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シアン化水素(HCN)のこと。常温で気体。青酸ガスともいう。ミトコンドリアの呼吸を止めるので、猛毒。輸入したバナナの害虫を殺すために、このガスで薫蒸(くんじょう)する。アーモンドの未熟な果実に似た臭いがある。私の好きな臭いのひとつ。
青酸カリなどは長時間おくとビンの中で一部が分解して、青酸ガスとなる。ビンのフタをあける時、特に500gビンには要注意。日常生活では、青酸配糖体にご注意。(2007.4〜11)
生産者(企業)が製品やサービスを生産するために購入、使用する原料、設備のこと。同じ物品でも、個人が自分のために購入、使用する物は消費財となる。誰が、何の目的で使用するかで、生産財か消費財かに分かれる。
日本の輸出品目に特徴的なのは、工作機械などの生産財(産業財)が多いということがあげられる。景気の影響は生産財と消費財で異なる点に留意する必要がある。(2009.08.08)
青酸の配糖体。自然界に広く存在する。ウメのタネ(天神様)にはアミグダリン、キャッサバにはリナマリンという青酸配糖体が含まれる。いずれも、胃酸または腸粘膜のα−グルコシダーゼという酵素で分解され、青酸が発生して、中毒する。(2007.4〜11)
せいしえいせい。赤道上空約3万6千キロメートルの静止軌道上を1日24時間の周期で公転している衛星のこと。(2008.09.08)
せいせっかい。酸化カルシウム(CaO)のこと。主として、セメントの原料として使われる。カーバイト、消石灰の原料ともなる。(2007.4〜11)
せいじょうやさい。日本には生野菜を食べる習慣はなかった。大戦後、日本に進駐してきた進駐軍は、生野菜を食べた。下肥で育てた野菜には回虫をはじめ寄生虫感染の危険があるので、GHQの指導により、野菜を化学肥料で育て、進駐軍に供給した。この野菜を、特に、”清浄野菜”と言った。この言葉は死語になったかも知れない。日本人が生野菜を普通に食べるようになったのはさらに遅れ、東京五輪の後ではないかと、記憶する。
戦後の一時期、調布飛行場の中に巨大な温室が何棟もあったという。ここで作られた”清浄野菜”は進駐軍用だったと聞いた。(2007.4〜11)
大戦後、ストレプトマイシンにより、結核の治癒が可能になった。このためサナトリウムが不要となり、多くの結核病院の経営が成りたたなくなり、精神病院へ鞍替えした。精神病院には、専門医のいたもともとの病院と、鞍替え組とがある。(2007.4〜11)
せいしんぶんれつびょう。半ば死語。名前が恐ろしいので、”統合失調症”と改められた。でも、まだ名前としては恐ろしいと思う。(2007.4〜11)
せいちょうてん。植物の根や茎の先端にあり、細胞分裂の盛んな部位のこと。根や茎が伸びる方向への成長に関与している。成長点からはずれた細胞は、今度は分裂ではなく、サイズが大きくなる。一方、根や茎の太くなる成長に関与している細胞は、根や茎の周囲にあり、細胞分裂を行っている形成層。
以前は、生長点におけるそれを”成長”、サイズが大きくなる現象を”生長”という言葉で区別していた。
「朝顔に 釣瓶とられて もらい水」加賀の千代女。
(2007.4〜11)
脳下垂体前葉から、主として夜中に分泌されるペプチドホルモン。子供では身長をのばしたりなど、成長を促進する。大人では、代謝を高め組織の修復を促進する。夜更かしをすると肌が荒れるのは、成長ホルモンの分泌が十分でなくなるためと言われている。成長ホルモン分泌不全性低身長症では、国の補助のもと、成長ホルモンを注射する。
外見を重視するので、美容整形が盛んな韓国では、小学生時代に身長を高めるため、目標は180cmが多いらしいが、成長ホルモンの注射を受ける子が多いという。この注射は非常に痛いので、子供は嫌がるという。費用は年間で約120万円。(2008.01.09)
医薬品の分類名のひとつ。ワクチン、トキソイド、抗毒素製剤、および血液製剤をあわせて生物学的製剤という。共通項は、培養細胞や生物の作りだした特定の蛋白質であること。
最近の注目はモノクローナル抗体を製剤したもの。名前の語尾が”−mab”となっているので区別がつく。(2009.09.05)
西洋弟切草。学名:Hypericum perforatum。ツバキ目、オトギリソウ科に属するヨーロッパ原産の多年草。ハーブとして利用されてきたが、”副作用の弊害が少なく、鬱症状の改善、イライラを抑え意欲や気分を高める効果、睡眠障害を解消、眠りの質の改善などをうたったサプリメント”として通販で扱われている。ハーブやサプリメントが効能をうたえば薬事法違反だが、鬱病については、治療に有効であるという報告と、無効であるという報告がある。有効とする報告では、SSRIと同様な効果を仮定している。
セイヨウオトギリソウを家畜が摂取すると、光過敏感反応、中枢神経抑圧、流産または最悪死をもたらす場合もあるという事なので、有毒なのは確からしい。まあ、その有毒成分に恐らく薬効があるのだろうが。セイヨウオトギリソウを含む製品を摂取すると、肝臓の薬物代謝酵素の誘導が起こり、様々な薬の効果が減殺されることが知られている。やめといた方が無難。
日本のオトギリソウは薬草として止血に使われていた。(2009.07.08)
せいれいしていとし。地方自治法第252条の19に基づいて、政令で指定する人口50万以上の市。
2008年9月10日現在、全国で17の政令指定都市があるが、そのうち8つは東京大阪近郊の市。東海道メガロポリスでは11、太平洋ベルト地帯となると14市。(2008.09.10)
せいろがん。日露戦争(1904−1905)頃から使われている止瀉薬(下痢止め)。もともとは日露戦争勝利に因んで、征露丸という名前だった。主成分はタール。タールは毒性が高く、木材の腐食を防ぐ防腐剤として使用されているが、薬として使われるようになったのは、当時は薬事法ができたばかりで、不備が沢山あったためと言われている。
日本特有の大衆薬。2倍程度の量の内服でも、腸に穴があくことがあるので、要注意。(2007.4〜11)
ベンケイソウ科の多肉植物。ハカラメ(葉から芽)、トウロウソウ、コダカラソウ、グッドラックリーフ、マザーリーフ、ミラクルリーフなど、様々な名前で呼ばれているが、正式な和名は不明。学名は”Bryophyllum pinnatum (Lam.) Oaken”。南アフリカ原産とされるが、原産地不明ともいわれる。どうも出自が不明な植物。しかし、現在、熱帯、亜熱帯で野生化したものが、あちこちで自生しており、日本でも沖縄、奄美大島、小笠原では雑草に仲間入りしている。
葉をむしり取っておくと、葉のフチから小さな葉と根をもったあらだな個体が多数できる。そのため、ハカラメ(葉から芽)と呼ばれることも多い。また、2年目の冬に花が咲き枯れるが、その際には全体から無数の”芽”がでてくる。もし、地球温暖化が進んで本州が亜熱帯化すれば、この植物が露天でも冬を越せるようになるので、はびこると考えられる。(2007.4〜11)
何れの地へも訪問致しておりませぬ。日本三大がっかり名所も参照のこと。
(2009.05.14)
JALはどうなる?(2009.10.04)
メソポタミア文明、エジプト文明、インダス文明、黄河文明のこと。下記の共通点がある。
韓国では、『世界最古の文明は古代朝鮮が発祥の地であり、その後四大文明に引き継がれたので、韓国を加えて世界五大文明』として学校教育で教えているという。しかし、三国史記の項で取り上げたように、朝鮮半島には西暦1145年以前の文献は存在しない。なお、かの国では、義務教育では世界史を教えないし、大学受験の科目にも世界史は含まれないので、世界史を知らないまま成人する。自国の歴史として教える内容と世界史との整合性が取れないのが、世界史を教えない原因のようだ。(2008.10.08)
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