県鶴岡市周辺で栽培され、サヤから茶色い毛が生えている大豆。枝豆にする。収穫時期はやや遅い。少し固めにゆでる。”だだちゃ”とは、庄内地方の方言で”おやじ”。味、香りとも濃い。(2007.4〜11)
たっちゅう。大きな寺の境内にある小さな寺のこと。語源としては、高僧が亡くなったとき、その遺徳を偲んで建てた塔のこと。その塔に付属して小さな庵を建てたので、その庵のことを塔頭というようになった。都内では、日蓮上人の入滅(にゅうめつ)した、お会式でも有名な池上の本門寺(ほんもんじ)に多くの塔頭をみる。(2007.12.07)
牛肉から脂を抜いたようなあっさりした赤身の肉で、高齢者にも食べやすいといわれている。日本で飼育されているダチョウはオーストラリアに次いで多い。ただ、ややどう猛なので、飼育には注意が必要。最近では、動物園の飼育係が頭蓋骨骨折の重傷を負った。山形県には”ダチョウは猛獣と見なす”という条例があったが、2,000年11月には解除された。(2007.4〜11)
Ostrich Syndrome。元防衛庁長官(当時)の石破茂氏が言ったという例え話。
『ダチョウは身の危険が迫ると砂の中に頭を突っ込んで一時的にその危険が見えない状況にする事で安心をする。日本人には起こり得るテロや戦争を考えないことで安心してそれが平和だと思っている人も多いが、これを「ダチョウの平和」という。』。(2008.09.15)
だつぜいごさんけ。サラ金、パチンコ、カルト宗教。サラ金の規制が厳しくなったので、サラ金で金を借りてパチンコをする人が減ったという。”御三家”は南北朝鮮系の企業や団体が主力。(2007.12.17)
たてじまとよこじま。直立している動物では、縦縞は背骨に平行で、横縞は直角なものをいう。しかし、魚や猫のように横になっている動物では縦縞、横縞と背骨との関係が逆になる。(2008.10.13)
”たとい”あるいは”たとえ”と読む。(2007.4〜11)
たとうるい。polysaccharides。別名、グリカン。数十〜数百個の単糖類がグリコシド結合(重合)したものを多糖類と呼ぶ。多糖類には一種類の糖で構成されるホモ多糖と、二種類以上の糖からできているヘテロ多糖(複合多糖)がある。
- ホモ多糖(単純多糖、ホモグリカン)
- アミロース、アミロペクチン、イヌリン、マンナン、アガロペクチン、アガロース、セルロース、デキストラン、ラミナリン(以上、植物性)
- グリコーゲン(動物性)
- ヘテロ多糖(複合多糖、ヘテログリカン)
- グルコマンナン、ガラクトマンナン、グリコサミノグリカン(ムコ多糖)、アルギン酸、フルクタン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、ペクチン、カラギナンなど
(2008.06.01)
以下の用語はあまり使われないかも知れないが、よく機能をあらわしていると思う。
(2008.12.12)
たどん。炭は炭素の同素体である不定形炭素。炭団は炭の粉末をふのりで固めたもの。”どん”は”団”の唐音。現在は使われることはないが、火鉢や炬燵(こたつ)の燃料に使った。現在でも、沈香を焚く時には小さな炭団を使う。
本郷4丁目には”炭団坂(たどんざか)”がある。53段の階段の急坂で、車は通れない。転ぶと、丸い炭団のように坂をコロコロ転げ落ちたからこう呼んだという。
「炭団に目鼻」。”反対語”は「卵に目鼻」。 関連項目:人三化七、夕日の下の鬼瓦。(2008.09.11)
たぬきのためふん。タヌキの糞は臭いそうだ。存在を知られないためと、巣穴が汚れないように、糞は別の場所に貯めておく。2007年夏の時点で、東京都内にも約千匹のタヌキが生存していると主張する学者がいる。タヌキの貯め糞を探してみたら。(2007.4〜11)
たぬきびん。青味を帯びた質の悪いガラスで作ったボトルネックのない大きな壜で、液体を18リットル入れることができる。上部にはコーヒーカップのような取っ手が2つ対角線上に付いている。工業用の純度の低い強酸御三家の保存及び輸送に使う。多くの場合、壜の破損を防ぐため竹で編んだ粗末な籠に入っている。
同じガラス製の容器でも、涙壺とはえらい身分の違いだ。これを貯金箱代りにしている根性の人もいる。(2008.11.06)
恐らく明治時代にできた言葉で、斜面に横向きに狭い穴を掘って、採炭したり品位の高い部分の鉱物を採掘すること。語源としてはタヌキの穴に似ているためらしい。多くの場合盗掘であったという。現在でもこの穴が残っていることがあり、中へ入るのはもちろん、上を歩くのも危険なので充分にご注意。
現在では崖や急斜面の最下部を掘削(透し掘り)することをいう。(2008.11.08)
ここで取り上げるのは「うどん」や「蕎麦」の話ではない。1984年(昭和55年)に秋田県の奨励品種に採用された際(品種登録はされていない)、当時米の品種名は5文字が普通であったので、”あきたこまち”ではなく”た”を抜いて”あきこまち”にすべきかどうかという論争があったという。(2009.04.03)
たのくさとり。政界で使われる隠語。自分の選挙区に食い込んできた他陣営の勢力を雑草に例えて、それを排除して自分の票田、即ち、陣営を固めること。(2008.07.30)
タバコ。ナス科 タバコ属の1年生草本。煙草の原料として栽培されているのは学名Nicotiana tabacum。”Nicotiana”の由来は煙草をヨーロッパへ持ち帰ったフランスの駐ポルトガル大使ジャン・ニコ(Jean Nicot、1530年〜1600年)の名前に由来する。メキシコ・南米の熱帯地方が原産。別名、葉タバコ(ハタバコ)。淡いピンク色のいかにも”ナス科ですー!”という感じの花をつける。葉にアルカロイドのニコチンを含む。
煙草は、”たばこ事業法(1984年8月、違反者には罰則あり)”の規制を受け、JTと契約した農家だけが栽培し、栽培した全量をJTが引き取る。栽培が盛んな国としては、中国、ブラジル、インド、米国がある。日本では、宮崎県、熊本県、岩手県、鹿児島県など。
本邦における煙草販売の顛末(てんまつ)については明治の煙草王を、煙草の吸い方については喫煙法を、喫煙に使う小物については煙草盆、キセルを参照のこと。(2008.07.12)
たばこぼん。灰皿に煙草と喫煙具をしまう抽斗(ひきだし)がセットになっている小道具。1970年代には家具屋などで売られていて、実際に使われていたと記憶するが、やがてなくなった。応接間のテーブルの上に、来客用の大きなガラス製の灰皿、自由にお吸い下さいとばかりのダンヒルの煙草、卓上用のライターのおいてある家も見かけなくなった。
マッチもライターもなかった時代には、炭火を入れた火入れというものがついていて、煙草を吸うためには必需品であった。現在では、煙草盆はコレクターズアイテム。(2007.12.22)
キャッサバのデンプンのこと。タピオカパールはキャッサバを丸めて、乾燥させたもの。中華料理のデザートでこれを煮て ココナッツミルクを加えたものがある。(2007.4〜11)
脱粉。脱脂粉乳の業界用語。こんな略称は願い下げだ。(2009.10.24)
特定の種類のハゼを指すのではない。食欲旺盛で、何にでも食らいつくので、兵庫県の方言で、相手をののしるときに使う”ダボ”という言葉がついたという。(2007.4〜11)
たまご。パック詰めの特売品となったが、以前は木箱の中で籾殻(もみがら)に埋めて売っていた貴重品だった。それはいつ頃までだったろうか。現在では鶏卵とウズラ以外にも、烏骨鶏やダチョウの玉子も入手可能。玉子好きにはいい時代だと思う。(2007.4〜11)
たまごいろ。玉子の黄身の色。江戸中期の流行色。 HTML color code:ffce7b。(2008.09.01) |
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