サイトマップ // C言語講座>言葉は記憶の彼方へ>ひと←ふあ←ふし←ふり→へあ
錻力、鉄葉と書いて、ブリキと読ませる。スズメッキした鋼板のこと。トタンは亜鉛メッキ。”錻”は国字。(2007.12.27)
1948年9月、社会事業館で開催された大衆運動。当時、マッチは米とともに配給制で、マッチ製造業者は優良品を闇市場に、すっても火のつかないような不良品を配給に回していたという。不良品のマッチは業者に取り替えさせた。これをきっかけにマッチの配給制は廃止になった。同年10月の主婦連設立の契機となった。(2007.4〜11)
前者は一般に使われている言葉だが、後者の呼び方はJIS規格で使われている名称。JISに準拠した理系の文章では後者を使うことが多い。コンピュータ、インバータ、コンパイラ、サーバ、その他語尾が”ー”で終わる言葉も同様。関連事項:pH。
なお、”キュー”はこの限りではない。”キュ”では何のことか分からない(^^;)。(2009.04.11)
fluorescein。顕微鏡観察に用いられる蛍光色素の一種。入浴剤(バスクリン)にも使われている。代表的な誘導体にフルオレセインイソチオシアネート(FITC)がある。
もともと有効な抗菌薬が少なく、耐性菌も多い日和見感染の原因菌の1つ緑膿菌はフルオレセインを産生する。この命名は、この菌に感染した患者の包帯が、蛍光色素のため緑色に変色したため。なお、この緑色と同等の色は、傷薬の赤チンやバスクリンにも見られる。(2008.09.04)
英:fructan。水溶性食物繊維のなかで、スクロースにフラクトースが縮合した三糖以上の多糖類のこと。フラクトースのみの重合でもフルクタン(イヌリンの方がポピュラーな言い方と思う)と呼ぶことがある。フルクタンはラッキョウに特に多く含まれ、麦、玉ねぎ、ニンニク、ゴボウにも多いとされる。その生理的な役割としては、植物、特に、ムギの耐凍性を高める作用があると言われている。
甘味があるが、ヒトでは消化、吸収はできない。腸内細菌(乳酸菌)は利用できる。保湿成分として化粧品に添加されることもある。便秘解消などをうたう健康食品もあるが、効能があるように言えば薬事法違反となる。(2009.06.18)
高齢者にも使いやすい携帯電話機”ふるさとケータイ”をIT戦略本部が開発支援し、2008年1月に具体策を、同3月中にその工程表も策定するという。高齢者の使いやすい携帯として、オペレーターを介しての通話、火事と救急の通報ボタン、その地域の観光情報やバスの運行状況をしらせるなどの機能を持たせるという。
普及するのだろうか?”限界集落”での必要性はどうなのだろうか?このようなひらがな+カタカナのネーミングは受け入れられるのだろうか?新語として定着するだろうか?(2007.12.17)
プルトニウム239は核兵器に使われる。ウランに比べて、少量で臨界に達するので、兵器のサイズが小さくてすむ。しかし、プルトニウム239の純度を上げるためには、約5,000台のプルトニウム239分離専用の遠心分離器を直列につないだ大がかりなシステムが必要である。
プルトニウムは少しずつ核分裂を起こし、α線 を放出する。α線はヘリウムの原子核で、重いので空気中を約1mm飛んで止まり、その際、ヘリウムの原子核の運動エネルギーが熱エネルギーと光エネルギーに変化する。ウランと同様、なま暖かく、暗闇で見ると青白く光っている。プルトニウムを体内に取り込むと、α線にさらされる近くの組織が癌化する可能性が高いので、粉末を吸い込むのは非常に危険。
2007年夏までの情報では、北朝鮮は2〜3台の遠心器を輸入したという。5,000台も自製したとは思えないし、隠し場所も必要なので、プルトニウム型の核兵器を開発しているとは思えない。(2007.4〜11)
本気でボコボコにすること。(2007.4〜11)
ふれい。現在では皇族が御病気になられた時に使う言葉。”御”または”ご”を付けて使う。(2008.12.12)
フレキシブルコンテナバッグ(Flexible Containers)のこと。業界用語。化学繊維でできていて、上部に吊り下げ用のベルトが付いている。穀物、石炭、残土などを詰めて運搬する。容量は200〜3000リットルが一般的。(2009.04.05)
ドイツ語で、”Präparat”。”ä”は、アーウムラウトと読み、”a”の口の形で”e”と発音すれば、大体その音になる。日本の学校教育を受けた人の間で使われる言葉で、光学顕微鏡で観察するために作成した試料のこと。顕微鏡用標本、単に、標本と呼んでも良いだろう。プレパラートでも良いが、国際的には通用しないだろう。(2009.08.15)
brocante(仏語)。俗語で古物商のことを言う。”antique”では、古美術品を扱うことになってしまう。ブロカントと言い換えれば、セコハンとか中古品とかリサイクル品というより、語感が良いのだろう。実態は同じだが。
2009年になって、ブロカントという言葉を冠している店が増加している。サンダルでは売れ行きが悪かったが、”ミュール”という名に変えたらよく売れたという実例がある。”スイーツ脳”の人を扱うコツなのかも知れない。(2008.09.17)
progesterone。黄体ホルモンとも呼ばれる。LHサージとそれに引き続き起こる排卵、その後に排卵後の濾胞から形成される黄体で生産、分泌されるステロイドホルモンのこと。子宮への受精卵の着床準備をするように変化させ、妊娠したら、妊娠を維持させる作用がある。妊娠中期以降では胎盤からも分泌される。(2009.03.11)
ふろしき。ほぼ正方形の布で、ものを包んで運ぶ時に使う。弁当や書類を包むためのものから、布団屋の使う大きいものまで、様々な大きさのものがある。最近、復活のきざしがある。室町時代の末期に、大名が風呂に入る際に着替えを包んだり、足拭きとして使ったのが語源とされているが、確証はない。江戸時代になると、町人が湯屋に行くときに使ったので、この言葉も広まった。大風呂敷も参照のこと。(2007.4〜11)
product carrier。日本語で油槽船。原油を精製して生産する石油精製品(petroleum refined product)を運ぶ。原油や化学的に修飾したものは輸送品目に含まれない。流出事故が起きても揮発するので、原油に比べ安全管理基準は緩い。
下記の2種類に細分される場合があるが、両品目兼用のプロダクト船もある。
- クリーン・タンカー
- 貨油として、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料、白灯油などのクリーン・プロダクト(“白物”)を運ぶ。
- ダーティ・タンカー
- 貨油として、A重油、B重油、C重油、工業用灯油、潤滑油などのダーティ・プロダクト(“黒物”)を運ぶ。
原油(crude oil)は原油タンカー、石油化学品(chemicals)はケミカル・タンカーが運ぶ。(2009.10.21)
proteoglycans。コア(芯)となる蛋白質に一本以上のグリコサミノグリカンが結合した糖蛋白質。グリコサミノグリカンは硫酸基などにより負の電荷を持っている。細胞表面や細胞外マトリックスを構成している。(2008.06.01)
protocol。複数の人が何か同じ行為を実行する時の、あらかじめ定められた手順、或いは、取り決めのこと。例えば、食品の検査機関で何かを分析する際などの手順をこう呼ぶことが多い。個人の判断で変更するのはご法度。愚直なまでにプロトコールに従わねばならない。
通信分野でも良く使われる言葉だが、この場合は人間同士とは限らず、人間対機器、機器対機器でも使われる。(2009.05.18)
floppy disk。floppyとは英語で”ペナペナした”とか”だらしない”という意味で、紙でできた正方形のケースの中に磁性体を塗った合成樹脂の円盤が入っていて、パソコンのフロッピーディスクドライブに差し込むと、円盤が高速回転してデータの読み書きが可能となった。1990年代に出現した時は便利な世の中になったと思った。当時は8インチであったが、その後5.25インチ、3.5インチと小型になったが、3.5インチも2009年3月末日をもって販売中止になる。
フロッピーディスクの出現で何が便利になったかというと、ひとつひとつのデータの長さを一定にしておき、データの先頭にそれぞれのデータの存在する場所の一覧表のようなものを書いておけば、データへのランダムアクセスが可能となったことが大きいと思う。それまではオーディオテープのそれと同様、必要なデータに到着するには先頭から順に読み込まなければならなかった。また、データの長さに拘わらず、後ろの方に書き込んだものを読み出すには相当な時間がかかった。
発売当時、画期的な性能であったばかりでなく、商品名に”ペナペナした”とか”だらしない”という言葉を含むことも驚きだったと記憶する。(2008.10.10)
CH3CH2COOH。悪臭のあるカルボン酸だが、最も分子量の小さな低級脂肪酸でもある。豚舎で発生する悪臭のひとつ(豚小屋の匂いを参照)。食品の保存料として使用されるが、もともと、様々な動植物に含まれている。(2007.4〜11)
propylene glycol、C3H8O2。IUPAC名、1,2−プロパンジオールもよく使われる。融点-59°Cの常温では気化しない無色・無味・無臭の油状液体。吸湿性があり、水と混ざる性質がある。毒性は低い。
不凍液、潤滑剤、保湿剤、食品分野では麺やおにぎりなど食料品の品質改善剤等、医薬品や化粧品の添加剤など広い分野で使用されている。
環境に放出されても、エチレングリコールと同様に微生物によりよく分解される。(2008.11.25)
プロピレングリコールと脂肪酸がエステル結合したもの。食用油脂とプロピレングリコールから合成される。
安全性の高い親油性界面活性剤として食品用乳化剤に使用される。また、プラスチック、化粧品分野でも添加剤として使われる。食品衛生法上の指定添加物。(2008.11.25)
哺乳類では乳汁の分泌を促進するので、乳汁分泌ホルモンとも呼ばれる。両生類ではオタマジャクシがカエルに変態するのを妨げるホルモンとして働く。飼っているオタマジャクシをカエルにしたくないとき、有用。甲状腺ホルモンも参照のこと。(2007.11.30)
prolamine。米の種子に含まれる不消化性の貯蔵蛋白質。水には不溶だが、エタノールには溶ける。その他の代表的な貯蔵蛋白質としては、グルテニンとグロブリンがある。(2009.05.10)
proline、C5H9NO2。アミノ基を持たない環状アミノ酸で、糖原性のある非必須アミノ酸。
コラーゲンに多く含まれるハイドロキシプロリンはプロリンが化学的修飾を受けたもの。この反応にはビタミンCが必要。プロリンが不足する可能性はほとんどないが、ビタミンC不足により壊血病などが起こり得る。(2008.11.08)
ロシア語。労働者階級のこと。無産階級ともいう。マルクスの定義では、生産手段を持たない階層に属する人。1970年頃、特に主張することもなく、ただただお金のない人は、”ルンペンプロレタリアート”と呼ばれていた。(2008.06.07)
front end processor、FEP(フェップ)。現在使っているソフトウエアにキーボードからの入力を加工してそのデータを引き渡すソフトウエアのこと。メモリに常駐させて使う。具体的にはパソコンにおける日本語入力システムがこれに当たる。パソコンの画面上では、トグルスイッチになっている。
古いパソコンユーザーしか知らない言葉で、死語になりつつある。(2008.09.27)
死語に近づいている言葉。MS−DOSなどのOSで、キーボードからのコマンドの入力を待っている(コマンド入力ができる)という表示。具体的には、MS−DOSでは”A>”の表示に続いて、カーソルがブリンク(点滅)している状態。これを体験するには、Windowsでは、”ドス窓”を開く(CUIとCUIの旅を参照のこと)。
パソコンを立ち上げると、表示されたプロンプトが画面を勝手に動き回ったり、墜落したり、生き物のように増殖するソフトを簡単に作ることができた。あわてて色々なキーを押しても、キー入力を受け付けないようにしておく。やむなくリセットすると、またそのソフトが自動的に立ち上がる。あの頃は、システムが非常に脆弱だった。(2007.12.20)
ぶんかざいほごほう。1950年5月30日、無形文化財、有形文化財、天然記念物などの定義、取り扱いに関する法律。もしあなたの自宅新築工事で埋蔵文化財が発見された場合、それを記録保存するため工事は中断、費用は原則あなたが負担することになる。それを回避するため、夜陰に乗じてこっそり・・・。(2007.4〜11)
ふたつの言葉の意味について、愚生は以下のように解釈している。
たまにはこんなことも考えてみたい。(2010.02.21)
英名、Branched Chain Amino Acidを略して、BCAAとも呼ばれる。アミノ酸のロイシン、イソロイシン、バリンがこの分類に属する。筋肉、脂肪組織、腎臓、脳で酸化される。肝臓にはこれらのアミノ酸のアミノトランスフェラーゼが存在しない。
分枝アミノ酸の代謝に関与するα−ケト酸脱水素酵素複合体の活性が遺伝的に低いとメープルシロップ尿症となる。症状は重い。これに対処するため分枝アミノ酸除去ミルクもある。(2008.11.11)
ぶんしふるい。親水性の高い多糖類に属するデキストランの溶液を有機溶媒の中でエマルジョンにする。こうすることにより、デキストランの溶液は微細な液滴となる。その状態でデキストラン分子どうしを架橋する。結果として、分子レベルの網目をもった不溶性の微粒子ができる。架橋の程度を変えることにより様々なサイズの網目をもった分子篩を作ることができる。篩なので直感的には分子量の小さいものが先に出てくるが、この篩では逆に分子量の大きいものから順に出てくる。蛋白質などの高分子の分離精製に使用する。
デキストランを例にあげたが、他の高分子材料で作り高圧に耐えるのでHPLCで使われるものなど現在では用途が広がっている。(2008.11.06)
分母より分子が小さいのが、真分数、分子の方が大きいのを仮分数という。こんな言葉は忘れてもかまわないと思う。でも、三分の一と三分の二の違いはわかって欲しい。わからない人が、結構いるということだ。(2007.4〜11)
タモリの古い持ちネタ。北朝鮮のニュースキャスターのニュースの読み方をハナモゲラ語で表した。
踏んだら孕んだ!
孕んだ振る降る般若だ!
童貞擦る無駄、フン出る春巻きはむ無理!
チン毛ちぎり、看板塗る飛騨!
安眠煮る焼酎!
安打!?半田ゴテ適時打!!
原チャリ盗んだ!
よくちょん切れるハサミだ!
タンベ、チョッパリ、チョンガー、ケッセキ、テッカリ、デノム、白丁(ペッチョン)。朝鮮語は侮蔑語や罵倒語が豊富な言語と言われているが、それにしても発音が汚い。テレビドラマなどの日本版では、字幕スーパーを使って朝鮮語をそのまま流すと聞くに堪えないので、例外なく吹き替えにする。(2009.08.14)
”褌”と書く。六尺褌(ろくしゃくふんどし)は長さ約2.2mと長い。1尺は曲尺(かねじゃく)では約30.3cmだが、ここでは和装関係で使う鯨尺(くじらじゃく)なので、1尺は約38cm。長さ1mくらいの布にひもを付けた越中褌(えっちゅうふんどし)もある。松平越中守(まつだいらえっちゅうのかみ)が布地の倹約のために考案したという説、大坂の遊女、越中の袖から作ったのがはじまりという説などがある。祭りでは六尺褌が主流だが、日常、越中褌を密かに愛用している人もいる。有名デパートで売っているし、専門店もあり、様々なものを入手できる。
江戸時代の庶民のふんどしはレンタルが主流で、奇抜なものもあったらしい。勿論、きれいに洗濯されていたという。落語では、長屋の連中で豪華なふんどしを締めて吉原に繰り出そうというとき、ある貧乏な男は坊さんから袈裟(けさ)を借りて、ふんどしにしたという噺(はなし)がある。学習院の赤褌(あかふん)は有名。緊褌一番も参照のこと。(2007.4〜11)
ほとんど、死語になったと思う。兄弟子のふんどし(まわし)をかついでいる、下っ端の相撲取りのこと。(2007.4〜11)
乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(略称:乳等省令)で、下記の3種に区分される。
- 全粉乳:
- 牛乳を原料に噴霧乾燥法で製造。乳固形分95%以上で、そのうち乳脂肪分を25%以上含む。略称:全粉。
- 脱脂粉乳:
- 脱脂乳を原料に噴霧乾燥法で製造。乳固形分95%以上。略称:脱粉。
- 調整粉乳:
- 育児用に特に成分を調整したもの。略称:育粉。
噴霧乾燥法:原料乳を殺菌、濃縮後、130〜160°Cの熱風に噴霧して瞬時に乾燥させる。
2000年に発生した雪印集団食中毒事件を受けて、「乳及び乳製品の規格基準」が改正された。特に、脱脂粉乳の製造基準については、”製造上必要不可欠な工程を除き、黄色ブドウ球菌が増殖し、かつ、エンテロトキシンを産生する可能性のある温度帯(10℃を超え48℃以下)を避けること。”と注意が喚起された。(2009.10.25)
ぶんぼうしほう。文房(書斎)で使う筆墨硯紙の四品。(2008.06.15)
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