サイトマップ // C言語講座>言葉は記憶の彼方へ>けん←こあ→こく→こは→こる→さあ
見た目は地味で弱々しいが、日本でただ一種の肉食のチョウ。(2007.4〜11)
医療関係者においては、B型肝炎ウイルス陽性血液による汚染事故、例えば、針刺し事故ののち、また、同陽性の母親から出生直後の赤ちゃんに筋肉内注射をすることにより、同ウイルスに対する受動免疫を獲得させ、その発症を防ぐ。(2008.10.18)
こうえんききゅう。basophil granulocyte。造血幹細胞由来で、骨髄で作られ、メチレンブルーやトルイジンブルーなどの塩基性色素で非常に濃く染まる。白血球の仲間に属するが、運動性は低い。肥満細胞のように細胞内に多量の顆粒が存在する。抗原と出会うと、顆粒に含まれるヒスタミン、好酸球走化因子などを放出する。
花粉症、蕁麻疹、アナフィラキシーショック、気管支喘息などの即時型アレルギーだけでなく、遅延型のアレルギーにも関与する。(2009.06.29)
こうか。江戸時代の長屋の共同便所のこと。大家さんは溜まったものを近郊のお百姓さんに売ったという。下肥は結構良い収入になったらしい。禅宗の寺で、僧堂の後ろにトイレがあったので、便所のことを後架と呼んだのが由来。(2007.4〜11)
こうがけっかい。1938年6月7日、河南省の花園堤防が決壊し、安徽省から江蘇省まで冠水。実数は不明だが、約60万から100万人が死亡したという。それ以降、被災地は干ばつに見舞われ、1943年には大飢饉が起きた。原因は、日本軍に追われた蒋介石(しょうかいせき)が命じて、堤防を爆破させたものだった。
爆破直後の6月11日からラジオなどで、”日本軍が空爆して堤防を破壊した。”と、嘘の宣伝が国民党によって始まった。堤防爆破が国民党の自作自演であったことは、1976年になってから関係者が暴露したことにより、やっと明らかになった。河南省の大洪水も参照のこと。(2008.05.26)
こうかんしんけいけい。交感神経系は様々な臓器を副交感神経系とともに神経支配している。交感神経系が興奮すると、例えば、気管支は拡張し、心臓の拍動は強くなり、筋肉に酸素を送る動脈は拡張する。それらの変化の結果、体は活発に活動できる状態に変化する。副交感神経系が興奮すると、体は逆に休息のモードに入る。
具体的には、交感神経系と副交感神経系の比較表を参照のこと。(2008.04.15)
− | 交感神経系の興奮 | 副交感神経系の興奮 |
瞳孔 | 開く(ものをしっかり見えるようになる) | 収縮 |
唾液 | アミラーゼの多い唾液 | 水っぽい唾液 |
気管支 | 拡張(酸素の取り入れ増加) | 収縮 |
心拍数 | 増加(酸素の供給増加) | 減少 |
肝臓 | グリコーゲン分解(血糖値の上昇) | − |
胃 | − | 胃酸分泌増加 |
消化機能 | 低下(消化に必要な酸素量の低下) | 亢進 |
尿道 | 収縮(おしっこが出にくくなる) | − |
皮下の血管 | 収縮(寒さに対抗) | 弱く拡張(赤ん坊の手足が暖かくなると眠りに入る) |
筋肉の血管 | 拡張(筋肉への酸素の供給増加) | 弱く拡張 |
手のひら | 汗ばむ(サルの時代の名残) | − |
表には示していないが、精神的、肉体的を問わずストレスがかかると交感神経系が興奮して、脈拍上昇、血管収縮、血圧上昇、胃の血流量減少、血糖値上昇という変化が体に起こる。(2008.04.15)
higher alcohols。炭素数6以上のアルコール類の総称。低級アルコールに比べて、疎水性(親油)が高い。パラフィンを加水分解したもの、石油から合成したものなどがある。合成洗剤や化粧品の原料として使われる。
炭素数6以上の脂肪酸を高級脂肪酸と呼ぶこともあるが、12以上のこともある。(2008.12.01)
こうきゅうしぼうさん。脂肪酸のなかで、炭素数が12以上のものを高級脂肪酸という(それ以下のものは低級脂肪酸)。クリーム、乳液、フアンデーションなどの原料に使われるのは、匂いもなく、化学的に安定しているので2重結合のない(飽和)高級脂肪酸。
ここで使っている高級と低級という言葉は、一般に使われている意味とは異なり、炭素数の多いものを高級、少ないものを低級という。
代表的な高級脂肪酸
高級脂肪酸 | 示性式 | 不飽和数 | 分子量 | 融点(℃) |
ラウリン酸 | C11H23COOH | 0 | 200 | 45 |
パルミチン酸 | C15H31COOH | 0 | 257 | 63 |
ステアリン酸 | C17H35COOH | 0 | 284 | 70 |
オレイン酸 | C17H33COOH | 1 | 282 | 13 |
リノール酸 | C17H31COOH | 2 | 280 | −5 |
α−リノレン酸 | C17H29COOH | 3 | 278 | −11 |
アラキドン酸 | C19H31COOH | 4 | 305 | −49 |
(2008.09.06)
合金とは、2種以上の金属元素、又は、金属に非金属が混ざることにより、性質が変化した金属様物質のこと。純粋な金属は金属原子が金属結合で規則的に配列し、その間を自由電子が飛び交うが、合金となると原子半径が異なる元素が混じるので、配列の規則性が乱れ、その性質に変化が出てくる。合金によっては耐食性が向上するもの(例:ステンレス)や磁性の変化するものもある。
金属の重要な性質である展性(たたけば伸びるという性質)は低下し、硬度は高くなるが、同時にもろくなる。例えば、日常触れる機会が多い鉄についてみれば、炭素との合金であり、炭素の含量によって、軟鉄から鋳鉄(ちゅうてつ)まで様々な性質のものがある。なお、純度の非常に高い鉄は柔らかく、鉄というイメージとは異なる性質を持っている。日常接する金属は不純物を含むので、全てが合金であるといっても差し支えないと思う。
凝固点降下が起こるので、融点が低下し、取扱いが容易になる(奈良の大仏)。
液体の金属である水銀との合金を水銀アマルガムと呼ぶ。水銀は他の金属結晶の間に入り込み、金属結合を切ることにより、他の金属を溶かしてしまう。(2009.10.03)
抗生物質や化学合成の抗菌薬が病原菌の増殖阻止作用を示す範囲のこと。広ければよいというわけではなく、菌交代症を発症し易くなる。スペクトルは生物学的な分類ではなく、グラム染色で染まるかどうかでうまく表すことができる場合が多い。(2009.06.22)
下表は、欧米のデータをもとに作られたWHOの基準ではなく、厚生労働省の支援を受けた日本高血圧学会が2004年に作成した日本人用のガイドライン。あなたがどの範疇に属するかは、外来随時血圧をもとに判定される。
高血圧とは、収縮期血圧140mmHg以上、または、拡張期血圧90mmHg以上をいう。(2009.08.29)
こうげんせんい。英、collagen fiber。各種結合組織、即ち、真皮、靱帯、腱、骨、軟骨などに存在する。化学的にはコラーゲンでできており、多くはコラーゲン分子の3重らせんとなっている。
膠原という言葉は、コラーゲンを長時間煮ると膠(ゼラチン)ができるので、膠の原(もと)という意味。(2009.05.09)
光をエネルギー源にしているが、植物のように二酸化炭素を炭素源にしているもの(光合成独立栄養)と、有機化合物を炭素源にしているもの(光合成従属栄養)とがある。中学の教科書では、細菌は”分解者”で、光合成は行わないことになっているが、誤り。
鹿児島県上甑島の貝池に繁殖する紅色硫黄細菌が有名。水面がドス赤くなっている。(2007.4〜11)
光合成によって、二酸化炭素と水からデンプンが作られると学校では教えることになっている。しかし、デンプンは水に不溶なので葉で作られたデンプンを他の場所に移動させることができない。光合成では下記の式にあるように、まず、糖が作られる。
6CO2+12H2O→C6H12O6+6O2
糖からデンプンが作られるが、師管(維管束を参照のこと)を通って植物体の他の場所へ移送させる時はいったん水溶性の糖に戻す。学校教育でそういう風に教えようとすると複雑すぎて生徒が理解できないのではという配慮から、”光合成でデンプンが作られる”と教えることになっている。
畑で作物にかぶりつくと甘いのは、移動中の糖が甘いからで、収穫すると甘さは減ってしまう。スイートコーンの甘さがその顕著な例。(2009.08.20)
こうさんきゅう。eosinophil granulocyte。白血球の一種で、造血幹細胞由来で、骨髄で作られる。エオシンで染まる顆粒を細胞内に多量に含む。血液中に入ってきた寄生虫(蠕虫)やその卵を攻撃する。また、ヒスタミンを不活化することにより、即時型アレルギーを抑制する働きがあるとされる。(2009.06.29)
こうし。物事の始め、始まり。”彼の研究を嚆矢として、現在では・・・・”というように使う。(2007.4〜11)
こうしがくいん。2004年から中国政府の国家プロジェクトとして世界に展開している学校。すでに、世界180カ所に設立されている(2007年8月現在)。日本には、桜美林大学孔子学院、立命館孔子学院、北陸大学孔子学院、札幌大学孔子学院、愛知大学孔子学院、などがある。それらの名前からわかるように、大学などと共同で設立されている。孔子(紀元前551年〜紀元前479年)の設立した儒教を始祖とする中国伝統の高い文化、高潔な道徳を普及させる目的のみならず、中国語(北京語)も教えている。
米国の西海岸の図書館の司書の大半は中国系になったという。これも、中共の”国家百年の計”か。(2007.4〜11)
この用語は日本動脈硬化学会の「動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2007年版」にあるように、2007年7月から脂質異常症という用語に改名されている。その理由は、低HDLコレステロール血症では血中の脂質が不足しても起こる(特に女性)ので、”高脂血症”という用語はふさわしくないということ。
”高脂血症”という用語は広く使われてきたので、当面は、「高脂血症(脂質異常症)」又は、「脂質異常症(高脂血症)」と表記すればよいと思われる。(2009.09.04)
kojic acid、C6H6O4。金属イオンとキレート結合する。1900年に藪田貞治郎によって麹から発見された。
メラノサイトのチロシナーゼ活性を阻害し、メラニン産生を抑えることにより肌を白くする効果が期待できるとされている。(2008.12.12)
こうしつしんとうあつ。血漿の浸透圧は電解質と血漿蛋白質によって維持されている。そのうち、血漿蛋白質による浸透圧のことを膠質浸透圧と呼び、約28mmHg。膠質とは蛋白質のこと。
血漿にはアルブミンという蛋白が多量に存在しているので、膠質浸透圧の主役はアルブミンである。アルブミンは肝臓で作られるので、肝硬変で肝機能が著しく低下すると、膠質浸透圧も低下し、血管内の水が組織に移動しむくみが出る。(2008.09.08)
化学構造のなかにヨードを含む珍しいホルモン。ヨードを三つ含むものをT3、四つのものをT4という。哺乳類では全身の代謝を活発にする。両生類ではオタマジャクシがカエルに変態するのを促進する。飼っているオタマジャクシを急いでカエルにしたいとき有用。プロラクチンも参照のこと。(2007.11.30)
鉱泉は環境省が定める「鉱泉分析法指針」で、「地中から湧出する泉水で、 多量の固形物質又はガス状物質若しくは特殊の物質を含むか、或いは泉温が泉源周囲の平均気温より常に著しく高温を有するものをいう。鉱泉中、特に治療の目的に供されるものを療養泉とする。」と定義されている。(2007.4〜11)
こうぞ。Broussonetia kazinoki。クワ科コウゾ属の落葉低木で、ヒメコウゾとカジノキの雑種。クワのドドメに似た実がなるが、おいしくない。山地に自生もするが、和紙の原料として品種改良されたものが栽培されている。靭皮の繊維は太く長い。繊維どうしで絡み合うので粘りの強い丈夫な和紙ができる。そのため、奉書、障子紙、傘紙、提灯、扇子、合羽、千代紙、襖、屏風など、様々な用途に使われた。
三椏、雁皮とともに和紙三大原料の一つ。現在、生産量は減少しているが、タイ楮やサラゴの輸入実績のあるフィリピンで栽培された原料も輸入されている。(2008.12.03)
こうそう。赤褐色をした藻類で、カワモズク等の例外はあるが多くは海産。この色はその葉緑体に存在するフィコビリン系色素のフィコウロビリンとフィコエリトロビンが赤紫色であるため。細胞壁はセルロースに加えて、ガラクトースが多数結合してできる多糖類のガラクタン(アガロース、アガロペクチン)で構成される。
心太や羊羹の原料である寒天は紅藻の天草から作る。また、おきゅうとの原料のエゴノリとイギスも紅藻、海苔も紅藻。
効率よく光合成を行うために、水深の浅いところから順に緑藻類、褐藻類、紅藻類が住み分けているという説もあるが、浅い所にも紅藻は普通に生えている。(2008.08.25)
こうそうなんみん。超高層マンションの増加にともなって作られた新語。震災で建物は被害を受けなくても、エレベーターが使えなくなるので、食料や水の入手が困難になり、日常生活に不便を強いられる。(2007.4〜11)
道路公団標準文字の愛称で、公団文字ともいう。主として首都高の案内板のフォントとして使われていた。画数が多い文字は簡略化され(三鷹の鷹の例が有名)、角ばったゴシック体で独特の雰囲気があった。日本道路公団の「標識分科会」で開発され、1963年開通の名神高速道路で初めて使用された。時速100kmで走る車から約140m手前で認識できるように設計されたという。
首都高以外にも全国の高速道路で使われていたが、現在ではそれを使用した案内板は減少している。(2009.05.06)
茶葉に含まれる渋み成分であるカテキンがポリフェノールオキシダーゼによって酸化重合し、茶色いタンニン(テアフラビンやテアルビジン)となったものが紅茶(烏龍茶も)の色で、緑茶では摘んだ茶葉をすぐに蒸して酵素を失活させるので、タンニンが生成されない。
同様の現象はリンゴやゴボウの皮をむいた時にもみられる。(2009.08.25)
こうちゅうきゅう。neutrophile。骨髄の造血幹細胞に由来する血球のひとつ。塩基性、酸性の色素でほどほどに染まり、リゾチームなどを含む顆粒が多数存在する多核の白血球。末梢血に含まれる白血球の中で約70%を占める。成熟した細胞の一部は骨髄に留まっている。
細菌、真菌、ウイルスなどの異物が血液に入ってきたら、それが何であれ、とりあえず食べる(貪食能)。その際、異物の方に向かって、毛細血管をすり抜けたりして積極的に進む(遊走能)。細菌などを食べた細胞は死んでしまうが、それが目に見えるようになったものが膿。免疫の役割を果たす重要な細胞のひとつ。
骨髄性白血病は好中球の癌。(2009.06.30)
映像関係でフレーミングのことをこういう場合もあるようだが、ここではマスコミ用語、それも決して表に出ない用語。ある事物の報道に際して、前もって善と悪の2者を決めておき、その線に沿って報道すること。元々は視聴率を上げるための手法のひとつ。
日本のメディアでは、善=特ア三国、反米勢力、反日勢力、悪=日本の与党、自衛隊、国民という図式をとることが多いようだ。以下にその例を示す。
日本の報道機関の報じるニュースにのみ接していると、日本という国にも、国民に対しても自虐的に見るようになり、元気がなくなってしまう。(2009.07.25)
高さ3から4m、特に、育ちが良いと、5mにまでなる大型のダリア。11月頃に咲く。最近、ダリアはあまり見かけないが、40年くらい前は、流行っていた。ダリアの茎は中空なので、棒で叩くと面白いようにちょん切れた。(2008.05.09)
墨田、江東、足立、葛飾、江戸川区。これらの区は江東5区として、ひとまとめに扱うことも多い。行政レベルでも図書館の業務など、提携関係にあるものもある。共通点として、低地で過去には度々洪水被害を受けた、中小企業が多い、いずれの区も財政難で合併の話もあるなど。(2008.08.10)
1993年(平成5年)8月4日の河野洋平内閣官房長官(当時)の発表した「慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話」のこと。検証なしに、朝日新聞と高沢民の主張する”従軍慰安婦”への軍の関与を認めた。
慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話 平成5年8月4日
いわゆる従軍慰安婦問題については、政府は、一昨年12月より、調査を進めて来たが、今般その結果がまとまったので発表することとした。
今次調査の結果、長期に、かつ広範な地域にわたって慰安所が設置され、数多くの慰安婦が存在したことが認められた。慰安所は、当時の軍当局の要請により設営されたものであり、慰安所の設置、管理及び慰安婦の移送については、旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与した。慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。また、慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった。
なお、戦地に移送された慰安婦の出身地については、日本を別とすれば、朝鮮半島が大きな比重を占めていたが、当時の朝鮮半島は我が国の統治下にあり、その募集、移送、管理等も、甘言、強圧による等、総じて本人たちの意思に反して行われた。
いずれにしても、本件は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である。政府は、この機会に、改めて、その出身地のいかんを問わず、いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる。また、そのような気持ちを我が国としてどのように表すかということについては、有識者のご意見なども徴しつつ、今後とも真剣に検討すべきものと考える。
われわれはこのような歴史の真実を回避することなく、むしろこれを歴史の教訓として直視していきたい。われわれは、歴史研究、歴史教育を通じて、このような問題を永く記憶にとどめ、同じ過ちを決して繰り返さないという固い決意を改めて表明する。
なお、本問題については、本邦において訴訟が提起されており、また、国際的にも関心が寄せられており、政府としても、今後とも、民間の研究を含め、十分に関心を払って参りたい。
(2009.09.13)
”「江の傭兵」”ともいう。検証なしに中共の主張を鵜呑みにして、中共寄りの発言をしばしば行ったので、”江沢民の傭兵”であるとして、このあだ名がついた。また、「河野談話」でも有名。後の「村山談話」につながる。(2009.09.13)
こうふくせつ。韓国では、8月15日を、”光復節”と呼んで、”日本の過酷な植民地支配から脱し、大韓民国政府の樹立を慶祝する”祝日となっている。
実際には、1945年8月15日は日本政府の設置した朝鮮総督府が朝鮮に自治権を与えた日。しかし、同年9月8日、進駐してきた米軍は総督府に掲揚されていた太極旗を、日章旗に戻し、翌日には、米国による軍政を敷くことを宣言し、旗を星条旗に換えた。
大韓民国が成立したのは、1948年(昭和23年)8月13日。この日、米国から成立を許されて、ソウルで、韓国樹立の宣布式が行われた。初代大統領は米国から連れ戻された李承晩(りしょうばん)。大韓民国は日本から独立したのではなく、米国の軍政から、米国の許可のもと、傀儡政権として成立させられたのが史実。大韓帝国設立の時と同様、他者によって独立させられたもので、インドや東南アジアの各国が経験した独立運動などはなかった。1945年8月15日は、日本にとっても、韓国にとっても、 昭和天皇による、「玉音放送」が行われた日に過ぎない。(2008.08.15)
英:”Rear Gear”。ペット産業業界用語。犬猫は肛門が露出していて他人から見えてしまい、恥ずかしい思いをしているので、この用具で肛門にカバーをする。複数のペット用品業者から発売されている。
”ペットのプライバシーを守るためにもなる”と宣伝しているが、大きなお世話だろう。しかし、ペットを抱きかかえた時に、肛門が腕に接触してウンコが付くのを防ぐ役には立つと思われる。(2010.02.04)
ごえん。食物などを誤って気管内に飲み込んでしまうこと。高齢者や脳梗塞の後遺症のある人に多い。重篤な症状を来すことがあり、最悪、誤嚥性肺炎を招き、生命にかかわる。
日本では、1970年代に入ると医療技術の発達により、それまで助からなかった人が治療の結果助かる例が増加してきた。それと同時に、特に免疫力の低下した高齢者で、日和見感染により、常在する真菌の感染を原因とする肺炎や、その真菌が肺から血液に移行して発症する真菌敗血症で亡くなる人が増加して現在に至っている。なお、真菌感染症に有効な抗菌薬は多くない。代表的な抗菌薬はアムホテリシンBとその類似薬。また、食事の際の誤嚥を防ぐため、食品にとろみをつける添加物(キサンタンガムの項を参照のこと)の使用が推奨されている。
誤飲(ごいん)は幼児や痴呆症の高齢者などが、食物でないものを飲む込んでしまうことで、用語の誤用にご注意。(2010.02.20)
括弧閉じのこと。入力内容に誤りがないことを確かめるため、読み合わせが行われる一部の職場で使用される業界用語。語源は”カッコ”の反対読み。
人名の漢字についても、”山崎”のサキの字、斎藤のサイの字にどの漢字を使うかについて、読み合わせの際に”タチザキ”と読んだり、”一番複雑なサイ”と言ったり、職場により工夫があるようだ。
カッコにコッカを組み合わせるやり方は、コンピュータープログラマー、特にC言語のそれで始まったと言われている。例えば、C言語のコードで”while ((c = getc(fp)) != EOF)”を読み合わせるにはコッカを使わなければスムーズにことは運ばない。(2009.10.31)
ごかいどう。1601年(慶長6年)家康の指示で整備が始まり、1604年(慶長9年)に日本橋が起点と定められた。五街道細見も参照のこと。
(2008.08.20)
ごかいどうさいけん。天明年間に書かれた、旅行の心得。
現代の旅行の注意点と、そう変わらない。(2007.12.15)
コカ葉から作るアッパー系の薬物。コロンビアで密造が盛ん。アフガニスタンではケシの密栽培が盛んなように、内戦を抱えている国では麻薬で戦費を賄おうとする勢力が存在する。コロンビアにも”センデル・ルミノソ(輝ける道)”が活動している。
粉末を鼻から吸引するので、中毒者は鼻粘膜がボロボロになり、常に鼻汁をたらしている。1回分約1gはマクドナルドに置いてあるスプーン1杯分で、吸引に必要なストローもある。過去に、米国ではマクドナルドがコカイン中毒者の溜まり場になったことがあるが、現在では、スプーン、ストローともに、必要な人に手渡しすることで、コカイン中毒者が寄りつかなくなったという。
コカコーラには、1903年までコカインが含まれていた。(2007.12.03)
”ごかじょうのごせいもん”。1976年(昭和51年)10月、 高沢寅男社会党副委員長(当時)の部屋で、朝 鮮総 聯と国税庁との間で結ばれた微税に関する「5項目の合意」を揶揄した言い方。実際の文書は、1991年(平成3年)2月1日、朝 鮮総 聯中央常任委員会が幹部向けに発行の「朝 鮮総 聯」という書籍に掲載されている。
これ以降、確定申告は商工会を窓口に行うようになり、脱税のし放題となった。(2009.06.14)
1965年頃から、気象庁で使われだした気象用語。ちなみに、1991年改正の気象庁天気相談所が作成した東京地方の基準では、
木枯らし1号が吹くと炬燵(コタツ)を出す。炬燵初日も参照のこと。
「雪降ると 言ひしばかりの 人静か」、犀星。
(2007.4〜11)
ごかん。視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚のこと。生理学における感覚の分類では、触覚は体性感覚に、それ以外の感覚は、特殊感覚に分類される。前者では、感知した刺激は脊髄を通って大脳へ伝わるが、後者の情報は脊髄を通らずに大脳へ伝わる。
古代ギリシャのアリストテレスがこの分類法を提唱した。実際にはこれ以外にも、多数の感覚が存在するが、主要な感覚といえば、これに尽きると思う。(2008.08.18)
武道における呼吸法。
(2008.07.11)
顔面の骨格と骨格筋の位置をフエルトペンでマークして、化粧に役立てるという独創的なメイク術。代官山の”メイクアップスタジオMAMEW”で行われている。
”骨筋メイク”という語感も凄いが、顔が理科室の人体模型、又は、スパイダーマン状態となり、笑える。(2009.10.29)
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