サイトマップ // C言語講座言葉は記憶の彼方へのあはあはせはにはんひあ

青い直線

言葉は記憶の彼方へ(は行4頁目:はん)

青い直線
  1. 番傘
  2. バンかけ
  3. ハングオレン
  4. ハングル
  5. 版権
  6. 反魂香
  7. 万歳ヒットラー・ユーゲント
  8. 反射
  9. 伴淳
  10. 半鐘
  11. 半鐘泥棒
  12. 反芻
  13. 半数致死量
  14. 版籍奉還
  15. パンチョッパリ
  16. パントテン酸
  17. 版と判
  18. 半値八掛け
  19. 反応熱
青い直線

番傘

ばんがさ。和傘のうち、蛇の目傘より持ち手の部分が太く、日常、気安く使う傘。蛇の目傘は持ち手が細く、上から見ると白い輪が入っている。こちらは、やや上品。なお、傘は中国から伝来し、平安時代には既に身分の高い人々の間で使われていたらしい。江戸時代に入り、現在の開閉式になったという。

昭和20年代の終わり頃までは、番傘は普通に使われていた。見た目と違って、とても軽かったし、ボロになったら破いて遊べるという”優れもの”。番傘の衰退とともに、対語の洋傘とかコウモリ傘という言葉の使用頻度は減少した。(2009.06.22)

バンかけ

警察関係の隠語で、職務質問のこと。(2010.03.13)

ハングオレン

”韓国人”という漢字の北京語読み。中国人が韓国人をバカにするときに使う。(2008.05.30)

ハングル

朝鮮語を表記するための表音文字。1446年、李氏朝鮮第4代国王世宗が、”訓民正音”の名で公布したが、明朝に事大する両班階級により、強い反発を受けたので普及しなかった。李氏朝鮮を併合後、日本政府が設置した朝鮮総督府が文盲率を下げるため普及に努めた。(2008.08.26)

版権

はんけん。著作権の旧称。語源としては福沢諭吉が作った言葉とされているが、同等の権利は江戸時代には既に存在した。この場合は、出版する権利ということで、版権の”版”は版木の”版”で、諭吉もそれを意識してこの造語を考案したのかも知れない。あくまで想像だが。

江戸時代には既に版権の譲渡も普通に行われており、版権の移動は版木の移動を伴ったという。新たに版権を獲得した書肆が版木の該当部分に自分の名を入れたという。なお、版木の移動といっても版木は非常にかさばる。例えば、塙保己一の「群書類従」の版木は17,244枚に及ぶ。それらの版木はマラソンで良く登場する第一京浜の新八つ山橋の近くに保存されていたが、現在では渋谷の塙保己一史料館に全て保存されている。(2008.10.30)

反魂香

はんごんこう。唐代の詩人白居易( 772年〜846年 )の書いた、 漢武帝(BC156年〜BC87年)が香を焚くと、亡くなった李夫人の魂魄が降りてきた(○○深夜悄悄,反魂香降夫人魂)という故事を題材にした「李夫人」という詩から名付けられた香木(○○は原本の解読が不能)。(2008.08.21)

万歳ヒットラー・ユーゲント

独逸青少年団歓迎の歌

作詞:北原白秋 作曲:高階哲夫 1938年

燦たり、輝く
ハーケン クロイツ
ようこそ遥々、西なる盟友、
いざ今見えん、朝日に迎へて
我等ぞ東亜の青年日本。
  万歳、ヒットラー・ユーゲント
  万歳、ナチス。

聴けわが歓呼を
ハーケン クロイツ
響けよその旗 この風 この夏、
防共ひとたび 君我誓はば、
正大為すあり世紀の進展。
  万歳、ヒットラー・ユーゲント
  万歳、ナチス。

感謝す 朗らに、
ハーケン クロイツ
交驩かくあり、固有の伝統、
相呼び応へて文化に尽くさん。
我らが選士も幸あれその旅。
  万歳、ヒットラー・ユーゲント
  万歳、ナチス。

燦たり、輝く
ハーケン クロイツ
勤労報国、亦わが精神、
いざ今究めよ、大和の山河を、
卿等ぞ栄あるゲルマン民族。
  万歳、ヒットラー・ユーゲント
  万歳ナチス。

(2008.10.23)

反射

はんしゃ。英語で、”reflex”。生物における反射とは、ある特定の刺激に対し、無意識に、かつ、決まった反応が起こることをいう。この用語は意識的な行動を行うことができる脊椎動物にのみ使われる。反射は体性反射内臓反射に分類される。

反射は神経系を介して起こる。刺激→感覚受容器→求心性神経(大脳の方向へ向かって情報を伝える神経)→中枢(情報処理の行われる場所)→遠心性神経(大脳から離れる方向へ情報を伝える神経)→効果器(反応の現れる器官)という流れで起こる。反射の中枢を反射弓と呼び、脊髄や神経核にある。

体性反射は脊髄が中枢となっているので、脊髄反射、内臓反射は自律神経を介して、血圧の調節、消化管の運動の亢進、消化腺からの分泌の促進などが起こるので、自律神経反射とも呼ばれる。(2007.12.18)

伴淳

ばんじゅん。伴淳三郎(ばんじゅんざぶろう)、1908年1月10日〜1981年10月26日。(喜劇)俳優。「アジャパー」。徴兵検査に女装をして出頭、検査官が激怒して、検査場から追い出される。再度の検査には、醤油を飲んで、徴兵を逃れた。(2008.06.07)

半鐘

はんしょう。火事を知らせる鐘。火の見櫓(やぐら)にそえ付けられていた。火事場までの距離により叩き方が違い、鎮火の時もそれを知らせる叩き方があった。鐘の叩き方は、消防法と”消防信号等に関する規則”により、現在まで引き継がれている。ただし、鐘ではなくて、消防車のスピーカーから音が出るようになっている。(2007.4〜11)

半鐘泥棒

はんしょうどろぼう。半鐘は高いところにあるので、背の高い人をからかうときに、こう言った。(2007.4〜11)

反芻

はんすう。食後、牛が口をもごもごさせているあれ。1、2番目の胃に入った食物を口に戻して噛(か)み直すこと。胃液は4番目の胃で分泌される。ところで、馬糞を踏むと背が高くなるといわれていたが、牛糞はどうだろう。靴が吸い付いてしまい、脱げたことがあった。その結果、素足で牛糞を踏んでしまった

No 名前 読み方
瘤胃 こぶい
蜂巣胃 ほうそうい
重弁胃 じゅうべんい
皺胃 しゅうい

(2007.4〜11)

半数致死量

実験動物を使った急性の毒性試験で、半数の動物が死亡する用量。LD50(50% Lethal Dose)ともいう。ある方法(経口投与、皮下注射、静脈注射など)で対象の薬物を投与して、一定時間内で死亡した動物を数える。半数致死量を求めるための実験法には、結果の統計処理法との組み合わせで、数種類ある。

この値が小さいほど、毒性が高い。水や塩などにも半数致死量はある。同じ薬物で、同じ動物種でも、投与方法によっても値は異なる。半数致死量と組で使う値が50%有効量。(2007.4〜11)

版籍奉還

はんせきほうかん。廃藩置県に先立ち、大政奉還後も大名(藩)による領地への支配は残ったので、1869年(明治2年)6月17日、明治新政府(1868年(慶応4年)4月成立)が、各大名が天皇から預かっていた領地(図)と領民(戸)を天皇へ返還させ、中央集権化を図った政策。これを版籍奉還と呼ぶ。(2009.10.28)

パンチョッパリ

朝鮮語。”パン”は半分という意味で、”チョッパリ”は日本人に対する侮蔑語。韓国人が在日韓国、朝鮮人を差別して呼ぶときに使う。(2007.4〜11)

パントテン酸

pantothenic acid。ビタミンB群に属する。”pan-”は、パンナムとかパンパシフィックのパンで、どこにでもあるという意味。漢字では”汎”を充てる。様々な食品に含まれるので、不足することは稀な水溶性ビタミン。食品中にはコエンザイムA(CoA)の形で存在し、消化されてパントテン酸に変換され、小腸から吸収された後、体内で5つの酵素の関与により、CoAに戻り、糖類脂肪酸の代謝に関与する。(2008.10.17)

版と判

印刷、出版に関しては”版”の字を使う。例えば、第3版、新版、永久保存版など。一方、用紙サイズに関しては、”判”を使う。ライカ判、キャビネ判、A4判、菊判など。(2008.06.07)

半値八掛け

はんねはちがけ。株屋の格言。大きく上がった株が下落し始めた時、どこで底をつけるかを判断する基準とされてきた。ピーク時の株価を100とすると、底値=100×0.5×0.8==40となる。語呂は良いので、株に限らず、流通関係者の取引でも使われる言葉のようだ。

見切り千両も参照のこと。(2008.10.08)

反応熱

化学結合が切断または生成する際に発生する熱のこと。熱の発生、吸収にかかわらず、その変化が大きいほど新しい状態は前の状態より安定となる。

反応熱という言葉はあくまでも化学の用語。実生活では蒸発熱、凝固熱、溶解熱など相転移にともなう転移熱も体験するので、もし、日常生活を化学の目で見ようと考えるなら両者を峻別しなければならない。(2008.11.22)

青い直線

/* (C) 2007- YFプロ. All Rights Reserved. */    提供:C言語講座−それ自体コンパイルできる教材を使った講座です−

青い直線

サイトマップ // C言語講座言葉は記憶の彼方へのあはあはせはにはんひあ