サイトマップ // C言語講座>言葉は記憶の彼方へ>さん←しあ←しす←しつ←しや←しゆ←しよ→しら→しん→すあ
しょういぐんじん。ここでいう”傷痍軍人”とは、単に戦争で怪我をした軍人をさす言葉ではない。申し合わせたように、義足か義手をつけて、汚れた白衣を着て、マスクで顔を隠し、縁日とか駅頭の人通りの多い所で土下座をし、中には、アコーデイオンを引いている人もいた。時には、電車の中をまわっていた。1960年代まで多く見られた物乞いのこと。(2007.4〜11)
しょうがいきそねんきん。国民年金法に基づいて給付される障害年金。下記の要件を満たせば支給される。
- 2007年度支給額
- 1級:792,100円×1.25+子の加算(年額)
- 2級:792,100円+子の加算(年額)
くどいようだが、被保険者でないと受けられない。その障害に関しての初診日に被保険者であることが求められている。従って、障害を受けてから国民年金の滞納分を払い始めても対象外となるケースがある。ニートと引きこもりは特にご注意。(2009.07.19)
しょうがいねんきん。怪我や病気で、一定程度の障害の状態になった者に対して支給される年金。下記の3種がある。それぞれ、所定の要件を満たさなければ支給されない点にご注意。
(2009.07.19)
しょうがいみこんりつ。50歳時点で一度も結婚をしたことのない人の割合。未婚化の指標として使われる。(2009.05.07)
消化管は、とった食事の消化の進行に伴い、胃、十二指腸、小腸などから様々なペプチドホルモンが分泌され、自らの機能を調節している。これらのホルモンを消化管ホルモンと呼ぶ。
消化管ホルモンと同じものが脳からも見つかっている。そこで、脳腸ホルモンと呼ぶことも多い。のうちょう”と語感は悪いが、この言葉は英語、”Brain-Gut Hormone”の直訳である。
[ガストリン][グレリン][セクレチン][モチリン][胃抑制ペプチド(GIP)][コレシストキニン][血管作動性小腸ペプチド(VIP][ニューロペプチドY][サブスタンスP][ガストリン放出ペプチド] [ボンベシン][ガラニン][ニューロテンシン]
(2008.04.17)
1950年代、小学校の門前には、いつもではなかったが、露店が出ていることが多かった。どうしても欲しいものを売っていると、現金を取りに一旦家に帰った。あの露店の所場代はどうなっていたのだろう。あれで生活できたんだろうか。その後、どうなったんだろうか。(2007.4〜11)
外国企業や政府が外貨建てで発行する債券のこと。発行主体にとっては低金利、日本人投資家にとっては預金に比べれば高金利という特徴がある。ただ、発行する企業などの格付け、その属する国の信用度に注意を払わなければならない。
外国機関が円建てで発行する債券はサムライ債という。その他のものは債券を参照のこと。(2008.10.01)
将校(しょうこう)は少尉(しょうい)、中尉(ちゅうい)、大尉(たいい)、小佐(しょうさ)、中佐(ちゅうさ)、大佐(たいさ)まで、その上は将官(しょうかん)と呼び、少将(しょうしょう)、中将(ちゅうじょう)、大将(たいしょう)になる。(2008.02.26)
錠剤を飲む前に水またはぬるま湯をひとくち飲んで喉と食道の中をしめらせ、次いで、錠剤を飲み、水またはぬるま湯を再度飲む。これを順守すること。マイコプラズマ肺炎の治療に使われるテトラサイクリン系抗生物質のように、錠剤によっては、食道に張り付きやすいものがあり、最悪、食道に穴があく。特に高齢者は食道の中が乾き気味なので、最初のひとくちを怠らないこと。
薬によっては、牛乳で飲むとほとんど吸収されなくなるもの、グレープフルーツで飲むと中毒症状がでるものがある。また、ついでに書いておくが、飲まないと命にかかわる可能性のあるワーファリンという薬は、納豆をたくさん食べたり、”健康食品”として売られているクロレラをとると効果がうすくなる。(2007.4〜11)
しょうさん。nitric acid。HNO3。オキソ酸。強酸で、酸化作用も強い。刺激臭がある。光により分解して二酸化窒素(NO2)を生成する。爆薬、染料、肥料などの化学工業製品の原料となっている。強酸御三家も参照のこと。(2008.06.02)
しょうさんご。罵倒語の反対語で、相手をほめる時に使うが、罵倒語同様、日本語には少ない。日本語には婉曲表現というものがある。(2009.06.15)
しようせい。水に溶けにくく、油(脂)に溶けやすい物質の性質。極性は低く、疎水性は高い。有機化合物では、ヒドロキシ基(−OH)が多いほど脂溶性は低くなる。脂溶性の高低の指標としては有機溶媒のオクタノールに対する溶解度で判断することになっている。
対義語は水溶性。(2008.09.27)
しようせいやくぶつ。内服薬や、注射薬、舌下錠にしろ、現在使われている薬の多くは脂溶性が高い。脂溶性が高いということは、水溶性が低いということで、どのような経路で体内に入ったにせよ血液中では、その大部分はアルブミンに結合している。結合していない一部が薬として作用する。
尿のなかへの排泄には、肝臓で抱合という化学変化を受けて、水溶性が高まる必要がある。そこで、水溶性薬物に比べて長く体に留まる。特に、肝臓と腎臓の機能が未熟な新生児や、機能が低下した高齢者、腎不全の患者さんでは、血中半減期が大幅に延長するので、薬の体内への蓄積に注意しなければならない。特に脂溶性が高い薬は、代謝されたのち、尿ではなく胆汁酸やコレステロールとともにミセルコロイドを形成して胆汁の中に出てきて、腸肝循環を繰り返す。
一般に脳に作用する薬に脂溶性の高いものが多い。対語は水溶性薬物。(2008.10.19)
中国起源の言葉。身の回りに関する意見、うわさ、空想など小さな物事を書いた書物。これに対して、大説は、四書五経のように、国家や政治に対する意見を述べたもの。(2007.4〜11)
じょうし。本を出版すること。梓(あずさ)の板を版木として使ったことに由来する。先日、「群書類従」の版木置場であった場所を見つけた。その版木は、17,244枚あり、渋谷の温故学会に保存されている。(2007.4〜11)
しょうしょ。天皇の命令、即ち、詔(みことのり)を伝える文書。国会に関しては、国会の召集詔書(国会法第1条)、衆議院解散(慣例)、衆議院議員の総選挙(慣例)、参議院議員の通常選挙(慣例)の公示が詔書により施行される。(2009.08.16)
しょうじょう。中国の伝説上の動物で、言葉がわかり、赤い顔は人に似て、体は猿のようで、酒を好むとされている。(2007.4〜11)
ユリ科の多年草。赤い花を猩々に例え、葉を袴(はかま)に例えて命名された。(2007.4〜11)
しょうじょうひ。猩々の顔のような真っ赤な血の色。 HTML color code:e13700。(2008.06.10) |
じょうしんこ。うるち米(もちとうるち参照)を細かく製粉したもの。団子、外郎(ういろう)、草餅、柏餅などに使われる。(2007.4〜11)
しょうせっかい。水酸化カルシウム Ca(OH)2のこと。水溶液は塩基性(アルカリ性)。生石灰(せいせっかい)に水を加えると生成する。酸性土壌の中和、コンニャクの製造、グラウンドに線を引くのに使われる。漆喰(しっくい)の原料ともなる。また、岩登りの一分野であるフリークライミングでは、使用する唯一の道具として使われる。(2007.4〜11)
しょうちゅうおつるい。穀類(米、麦、芋、酒かす、黒糖、そばなど)を原料として、単式蒸留器で蒸留して作る。単式蒸留器には、常圧蒸留器と減圧蒸留器があり、前者では約100℃で蒸留するので、原料の香りが生きる。クセがあり個性が強い。乙類の中でも、”本格焼酎”とうたっているのがこれに該当する(飲み過ぎ注意。芋焼酎、そば焼酎は翌日の息が臭くなる)。後者では約50℃で蒸留するので、香り成分があまり抽出されず、穏やかな味わいとなる。焼酎甲類も参照のこと。
2006年5月の酒税法改正によってラベルには、「焼酎乙類」に加えて、「単式蒸留焼酎」、「本格焼酎」等の表記が認められるようになった。九州産のものが多い。40年くらい前には、熊本の「美少年」というやや甘口の日本酒を南限として、それより南は焼酎の世界と言われていたが、今はどうなっているか知らない。
減圧蒸留は引火性のある有機溶媒などを精製したり、純度を上げるために発達してきた技術。時々大学などの化学実習で爆発したり、火事になったりするのはこれに失敗したためであることが多い。有機化学実験室には衣服が燃えだした際の対処法として、シャワーの設備もあるので、軽傷ですむ場合が多い。なま暖かく見守って欲しい。(2008.06.14)
しょうちゅうこうるい。穀類を原料に、連続式蒸留器によって製造され、エタノールの水溶液に近い酒。エタノール自身に弱い甘味があるので、度数の高いものではかすかな甘みがある。ホワイトリカーとも呼ばれる。そのまま飲むのではなく、炭酸、ウーロン茶、梅などで割って飲んだり、梅酒の原料にしたりする。焼酎乙類も参照のこと。
いわゆる”韓国焼酎”は、併合時代に日本から伝わった連続式蒸留方式で製造したエチルアルコールを水で薄め、アスパルテーム、ステビアなどの甘味料とクエン酸、乳酸などの保存料を添加し、アミノ酸で旨味をつけたものが主流で、日本の酒造法ではそういった化合物の添加は認められないので、焼酎ではなく”スピリッツ類”という扱いになる。原価が安いので、利幅を増やすため、セコい居酒屋では、客の目が届かない場所で、”ウーロン割り”とか”梅割り”のベースとして使う。(2008.06.14)
しょうちょう。胃と大腸の間の消化管で、長さ約6m。飲食した物の消化と吸収の大部分が小腸でおこなわれる。膵液、胆汁、腸液の3種類の消化液が分泌される。小腸は、さらに、十二指腸、空腸、回腸に分かれる。(2008.01.06)
しょうどうがい。消費者が突然情動に駆(か)られて、購買予定にないものを買ってしまうこと。そこには、”次の給料日まであといくら使える金があるか?”、”その品物は本当に必要か?”などの理性的な判断は無視される。
情動には三位一体脳説でいう旧哺乳類脳、すなわち、大脳辺縁系が関与する。理性的な判断は前頭葉と深く関係している。つまり、前頭葉の機能と辺縁系の機能がせめぎ合い、前者が勝てば計画的な購入、後者が勝てば衝動買いをしてしまうことになる。
衝動買いを防ぐには、前頭葉の不活発な深夜のテレビショッピング、周囲の影響で辺縁系が活性化されるバーゲンセールなどを避ければ良いことになる。しかし、たまにする衝動買いは楽しい。(2008.01.20)
皇居(江戸城)を起点とした呼び方。(2007.4〜11)
1950年、電化された時(80系)にはじまる東海道線の車体の色のこと。オレンジと緑のあのツートンカラー。ミカンとお茶の色。横須賀線のスカ色と同様に、両色はほぼ補色関係にある。
オレンジ。 HTML color code:ef810f。 |
緑2号。 HTML color code:354f33。 |
(2009.03.22)
中国人が日本人を呼ぶときに使う侮蔑語。中国語での読み方は”シャオリーベン”らしい。日本鬼子(リーベングイズ)ともいう。(2008.02.26)
個人や家庭で使用するために購入する製品のこと。乗用車、家具、家電製品、衣料、食品など。また、耐久消費財(原則として想定耐用年数が1年以上で比較的購入価格が高いもの)と非耐久消費財(衣料、食品など)に区分することもある。
なお、同じ商品でも業務用に使用される場合は、中間財(中間財と資本財を参照のこと)や生産財になる。(2009.08.29)
貨幣を支出することで消費財を購入すること。(2009.08.29)
しょうひょうしょるい。見積書、納品書、請求書、領収書、支払証明書など、取引の内容を明らかにできる証拠書類。どの書類が証憑書類に該当するかは、書類の形式ではなく、何のために作成したかで判断する。例えば、通話記録とか、議事録などが該当する場合がある。
証憑書類には2種類あり、外部証拠書類は取引の相手から受け取った書類、もう一つの内部証拠書類は自分で作成(発行)した書類。前者は原本を、後者は原本は相手に渡っているので、控えを保存することになる。(2008.07.31)
しょうべんいっちょうくそはっちょう。行軍中に列から離れて小便をすると隊から1町(約110m)遅れ、糞をすると8町(約870m)遅れる。本隊に追い付くには大変な体力の消耗があるという旧陸軍の格言。
登山中には声をかけ、全員それが終わるのを待つのが鉄則。冬山では、黙って靴ひもを直している間に仲間を見失って遭難したという実例が結構ある。最後尾を歩くことになっているので、リーダーがこれで遭難する例が多い。特にホワイトアウトは要注意。(2008.06.11)
しょうやく。鉱物、動物、植物など、天然に存在する薬効の期待される成分を含む資源を、有効成分を抽出することなく用いる薬のこと。従って、生薬は、”湿った”薬を意味する言葉ではない。加工を加えても、干したり粉砕したりと、抽出操作を伴わない。経口与薬か貼薬として使う。
医薬品としてより、有効成分を抽出する前の原料として扱うことが多い。
例:阿片、朝鮮人参、附子、芒硝、麻黄、喫人、マクリ、ロート根。
日本薬局方の生薬総則に「医薬品各条の生薬は、動植物の薬用とする部分、細胞内容物、分泌物、抽出物又は鉱物などであり」と記されている。これが正式の生薬の定義。(2008.08.29)
4月29日。1989年(昭和64年)1月7日、昭和天皇崩御により天皇誕生日から”みどりの日”に変更になり、2005年議員立法で”昭和の日”に祝日の名称変更が議決された。施行は2007年から。
この日は、1946年東京裁判(極東国際軍事裁判)において、東條英機元首相ら28名が起訴された日でもある。天皇誕生日参照のこと。(2007.4〜11)
ビデオがなかったので、初期のテレビドラマは生放送。放送中に、火事になったこともあったという。(2007.4〜11)
しょくせんきようせんざい。食器洗い乾燥機用洗剤。泡が立たない、手洗いを前提にしている台所用に比べてアルカリ性が高い、高温(60°C)で使用されるなどの特徴がある。専用の洗剤を使わないとトラブルのもととなる。下記は自宅使用の洗剤。
アルカリ剤は洗浄液を界面活性剤の洗浄作用の最も高いpHにするだけでなく、それ自身が汚れに含まれる油脂と結びつき、洗浄作用のある石鹸に変化させるすぐれもの。水軟化剤は洗浄作用を損なうマグネシウムやカルシウムを沈澱させて、洗浄液を軟水に変える。漂白剤や蛋白質分解酵素は手洗いを前提としていないので使用できる。結果として、主成分の界面活性剤は1%しか含まれないので、生分解性は高いと予想される。100%が界面活性剤の”環境にやさしい天然成分でできた安心な洗剤”とは大きな違いだ。
食洗機を使い始めてから11年。故障も含め、トラブルは一度もない。(2008.11.26)
くんくん臭いをかいで確かめるのは、食品が腐敗しているかどうかを見ているわけで、食中毒の原因となる食品かどうかは分からない。(2007.4〜11)
食品衛生法上の分類。1995年(平成7年)の食品衛生法の改正により、食品添加物は以下に示すように分類される。
使用目的別分類
(2008.10.04)
『食品添加物は一切使用していないので、安心です。』というフレーズを耳にすることが多くなった。同じ寒天が、心太では原材料なので食品で、増粘剤として使用すると食品添加物となる。一度、『安心』のために寒天を含まない水だけで作った心太を食べてみたい。(2008.10.05)
しょくひんようにゅうかざい。乳化剤については、エマルジョンの項目で説明した。乳化剤は2つの性質の異なる液体の境界面に作用して均一なコロイド分散系(エマルジョン)を作る両親媒性分子のこと。
厚労省の「食品添加物の表示に関する通知」によれば、「食品に乳化、分散、浸透、洗浄、起泡、消泡、離型等の目的で使用される添加物及びその製剤」を乳化剤と呼ぶ。
(2008.10.04)
plant sterol。フィトステロール (phytosterol) とも呼ぶ。コレステロールに似た構造の疎水性の高い化合物で、動物細胞のコレステロールのように植物の細胞膜の構成成分のひとつ。豆類、穀類の胚芽に多く含まれるが、食べても小腸での吸収は悪い。主成分ではないが、大豆油や菜種油にも存在する。
植物ステロールはコレステロールの小腸での吸収を抑制すると言われている。そのメカニズムは、水に不溶のコレステロールは小腸で、リン脂質、コレステロール、胆汁酸の3者で形成されるミセルコロイドの中に入り込んで腸肝循環に加わるが、植物ステロールはコレステロールの代わりにコロイドに入り込み、コレステロールと競合するというもの。しかし、この説が本当ならば、小腸で殆ど吸収されない植物ステロールが小腸でよく吸収されなければならない。ここに大きな齟齬がある。
実験動物のラットは植物ステロールをよく吸収するので、ヒトではなくラットのダイエットには植物ステロールが有効かも知れない。なお、この理由でラットはコレステロールと肥満に関する研究のモデル動物として不適であるという意見もある。(2008.11.03)
しょくぶつせんい。主成分はセルロース。
- 種子毛繊維
- 綿花、カッポクなど
- 靭皮繊維
- 大麻、亜麻、楮、雁皮、三椏、サラゴなど
- 葉脈繊維
- サイザル麻、アナナス繊維(パイナップル)
- 葉柄繊維
- マニラ麻、芭蕉、バナナの繊維
- 果実繊維
- ヤシ繊維、ヘチマ
- 茎幹繊維
- ムギワラ、竹、シュロなど
繊維から派生した項目。(2008.12.05)
単に細胞を保護しているだけでなく、様々な酵素が存在し機能しているらしいが、詳細は不明な点が多い。以下の3層から構成される。
- 一次壁
- 分裂した細胞がまず作る細胞壁で、二次壁に比べ軟らかく、伸縮性があるので細胞の成長に伴って引き伸ばされる。セルロース(25〜30%)、へミセルロース(25%)、ペクチン(30%)を含有する。篩管や表皮の細胞で厚い。
- 二次壁
- 成長した細胞の一次壁の内側に形成される。セルロースを約60%含有し、リグニンも沈着するので、硬い。導管細胞や仮導管細胞で厚い。
- 中層
- 別名、中葉(middle lamella)、細胞間層(intercellular layer)。一次壁の外側に存在し、細胞壁どうしの接着に関与している。主成分はペクチン。
(2010.03.06)
しょくふん。ウサギの糞には、乾いた固い糞と盲腸からでるねっとりとした糞がある。後者の糞は夜中に出て、腸内細菌の合成した栄養素を含み、これを食べることで栄養の補給をしている。(2007.4〜11)
近代において、欧米列強が武力などの力を用いて、自国の支配下に置いた地域のこと。主権を認めず、工業原料の供給地、または、モノカルチャー(サトウキビ、天然ゴム、コーヒー豆など主食とならない商品作物の栽培)を大々的に行わせた(プランテーション)りして、一方的に収奪を行った。また、本国の独占的な市場としたり、労働力(奴隷)を供給させたりもした。属国も参照のこと。(2008.05.17)
種類による大きな違いは見当たらない。(2009.11.07)
- 品目別自給率
- 例:穀物自給率
- 総合食料自給率
- 供給熱量総合食料自給率(カロリーベースの自給率)
- 金額(生産額)ベースの総合食料自給率(金額ベースの自給率)
上記の食糧自給率のなかで、農林水産省が多用しているのはカロリーベースの自給率。この指標は日本独自のもので、公表されている外国の値についても農水省で試算したものだが、どのデーターを基に計算したのかは明確でない。その計算法を見ると、
カロリーベースの自給率=(国民1人1日当たりの国内生産カロリー)÷(国民1人1日当たりの消費カロリー)
分数の分子の値も分母の値も幾らでも恣意的に選ぶことができるように見える。
何らかの原因で十分な食糧輸入が確保できなくなった場合、日本で生産する農産物はカロリー確保を目的とした品目に変わらざるを得なくなる。そうすると、この値はかなり変化するだろう。つまり、平時の値は役に立たないのではないか。(2008.10.10)
しょし。法律上の婚姻関係にない両親から生まれた実子。非嫡出子(ひちゃくしゅつし)、婚外子とも呼ぶ。父親に認知されないと母親の私生児ということになる。万一、もめ事に巻き込まれたとき、言葉を正確に使わないと取り返しのつかない齟齬をきたす。あまり使わない言葉だが、厳粛なる事実ということも有り得るので、憶えておいた方が良いと思う。反対語:嫡子(ちゃくし)、嫡出子。(2008.08.20)
朝鮮語。読みはジョジュンドン。韓国の総合日刊紙の朝鮮日報、中央日報、東亜日報の略。いずれも保守系で、2008年7月現在で、新聞市場の約6〜7割を占める。左派系の新聞にはハンギョレ新聞や京郷新聞があり、野党が応援している。
”朝中東”は日本に関する記事を除けばkの国にしては割とまともな記事が多く、日本のマスコミのレベルの低さを痛感させられることもしばしば。(2009.11.01)
エストロゲンとプロゲステロンを併せて女性ホルモンと呼ぶ。いずれもステロイドホルモンで、卵巣から分泌される。(2009.03.11)
じょせいようはかましたおび。”女性用袴”+”下帯”ではなく”女性用”+”袴下帯”。波高島と女体入口や中国語の”珍宝噴射机”程の迫力はないが、この言葉はそれはそれでギョッとする。(2008.10.25)
脂肪酸はほとんど電離しないので非イオン性界面活性剤として扱われる。砂糖のヒドロキシ基(−OH)に食用油脂を分解して作るステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸、オレイン酸などの脂肪酸がエステル結合したもの。主として日本で研究開発されてきた経緯もあり、日本でよく使われる。
用途としては、食品用乳化剤としてホイップクリーム、清涼飲料水、カレールー、ケーキなどの製造と化粧品、医薬品への添加など。
脂肪酸を製造する段階で、充分に化学工業的な手段を取るが、それを隠して、”天然”、”自然”、”環境”などを売り物にした洗剤に好まれて使用される。洗浄力は弱い。(2008.11.02)
スコッチウイスキー。プラザ合意以前はありがたがっていた。海外旅行で、免税品店で買うお土産の定番であった。(2007.4〜11)
しょにちふさんにゅう。民法における期間の計算では、初日不算入が原則(民法第140条)。契約などの翌日を1日目とする。そこで、初日を参入する時は、”当日から起算する”などと明記される。そのことを初日算入(即日起算)という。(2009.07.16)
しょばだい。的屋(てきや)がお祭りなどで露店を出す時の上納金。どこに店を置くかは、その土地を仕切っている的屋が、棒を使って区割りをし、割り当てた。棒の長さが、間口の広さになる。(2007.4〜11)
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