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青い直線

言葉は記憶の彼方へ(し行2頁目:しす〜しち)

青い直線
  1. 雫石事故
  2. シスターボーイ
  3. シスチン
  4. システイン
  5. 磁性流体
  6. 自然免疫系
  7. 歯槽膿漏
  8. 事大
  9. 自宅警備
  10. 七福神
  11. 七輪
  12. シチューのルー
青い直線

雫石事故

1971年(昭和46年)7月30日、全日空のボーイング727−200と航空自衛隊の訓練中のF−86Fが接触し、双方とも墜落、自衛隊機のパイロットは脱出したが、全日空機の乗員乗客162名が死亡した。 727−200は自動操縦、F−86Fは有視界飛行だったので、マスコミは自衛隊機が民間航空路に入り込み、前方監視も怠ったので、自衛隊機に重大な過失があったとして、大キャンペーンがはられ、自衛隊の評判が著しく下落した。

ところが、実際には戦闘機に旅客機が追突して起こった事故だった。その後の裁判の過程で、全日空機は航空路から12km西へそれ、乗員は昼食をとるため自動操縦にして食事中で、誰も前を見ていなかったことが明らかになるにつれ、マスコミはこの事件に対してほとんど報道しなくなった。裁判の結果は双方に責任ありということで決着した。

民間航空機に不利で、自衛隊に有利なことはほとんど報道されなかったので、あの事故を知っている人の中で、今でも一方的に自衛隊機が悪いと思っている人がかなりいるのではないだろうか。(2008.07.25)

シスターボーイ

和製英語、かつ、死語。1960年前後に使われた。なよなよとした青年のこと。紫色の衣装で女装していた丸山明宏(美輪明宏)を指して使われたとされる。(2007.4〜11)

シスチン

cystine。アミノ酸システインが酸化されたもの。(2008.10.23)

システイン

cysteine、NC(C(O)=O)CS。20種のアミノ酸の1つ。糖原性アミノ酸で、親水性の非必須アミノ酸。別名、チオセリン。側鎖にチオール基を持つ点に注目。硫黄原子をなかだちとして、蛋白質のシステイン残基(アミノ酸残基参照)どうしでジスルフィド結合で架橋することができる。この結合により、蛋白質の2次構造が変化したり、蛋白質の安定性が高まる。インスリンは2分子のペプチドがシステイン残基で架橋されていることは有名。

皮膚や毛髪に多いケラチンという蛋白質は蛋白質どうしで多数のジスルフィド結合で架橋している。このため硬い。また、燃やすと硫黄の臭いがする。各地に爪や髪を火にくべると”基地外”になる、オシになる、泥棒が入るなど様々な俚言があるのは、この臭いを嫌ったもの。

ムチンという糖蛋白質でできている痰(たん)は外分泌後の時間経過とともに、分子どうしのジスルフィド結合が増加して粘着性が高くなり、排出が困難になる。去痰薬(きょたんやく)の中にはジスルフィド結合を切断して痰の粘度を下げて働くシステイン系のものもある。(2008.10.23)

磁性流体

じせいりゅうたい。磁性流体は固体であるべき磁性体の性質を持った流体。磁性流体は、界面活性剤でおおわれた強磁性超微粒子のサスペンジョン。強磁性超微粒子としては、直径約10nm(国際単位系の接頭辞参照)のマグネタイト(Fe2+Fe3+)等が使われる。磁石を近づけると一時的に変形し、奇妙な挙動をする。様々な工業分野での応用が検討されていて、一部は実用化されている。(2007.4〜11)

自然免疫系

しぜんめんえきけい。組織においてはマクロファージが、血液中においては好中球が、侵入してきた細菌をとりあえず食べることにより発揮される免疫機能。どの種類の細菌かは問わずに発揮される。対語は獲得免疫系

自然免疫は次の2つの系により促進される。

(2008.10.03)

歯槽膿漏

しそうのうろう。奥さんにお願い。寝ているときに、口をこじ開けて歯を点検しないで下さい。動物園のカバではないのだから。(2007.4〜11)

事大

中華世界では”大”には絶対的な支配者、つまり明や清などの皇帝、という意味がある。朝鮮やベトナムなどの中華に朝貢 していた弱小国が、中華に事(つか)えるとことを言った。孟子の「以小事大」が語源。現在では、国と国との関係だけでなく、個人のそのような生き方について、侮蔑語として使うことがある。(2008.05.17)

自宅警備

じたくけいび。2チャンネル用語で、ニートのこと。ニートの人がニートである自分を卑下したり、ニートでない人がニートの人を揶揄(やゆ)する時につかう。2007年夏頃から使われるようになったようだ。後者の使い方をするときは、”炎上注意”。(2007.12.06)

七福神

しちふくじん。江戸時代には、正月二日、宝船に乗り込んだ七福神の絵を枕の下に入れて寝ると、吉夢が見られるとされていた。

お 名 前 読  み  方
恵比寿 えびす
大黒天 だいこくてん
毘沙門天 びしゃもんてん
弁才天 べんざいてん
福禄寿 ふくろくじゅ
寿老人 じゅろうじん
布袋 ほてい

「宝船すりこぎ六本なべ一つ」、柳多留、40篇、14丁

「弁天が布袋に変わるおめでたさ」、柳多留、37篇、40丁

(2007.4〜11)

七輪

しちりん。珪藻土を焼き固めて作られる。小型のものは、温泉旅館などで、客のテーブルで鍋物などの加熱用に使われる。主力は練炭を燃やすためのもの。七輪と練炭の組み合わせは、サンマを焼くには最強。ただし、屋内は勿論、ベランダでの使用も避ける。(2007.4〜11)

シチューのルー

ホワイトシチューのルーの注意書きに、”いったん火を止めてからルーを入れて下さい。”と書いてある。火を止めてから、鍋の中身の温度が80°Cまで下がってからルーを入れるのを短く記述したもの。再加熱の際、ルーに含まれるデンプンが糊になるが、十分冷めていないと”ダマ”ができてしまう。鍋を濡れたフキンの上に置いて約5から10分。これを守ると、驚くほどなめらかなホワイトシチューができあがる。プロが作ったもののようだ。お試しあれ。

”Save money!”ということで、ルーは小麦粉とバターで作るので、ルーを購入することはないが、多分上記のように作ればよいと思う。カレーについても、その効果は見えないが、多分、同じだと思う。(2008.02.10)

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