サイトマップ // C言語講座>言葉は記憶の彼方へ>むあ←めあ←めと→もあ
”めど”とも”もくと”とも読む。少し古い書き方では、”目処”。この場合は”めど”と読む。めあて、見込み、目標などの意味で使う。(2007.4〜11)
melatonin、N-acetyl-5-methoxytryptamine。脳の松果体で生成・分泌されるホルモンで、化学的にはインドールアミン誘導体に分類される。トリプトファンからセロトニンを経て生合成される。
セロトニン、ドーパミン、グルタミン酸、GABA、その他の神経伝達物質と異なり、血液脳関門を通過できるので、内服したメラトニンは脳へも到達する。
メラトニンの血中濃度は昼に低く、夜に高くなり、メラトニンの合成が障害されると睡眠障害を起こす。米国ではサプリメントとして市販されているが、日本の薬事法では”業”として輸入、製造、販売が禁止されている。個人輸入は可能だが、原材料に牛の松果体を使ったものは厚労省によってBSEの危険性が指摘されている。
ドイツでは、夜間に無灯火の状態で搾乳したメラトニンを多く含む牛乳が市販されており、これを温めて寝る前に飲むと入眠を助けるという。(2009.06.10)
英語で、”melancholy”。最近ではこの言葉を使う人が減ってきて、若い人に聞いても意味を知らない人が多い。”憂鬱な気分”のこと。語源は黒い(melan)胆汁(chol)である。憂鬱な状態が続くと胃潰瘍になり、胃から出血すると血液中の鉄と胃酸が反応して黒くなる。これを吐くと黒い吐瀉物(としゃぶつ)が、腸の方へまわると真っ黒な便が出る。昔の人はこれを”黒い胆汁”が出たと思ってこの言葉ができた。
黒いものを吐いたり、便が真っ黒だったら、即、病院へ。(2007.4〜11)
小麦粉のこと。今ではこう呼ぶ人は少なくなったが、メリケンとはアメリカンからきている。メリケン波止場、メリケンサックも。(2007.4〜11)
難度の高い宛字で、”メリヤス”と読む。縦横両方向に伸縮性のあるメリヤス編み、及び、メリヤス編みの布のこと。江戸時代に輸入が始まり、語源はポルトガル語の”meias(メイアス)”。この言葉は、1950年代中頃までは、肌着の代名詞として使われた。(2009.09.08)
チオールのこと。一般式、R−S−H。悪臭のもと。腐った臭いとか、毛髪の焦げる臭いはこれが発生するため。有機化学の実験でよく使われるが、皮膚に吸着され、体からウ○コの臭いが抜けなくなる。電車に乗るとき、気が弱る。低級脂肪酸も臭い。(2007.4〜11)
めんじつゆ。cotton seed oil。ワタの種子を絞って得られる油脂。本邦へは半製品として輸入され、精製したものが高級な食用油として利用される。製油の過程で、有毒なゴシポール、リン脂質、固体の油を除去する。このステップで得られる固体の油にはステアリン酸が多く含まれ、”綿実ステアリン”と呼ばれ、マーガリンやショートニングの原料となる。
脂肪酸組成は、約50%を不飽和脂肪酸のリノール酸が、約20〜30%を飽和脂肪酸であるパルミチン酸が占めるが、α−リノレン酸、ミリスチン酸は少ない。
加熱しても酸化しにくいので、サラダ油、フライ油、ツナ缶の油漬け用などに使われる。また、そうめんの製造の際、乾燥に先立って伸ばした麺の表面に塗るのも綿実油。(2009.08.03)
めんじゅうふくはい。表向きは従うそぶりを見せるが、心の中では背いていること。立場の弱い人が理不尽な目に会うと、こうなる。(2007.4〜11)
めんせんき。現在では死語になっている。過去に使われていた軍隊用語と医学用語で、洗面器のこと。ちなみに、靴下に似たものが平安時代には下靴(したくつ)と呼ばれていた。現在の義務教育課程では、上履のことを上靴と呼び、その対語として土足のことを下靴と呼んでいる学校もあるようだ。気に入らないネーミングの仕方だと、個人としては感じる。(2008.10.29)
メンタルヘルスからできた2チャンネル用語で、精神科にかかっている人達の事。それを自称するのが”偽メンヘラ”。(2009.03.23)
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