サイトマップ // C言語講座>言葉は記憶の彼方へ>けん←こあ←こく→こは→こる→さあ
英語では”The International System of Units”、これの仏語を略して、SIとも呼ぶ。メートル法を発展させたもの。日本では、1991年にJISが完全に準拠するようになった。国際単位系には、基本単位として、時間(s)、長さ(m)、質量(kg)など7種がある。接頭辞とはこの単位の頭につけて、そのスケールを表す言葉。テラからピコの範囲は、実生活に関係があるので、暗記しておけば役に立つことが必ずあると思う。
10n 記 号 接頭辞 読 み 1024 Y yotta ヨタ 1021 Z zetta ゼタ 1018 E exa エクサ 1015 P peta ペタ 1012 T tera テラ 109 G giga ギガ 106 M mega メガ 103 k kilo キロ 102 h hecto ヘクト 101 da deca デカ 100 なし なし なし 10-1 d deci デシ 10-2 c centi センチ 10-3 m milli ミリ 10-6 μ micro マイクロ 10-9 n nano ナノ 10-12 p pico ピコ 10-15 f femto フェムト 10-18 a atto アット 10-21 z zepto ゼプト 10-24 y yocto ヨクト
(2007.4〜11)
自然科学の分野では、国際的な学術雑誌に論文を発表しないと研究をしたとは認識されない。研究と発表は不可分である(華岡青洲の項を参照のこと)。国際的な学術雑誌とは何か。
学術雑誌のレベルについては、厳密な評価法があるが、ここでは省略。その論文と関連する他の研究者の論文を含めて、少なくとも、20本くらいの論文が掲載されなければ、その研究結果が実証されたことにはならない。なお、研究業績を評価するにあたって、学会発表は対象にならない。(2007.4〜11)
レターサイズともいう。8.5インチ×11インチ、即ち、横216mm、縦280mmとA4(210mm×297mm)より横が長く、縦が短い判型。主として北米で通用する用紙サイズ。1990年代に学術雑誌のサイズは国際判でなければならないという指導が補助金の支出とセットで文部科学省からなされたと記憶する。(2009.08.17)
こくざし。業界用語。穀類が保存されている容器から、検査試料を採取する道具。紙袋用とフレコン用がある。(2009.04.05)
日本の国鳥は雉(キジ)で、おとぎ話の”桃太郎”でお馴染だが、美味なので狩猟対象になっている鳥でもある。国鳥は丹頂鶴(タンチョウズル)だと思っていたが、違った。オオムラサキは国蝶。
中国では国鳥を2007年に定めようとして、丹頂鶴を第一候補にしたが、その学名は”Grus japonensis”で、反日教育の成果から反日の人が多いので、「学名に日本(japonensis) が入っているのはけしからん!」という抗議が相次いだ。そこで、2008年初頭に新民網という新聞でアンケートを取ったところ、2位以下を引き離して断トツは朱鷺 であったという。なお、朱鷺の学名は”Nipponia nippon”。
2008年7月17日付のマネートゥデイ(朝鮮語)の記事:日本が韓国政府に独島領有権明記を通報する中、17日午後にソウルの日本大使館の前でHID(特殊任務遂行者会)の会員たちが日本の国鳥である生きたキジにハンマーを打ち下ろしている(写真は日の丸を敷いて、その上で雉の頭をハンマーでつぶし、内臓を引き出して食べるという残酷な映像なので引用しない)・・・・
ここで殺した雉はコウライキジといって、別種なので、日本の国鳥ではない。この事件の前に起こった出来事については日王の項目を参照のこと。(2008.07.18)
こくてついろ。国鉄時代に使われた車両の塗装方式で、多くはJRに引き継がれているが、減少傾向にある。例としては、湘南色、スカ色を参照のこと。(2009.09.24)
こくぼうしょく。カーキ色のこと。カメラにも軍事用があるが、軍用ライカはこの色で、中古市場で値段が高い。 HTML color code:b18b55。(2008.06.07) |
義務と権利は対応関係にある。(2009.09.20)
こくもつ。広義ではデンプン質主体の種子を食する作物で、米と麦以外は雑穀と呼ぶ。狭義ではイネ科植物の種子。(2009.04.04)
石炭を蒸し焼きにしたもの。高温で燃えるので、製鉄の際などに使われる。コークスはドイツ語(Koks)。コークスを作る過程で、石炭ガスが得られる。(2007.4〜11)
こけ。仏教用語。”虚”は偽(いつわ)り、”仮”は実体のないこと。合わせて、嘘偽(うそいつわ)り、愚かを意味する。使用例:「虚仮にする」、「虚仮にされた」、馬鹿にする(された)。(2008.05.26)
こげちゃいろ。過去の栄光とも、未来の希望とも関係なさそうな色。 HTML color code:6b493d。(2008.08.30) |
こけのいちねん。愚か者が一心に何かをやり遂げようとすること。結構、やり遂げてしまうものだ。(2008.05.26)
ツツジ科の矮小低木で、冬でも落葉しない。本州では高山帯に分布し、ハイマツの周辺に多い。秋早く小さな赤い実をつける。富士山5合目のコケモモはライチョウと同じく、中部山岳から移植したものと聞いたことがある。ここで実をたくさん集めて作った果実酒を、忘年会の景品としてもらったことがあるが、かすかに渋く、香りもあり、素晴らしかった。実だけを取るといっても、移植されたものといっても、相手は高山植物だ。取っていいんだろうか。
高山植物で、かつ、ツツジ科の植物はこの他にも、シラタマノキ、アオノツガザクラがある。(2007.4〜11)
ココナッツの胚乳の固体部分をすり下ろし、水を加えて煮て布でこしたもの。缶詰が入手できる。タピオカを浮かべることもある。胚乳の液体部分はココナツジュースといい、フラクトースの甘さがある。(2007.4〜11)
英:coconut oil。ヤシ油とも呼ばれる。ココヤシの実(ココナッツ)の胚乳(コプラ)から抽出される(パーム油も参照のこと)。脂肪酸組成では、いずれも飽和脂肪酸のラウリン酸が約50%、ミリスチン酸が約18%、パルミチン酸が約16%。長鎖脂肪酸の多い他の食用油脂に比べて、炭素数の少ない中鎖脂肪酸が多いという特徴がある。飽和脂肪酸が多い(約90%)ので、極めて熱に強く、加熱しても酸化され難い。融点は約24°Cなので、冬期は固形状態となる。
価格は安く、食用、特に揚げ油、石鹸を始めとした工業原料、医薬品原料に利用される。(2009.11.04)
gossypol。綿の実に含まれる有毒なセスキテルペンで、淡黄色をしている。経口投与でのLD50(半数致死量)はラットで2400〜3340mg/kg、マウスで500〜950mg/kg、ブタで550mg/kg。急性中毒では呼吸困難、食欲不振、慢毒としてラットとヒトで、男性不妊作用(精子の運動性抑制、精子形成阻害)、抗菌作用、殺虫作用などが知られている。加熱や紫外線により毒性は失われる。粗製の綿実油やその絞りかす(綿実ミール、綿実粕と呼ばれる家畜の飼料)にも含まれる。成長阻害や、卵黄の変色等の悪影響があるので採卵用の鶏に給餌してはならないことになっている。
1970年代、中国で男性の避妊薬として使われたことから、注目を集め、日本でも精子形成や受精過程の研究者に注目されたこともあった。その後、避妊作用は非可逆的であることがわかり、流石に現在では避妊薬としては使用されていないようだ。(2009.08.03)
現在の衆議院選挙で取られている小選挙区比例代表並立制で、小選挙区に同じ政党から複数の候補者が出馬するのを防ぐため、1人を小選挙区から、もう1人を比例区から立候補させ、選挙ごとに交互に立候補させる方式のこと。1994年に森喜朗元首相がコスタリカの例を参考に提案した。
スペイン語で、”Costa”は海岸、”Rica”は金持ちという意味。コロンブスが金が沢山あるだろうと思ってコスタリカと命名したが、金はほとんど産出しなかった。
この国では、1948年の40日間の内戦で約2千名の死者を出したことを踏まえ、1949年に制定された憲法で軍隊の保持を禁止している。この目的は、軍を保持すると内戦やクーデターの可能性が高くなるので、それを防止するため。憲法制定以降、内戦もクーデターも発生していない。
”日本には憲法9条があるから他国から軍事進攻されないので、平和を保っている。”と主張して”特ア三国”の立場を有利にする”憲法9条教”の人々がいる。この人達にとっては、コスタリカは理想の国のようだ。しかし、この国は集団的自衛権を認め、軍事的には米州相互援助条約に守られている。いわば、軍事の外注をしているに過ぎない。(2008.10.03)
ごたい。仏教用語。人体の全身を指す言葉。具体的に5は何を指すか。漠然と、2(腕が2本)+2(肢が2本)+1(頭)+1(胴体)と思っていたが、それでは六体になってしまう。調べても、定説はないようだ。
説1 頭 右手 左手 右足 左足 説2 頭 頸 胸 手 足 説3 頭 腕 胴 足 心 説4 筋 脈 肉 骨 毛皮 説5 楷書 行書 草書 隷書 篆書
(2008.09.11)
野生種の特徴が残っていて、面積あたりの収穫量は少ないものの、荒れ地で肥料なしでも育ち、干魃(かんばつ)や低温にも強いなどの性質がある。赤米と黒米があり、いずれも白米に比べてタンパク、ビタミン、ミネラル、食物繊維の含量が高い。うるち米の赤米は赤飯の、もち米の黒米はおはぎの起源とされている。縄文時代の米は赤米であったと考えられている。明治以降栽培面積が大きく減少したが、それでも古い神社などを中心に、日本各地で細々と栽培されてきた。古代米はぼそぼそして、まずくてとても食べられたものではない。
1910年、日韓併合条約により大日本帝国に併合された朝鮮には古代米しかなかったので、日本から白米の品種を移植し、それまで存在しなかった灌漑施設を整備し、また、現地に適した品種に改良するなどして、白米を作れるようにした。現在の韓国では、日本から無断で持ち出したコシヒカリが主流になっている。
閑話休題、古代米は白米に少し混ぜて炊くと、色がついたり、食感が変わったりして面白い。(2007.4〜11)
こたつしょにち。”炬燵初日”、”こたつ初日”、”コタツ初日”、どれが使われていたかわからない。いつから使われていたかわからない。どういう条件で出されていたかわからない。1965年頃から、”木枯らし1号”という用語が使われだして、徐々に死語になった。(2007.4〜11)
ごたんだこ。谷山橋付近で目黒川があふれ、駅周辺のマンホールの蓋が飛び、JR五反田駅周辺が水没して出現する湖。都営地下鉄駅や東急デパートの電源設備が水没したりして、駅周辺の機能がマヒする。改札口からゴムボートで人を運ぶこともある。大規模なものは1989年(平成元年)に見られた。(2008.09.15)
朝鮮語で、”鼻野郎”という意味。米国人に対する侮蔑語。米国では、”Korea”という言葉は侮蔑語になるのではないかということで、なるべく使わないようにしようという動きがあるようだ。(2008.05.30)
cotinine。ニコチンの主要代謝物。ニコチンが体内に取り込まれると、肝臓で無毒なコチニンに代謝される。この化合物の唾液中、血中あるいは尿中の濃度を測定することにより、受動喫煙の影響があるかどうか調べることができる。血中半減期は約18時間なので、測定に当たってはそれも考慮する。(2008.07.11)
こつがさいぼう、osteoblasts。コラーゲンやオステオカルシンなどを合成、分泌して骨基質を作り、それを足場にハイドロキシアパタイトの結晶が成長して骨が形成される。この現象を骨形成(反対語は骨吸収)という。
骨芽細胞にはステロイドホルモンの男性ホルモン(テストステロン)と女性ホルモン(エストロジェン)の受容体が存在し、前者はこの細胞の活動を抑制、後者は刺激する。
閉経後約10年すると骨粗鬆症の女性が多くなるのは、閉経に伴いエストロジェン分泌が減少した結果であるという説もあるが、骨芽細胞に加えて破骨細胞の活動とのバランスを考慮した研究が必要と考えられる。(2008.08.22)
麻薬であるが、依存性は低く、日本では少量のコデインの含まれる鎮咳薬(ちんがいやく)は処方箋なしで購入できる。延髄の咳中枢(せきちゅうすう)に作用して、咳をとめる作用がある。麻薬を常習すると、ひどい便秘になることが多いが、コデインはそれを逆手に取り、下痢止めにも使われる。(2007.12.15)
将軍や大名が鷹狩りに出た際の休憩所のあったところにつけられた地名。日本各所にある。
(2007.4〜11)
ごてんやまご。武蔵野市御殿山ではなくて、原六郎の屋敷があった北品川の御殿山付近で聞かれる言語。日本語を基本としているが、英単語と言うよりは英熟語が大きな部分を占めている。一般人が聞いても意味がよくわからない。御殿山の住民が使う言葉ではない。三田語も参照のこと。
自分の専門分野について、専門分野を同じくする人と話をするときは、日本語にない熟語が多いので、同様なことになる。(2007.12.20)
ことねがわ。利根川は東京湾に注いでいた。江戸は湿地だらけで、洪水も多く、人の住めるような土地ではなかった。そこで、江戸開府の前に現在のように、銚子へ注ぐように本流を付け替える土木工事が行われた。この工事は三代将軍の時代までかかった。古い利根川の名残は中川の一部に残っている。(2007.4〜11)
ことぶきさんいんじけん。1948年(昭和23年)1月に発覚。新宿区牛込柳町の寿産院は乳児を里子に出す人、受け入れる人双方から謝礼を受け取って、乳児をその間養育していた。しかし、劣悪な食事と環境のため、1944年(昭和19年)4月から発覚するまでの4年間に、受け入れた204人の乳児中103人が死亡していた。
1952年(昭和27年)4月、寿産院を経営していた助産婦の石川みゆきに懲役4年、その夫の石川 猛に懲役2年の判決が東京高裁で言い渡された。(2008.06.11)
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