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Reye's syndrome。インフルエンザや水痘などに感染している小児が、解熱の目的でアスピリンを内服すると、稀に、嘔吐、無気力などの症状にはじまり、最終的には、致死的な肝細胞障害おこすことがある。ライ症候群という。原因は不明。(2008.08.10)
ベトナム戦争に参戦した韓国人兵士とベトナム女性の間に生まれた孤児。強姦の被害者と強制的に慰安婦にされた人から産まれた割合が高いといわれる。人数は、新聞報道でも、1,500から30,000人とまちまちではっきりしないが、約10,000人という報道が多い。参戦した兵士は延べ310,000人。彼らの給料は米国が支払った。兵士の韓国への送金は、毎年1億2千万ドルを越えたという。
米兵と売春婦の間にできた約15,000人は申請すれば米国への移民が認められたが、ライタイハンへの韓国からの援助はなかった。(2007.4〜11)
和名はニホンライチョウ。本州高山帯にのみ棲息する。氷河時代に渡ってきて、日本に閉じ込められたといわれている。それなら、北海道にいてもいいと思うが、本州とはブラキストン線で隔てられているので、地質時代の何かが関係しているのかも知れない。富士山に移植をしたことがあるが、現在は富士山にはいない。
冬毛は白く、雪と見分けがつきにくい。夏毛は褐色で目立たない。4から5月頃は冬毛から夏毛に生え変わる時期で、まだら模様となる。この頃産卵し、夏にはヒナを従えて歩く姿が目撃される。上空にイヌワシが飛んでいるなど、危険を察知するとハイマツの中に隠れる。体型は同じキジ目に属するウズラに似ている。ウズラのように焼いて食べるとおいしいと思われるが、特別天然記念物なので、決して捕まえたり、食べたりしてはいけない。(2007.4〜11)
淡青。東大のスクールカラー。1920年(大正9年)9月24日の東大、京大の対抗競漕の際、くじ引きで決まった色。 HTML color code:abe1fa。(2008.08.24) |
2008年に全国の警察が摘発した来日外国人による犯罪の国別摘発者数(警察庁まとめ 、永住が許可されている外国人の犯罪は含まない)。現時点での最新のデータと思われる。
中国人 4833名 36.4% 韓国人 1645名 12.4% フィリピン人 1360名 10.2% ブラジル人 980名 7.4% ベトナム人 875名 6.6%
駅の案内板に中国語や朝鮮語の表示があるのは、これから犯罪を行おうという中国・朝鮮人に安心感を与え、犯罪を行った後には逃走を助ける効果がある。(2010.03.04)
”同じ川の水を飲む者”という意味。水を争う2者の関係ということになる。例えば、メコン川の中国とベトナム。上流の中国で大量の農業用水を取水すると、下流のベトナムで船による水運ができなくなる。中国の松花江に流入した有害物質が、下流にあたるロシアのアムール川の水利用に障害を起こす(2005年11月以降顕在化)。ソウルを流れる漢江の上流、北朝鮮にある金剛山ダムが豪雨、爆破などのため決壊すると、ソウルは水深20mの底に水没する。
ライバルを日本語にすると”好敵手”、または、”宿敵”。(2007.4〜11)
lauric acid、CH3(CH2)10COOH。炭素数12の代表的な飽和脂肪酸で、高級脂肪酸に属する。融点は約45°Cなので室温では固体。ラウリン酸はヤシ油やパーム核油に多く、約50%含まれる。安定な化合物で、しかも価格が安いので、ミリスチン酸と混合して液状の石鹸やシャンプーの原料として繁用される。
”エコブーム”で液体洗剤の詰め替え用のものが発売されているが、最初の容器に入っていたものと異なる種類の洗剤を補充するのは、少量を残すのみであっても不可の場合があるのでご注意。”混ぜるな危険!”ということではないが、その製品の性質が変わってしまうかも知れない。(2008.11.04)
らっかせい。実は子房と花托(かたく)の間が伸びて、地中にできる。千葉が有名。生のものが入手できれば、塩ゆでにして食べる。殻のついたものを落花生、殻をとって渋皮の残っているものを南京豆、豆だけにして塩味をつけたものをピーナッツと、私は呼んでいるが、どうなんだろう。(2007.4〜11)
peanut oil、ピーナッツオイル。不乾性油で、脂肪酸組成は、1価の不飽和脂肪酸のオレイン酸40〜49%、2価のリノール酸30〜37%、パルミチン酸10〜12%、ステアリン酸2〜5%。
胡麻油と同様に、焙煎してから搾油し、加熱に強いが加熱せずに、調理の最終段階で風味づけに使われる。(2009.11.10)
玉らっきょうは漬物だが、こちらは蝦蟇口(がまぐち)の留め金具の名称。(2009.11.09)
存在しない化合物。発信源は「発掘!あるある大事典II」のあるディレクターの読み間違えと言われていて、正しくはlactucopicrin(ラクチュコピクリン)。ワイルドレタスの苦味成分で、化学的にはセスキテルペンに属し、マウスを使った実験で(ヒトのデータはない)、中枢神経系に作用して催眠作用がある(Wesolowska A, et al., J Ethnopharmacol, 19;107(2):254-8, 2006)とされる。この化合物はアセチルコリンエステラーゼを阻害するという別の報告もあるので、もしかしたら、中枢神経系でアセチルコリンの作用を強化して睡眠を促すのかも知れない。いずれにしろ、野菜のレタスには存在しない。
以上を踏まえて、架空の化合物、”ラクッコピコリン”でググると
「レタスは、茎を切り取ると牛乳のように白い汁が出ます。この白い汁に含まれるラクッコピコリンという成分に、鎮静・催眠効果があることがわかり、注目されています。」
「この作用は、レタスに含まれる成分「ラクッコピコリン」によるものだとか。胃にもたれないし、不眠がちな日の夜食に食べるといいかもしれません。なかなか心地よく眠れますですよ。」
「レタスを切ったときに出る白い汁の中に含まれている成分のことです。 特にレタスの茎の部分に多く含まれており、葉の部分にはあまり含まれていません。自律神経のバランスを整えストレス解消に役に立ったり、 神経を鎮めることによる睡眠誘導作用などがあります。」
「ラクッコピコリンとは?
・・・レタスから出る白い汁から発見された成分です。沈静・睡眠作用があり、睡眠誘導ホルモンと同じような働きをします。」「レタスの茎(芯)の部分を切ったときに出る、白い汁のなかに含まれている成分です。沈静・睡眠作用があります。ラクッコピコリンは体内で睡眠に関係するメラトニンやセロトニンといった睡眠誘導ホルモンと同じような働きをします。葉の部分にはあまり含まれていないため、睡眠誘導効果を狙うなら茎(芯)の部分を食べる必要があります。また、自律神経のバランスをとる作用もあるのでストレス解消にも効果があるといわれます。」
催眠作用ありとした論文は3流の学術雑誌に掲載されている1報のみで、しかも、マウスでのこと。ヒトにもその効果があるかどうか、また、ラクチュコピクリンを含むワイルドレタスをどれだけ食すれば眠くなるかも不明。なお、ワイルドレタスはスマートドラッグのひとつとされているので、たくさん食べると幻覚が生じるかも知れない。(2009.11.02)
らくさん、butyric acid、CH3(CH2)2COOH。直鎖カルボン酸で、乳製品が腐ったような異臭を持つ。酪酸にアミノ基のついた化合物がGABA。草食動物では、セルロースが腸内で分解されてできたセロビオースに、大腸に存在する酪酸菌が作用して酪酸を生じる。
”環境テロ団体シーシェパード”は2007年2月9日、調査捕鯨を行っていた日新丸に酪酸入りの瓶を投げつけ、乗組員二人に怪我をさせた。2008年8月19日現在、犯人の特定には至っていないので、逮捕状は出ていない。(2008.08.19)
lactose。乳糖ともいう。ガラクトースとグルコースがβ−1,4ガラクシド結合してできた二糖類。母乳や牛乳に含まれる。なめるとほのかにミルクっぽい甘さがある。ラクトースは神経細胞の形成に必要なので、乳幼児には欠かせない栄養となる。
この糖の消化酵素ラクターゼ(ラクトースβ-グルコシダーゼ)は小腸の粘膜に存在し、ラクトースは単糖に分解されると、即、吸収される。ラクターゼを持たないと、乳糖不耐症となるが、牛乳を飲み続けていると、ラクトースを分解する腸内細菌が増えてきて、症状を克服できる場合もある。
通じをよくし、宿便を取るというラクトース入りの健康食品やサプリメントもあるようだが、単に、お腹が緩くなるだけな気がする。宿便の正しい意味は”宿便”を参照のこと。
遺伝情報の転写(DNAの遺伝情報を読み取って、mRNAを合成すること。セントラルドグマを参照のこと。)の仕組みに関する研究が目覚ましく進んだのは、大腸菌のラクトースを分解する酵素を対象にした研究で、1961年、ジャックとモノーにより報告された。(2008.08.17)
lactone。環状構造を持つ有機化合物のうち、その一部にエステル結合を含むものを指す。なお、3,4,5,6員環のラクトン(炭素だけでなくエステル結合も数える)はα、β、γ、δ-ラクトンと呼ばれることがある。
環状構造が大きくなり、12員環以上のものをマクロライドと総称することがある(例:マクロライド系抗生物質のエリスロマイシン、クラリスロマイシン)。(2010.01.05)
ロシア語。旧ソ連時代の政治犯などを収容した強制収容所を指す。死語になりつつある。(2009.08.29)
ネズミがいる証拠のこと。
- ・ネズミ穴や侵入口の存在
- ・夜中に天井裏を走り回り、鳴き声をたてる
- 配偶行動の際こういった音を立てる
- ・齧り跡
- 常に何かを齧っていないと門歯が伸び過ぎる
- ・壁などに黒いこすり跡
- 目が悪いので、壁などに体をこすりつけながら移動する
- ・糞や毛が落ちている
- ・巣が見つかり、餌が溜めてある
- ・イエダニの発生
成獣で1kgにもなる大型のドブネズミ(ラット)、30〜40gの小型のハツカネズミ(マウス)に加えて、近年ではその中間の大きさのクマネズミの進出が目立つ。クマネズミは有力な殺鼠剤であるクマリンに抵抗性の個体が増えていて、スーパーラットと呼ばれることもある。寒さが苦手なので、初秋のやや肌寒さを覚える日に人家へ侵入すると言われている。(2008.11.17)
(2007.12.27)
ラテン語で”カエル”。学名でアカガエル属に冠される。
ヒキガエルの学名は、Bufo bufo。鳴き声からきている。(2009.10.21)
昆布で出汁を取る時に沸騰寸前で昆布を取り出さないとネバネバが抽出されて出汁の風味を損なうというのは調理の基本知識。また、佃煮にした場合のトロ味も同じものである。このネバネバの本体は、ラミナリンという水溶性グルカンで、昆布から見れば栄養を糖の形で貯蔵するデンプン、即ち貯蔵性多糖類である。ラミナリンは昆布の重量の約40〜50%を占める。
昆布は褐藻の仲間で、コンブという名前の生物がいるわけではなく、コンブ目コンブ科コンプ属に属する海藻の総称。ラミナリンはコンブ属(Laminaria)で見つかったので、laminalinと命名された。出汁の風味を損なうだけで、食べて悪いものではなく、人間はラミナリンを消化できないので腸内では水溶性の食物繊維として振る舞う。この理由で、便秘の改善に効果があるとされるが、効果が現れるにはどれ位の昆布の佃煮を食べなければならないのだろうか。
ラミナリンを原材料にしているのは、医療分野でラミナリアと呼ばれ、体内で水分を吸って膨潤するので子宮頸管の拡張に使われる物質。
ラミナリンによく似た名前のラミニン(laminin)はラミナリンとは全く無関係な物質で、こちらは十字架の形をした巨大な糖蛋白質。細胞外で細胞どうしの接着に働く。(2008.11.03)
英語ではLullaby、複数形はLullabies。子守歌のこと。(2007.4〜11)
ララ(LARA;Licensed Agencies for Relief in Asia)提供の援助物資。ララは日系1世でサンフランシスコ在住の浅野七之助氏(盛岡出身、1900〜1998)の呼びかけで作られた日系人による民間援助団体。主として日本を対象とし、学校給食の脱脂粉乳はララ物資。
1946年のクリスマスに間に合うように援助が開始され、1952年まで続けられた。(2009.10.25)
らんじゃたい。正倉院御物の伽羅。中空ではあるが、長さが約160cm、太さが一番太いところで約40cm、重さが約11.6kg。表面は黒色、断面は明るい褐色。国宝にもかかわらず、あちこちに小刀で削り取った傷がある。この傷は足利義政、織田信長などが天下を取ったとき、正倉院へ駆けつけて一部を削り取ったもので、傷跡近くには削り取った人の名前を書いた札が貼ってある。
さあ、ここで問題!「蘭奢待」のなかに隠れているのは?
(2007.12.19)
”Random Digit Dialing(RDD)”のこと。コンピューターに発生させた乱数によって、固定電話の番号をつくり、そこへ電話して世論調査を行う。この方法によれば、番号を公開されていない電話の持ち主も調査対象となる。朝日新聞のような読者名簿をもとに行う、かたよりの出る調査に比べ、全体の動向をつかむ上で優れているとされる。2009年になると、この方法は経費が安いのでテレビ局によりやたら多用されるようになっている。携帯電話中心の若年層の動向が反映され難い難点もある。
過去に一度だけこの種の電話を受けたが、知人の隣の研究室の行っている調査だった。M区限定の調査で、家は局番はM区だが住所はS区だと言ったら、解答を断られた。(2007.4〜11)”Lanchester's laws”。第一次世界大戦における空中戦の損害を分析して導き出された。数式は割愛。
第1法則:”一騎打ちの法則”とも呼ばれる。1対1の接近戦では、戦闘力(武器)が優勢な方が勝ち。勝った軍の損害は劣勢の側の戦闘力と等しい。
第2法則:”集中効果の法則”とも呼ばれる。1人が多数に対して攻撃できる場合は、兵力を二乗したものが戦闘力となる。従って、兵の数が多い方が優位になる。双方で、武器の性能が同じ場合に適用される。
これらの法則は、”相手が見える”ことが前提になっているので、地平線の彼方からミサイルが飛んできて、目標に高精度で命中するとか、非正規軍(テロリスト)が無辜の民を殺害するなどにはあてはまらない。このような戦闘に対する学問的な解明はなされていないようだ。(2007.12.04)
ラン(蘭、Orchid)を種子から栽培するのは難しい。単子葉植物であるにも関わらず、胚乳が退化しているので、発芽後に必要となる養分も殆ど貯蔵されていない。そのため非常に小さい。発芽すると、共生する特定の担子菌(キノコの仲間)の菌糸が胚に侵入し、必要な養分を供給する。成長後も菌類は共生して、ランの根はラン菌根という独特の構造となる。
軽い種子は空を飛んで分布を広げる。(2009.09.07)
卵白の蛋白質の約65%を占める水溶性蛋白。 英語の”ovalbumin”は、ラテン語の卵(単数形:ovum、複数形:ova)と、同じくラテン語の卵白(albumen)に物質を表わす”-in”という接尾語を付けて作りだした言葉。
後に、血清に多量に存在する卵白アルブミンに性質の似た蛋白質に血清アルブミンという名が付けられた。
卵白アルブミンの出番は少なく、一方、血清アルブミンは生化学、生理学、医学の様々な分野に登場する。そこで、現在では単にアルブミンと言ったら血清アルブミンのことで、卵白のそれは卵白アルブミンと、”卵白”を付けないと通用しない斜陽の言葉となった。(2008.07.27)
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