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ここでいう”睫毛ピンセット”とはまつげエクステEX専用ピンセットのことではない。電子顕微鏡観察用の超薄切片(厚さ60〜90nm)を水面に浮かべて処理する際に使う道具のこと。質の良い割り箸を脱脂した剃刀で尖らせ、そこに同じく脱脂した睫毛をマニキュアで接着して作る。毛根を先にしたものは荒っぽい作業、例えば、不要な切片を上から押さえつけて水没させて捨てる、に使い、毛先を先にしたものはそれより細かい作業に使う。ピンセットというより、筆に近いかも知れないが、”睫毛ピンセット”と呼ぶ習わしになっている。
マニキュアは、細かい作業では接着や防水処理になくてはならない。アカポリかそれよりもっと派手なものを使う。男性の場合購入するのは憚られるので、恋人か奥さんに買ってもらう。睫毛の短い人は恋人か奥さんからもらって使う。恋人も奥さんもいない人は睫毛用育毛薬でも使って、丈夫な睫毛が生えてくるのを待つ。(2009.11.01)
まつげよういくもうやく。有効成分は緑内障の治療薬、ビマトプロスト(Bimatoprost)。市販名はLatisse。ボトックスで知られる米アラガン社が米食品医薬品局(FDA)に2008年12月に睫毛用育毛薬として承認され、2009年1月末より発売されている。美容目的や抗癌剤の有害作用で睫毛を失った患者用。
副作用として、ドライアイ、目の炎症やかゆみ、充血など。(2009.05.26)
フジテレビの「トリビアの泉」で、松崎しげる本人の肌の色を分光放射輝度計を使って再現し、松崎しげる色と命名した。いずれ死語となると思われる。いや、気色が悪い色なので、もう死語になっているかも知れない。 HTML color code:a55a4a。(2008.07.03) |
入れ子になっているロシアの人形。入れ子は6重のものが多い。19世紀末から作られているといわれる人形で、民芸品として、ロシア土産になることが多い。日本の変わり雛のように、時事問題を扱った”変わりマトリョーシカ”もある。2007年夏に、日本では若い人を中心にブームだとか。本当かどうかわからないが。(2007.4〜11)
mannitol。マンニットともいう。マンノースが還元されて生じる糖アルコール。吸湿性はないが、水によく溶ける。海藻に多く含まれ、市販のものはマンノースを還元したものではなく、海藻から抽出したもの。この糖アルコールにはかすかな甘みがある。食べても腸から吸収されない。
食品添加物として、錠剤の整形や、ガムなどの製造に広く利用される。多量に食べても害はない。また、脳浮腫(脳のむくみ)のある時には、20%水溶液を比較的多量に静脈注射する。マニトールは大量の水とともに腎臓から排出される。(2007.12.16)
money supply。日本語では通貨供給量。金融機関と政府以外(一般法人、個人、地方公共団体など)の保有する通貨の合計。
クレジットで決済したもの、準通貨(定期預金)、ドル建て預金、国債、債券、投資信託なども存在しているので、この定義は一筋縄では行かない。(2008.07.26)
ママさんダンプとも言う。除雪用の、車のないネコのようなもの。アルミ製のものが軽くてよい。雪国では必需品だが、東京ではカクスコが1本あれば十分。(2008.02.26)
豆斑猫。ホタルに似ているがホタルではない。ハンミョウといってもハンミョウのなかまではない。幼虫はイナゴの卵を食べ、成虫は大豆の葉を食べる。体液にカンタリジンという猛毒が含まれ、30mgで人が死ぬという。中国では漢方薬として、あるいは、暗殺に使われたが、日本では使われた形跡はないという。近年、農薬の使用量の減少にともなって増えている。豆畑では注意が必要。体液が皮膚につくと水ぶくれができる。(2008.01.05)
まーや。仏陀(ぶっだ、釈迦牟尼仏陀、Gotama Siddhrtha)の生母。紀元前463年4月8日、インドとの国境に近いネパールのルンビニーのサーラ樹の下で、その右脇腹から仏陀を生んだという。仏陀は七歩あゆみ、「天上天下、唯我独尊(てんじょうてんげ、ゆいがどくそん)」と言ったという。摩耶は出産の7日後に没したことになっている。(2008.06.10)
まやくおよびこうせいしんやくとりしまりほう。昭和28年(1953年)3月17日、法律第14号。公布時は「麻薬取締法」であったが平成2年(1990年)法律第33号で現行の名称に改題した。公布後、多数回の改正を経て、最終改正平成18年(2006年)5月25日法律第50号、施行同年5月24日(2008年9月27日現在)。
阿片に関する禁令は江戸末期より存在した。明治政府も禁令を継承し、様々な法令が施行されてきた。あへん法も参照のこと。
(2008.09.27)
メキシコ原産のキク科の植物マリーゴールドの花弁からヘキサンで抽出して得られる脂溶性の黄色の色素で、ルテインの脂肪酸エステル。食用色素として使われる。β-カロチンのような赤味がなく、真の黄色に近い。残留農薬等基準対象外物質。 HTML color code:ffff33。(2009.05.12) |
malware。”悪意を持って”制作、又は、配布されるソフトウェアの総称。コンピュータウイルス、ワーム、スパイウェア、アドウェア、ボットネット、フィッシングなどが該当する。(2009.07.21)
マルトースはグルコース2分子がα1−4グリコシド結合したもので、二糖類に分類される。別名の麦芽糖は、発芽したオオムギの芽に含まれるβ−アミラーゼがデンプンを分解して生じる糖ということから、名付けられた。消化酵素は小腸粘膜のマルターゼ。
水飴に多く含まれ、まろやかな甘みがあり、保湿性も高いので、和菓子に好んで使われる。水飴は、もち米と麦芽、あるいは、ジャガイモやサツマイモから作ったデンプン糊に大根の汁を加えて、いずれも、約60°Cで、8時間程度加温して作る。加温により、酵素活性を高めるとともに、細菌の繁殖を抑える効果もある。(2008.05.24)
まわた。木綿ではなく、絹で作った布団や丹前などに詰める綿。生糸を経ないで繭から作られる。絹は1本の繊維が1kmを超える超々長繊維。絹製であることを知らないと、”真綿で首を締める”という例えの意味がわからない。
綿ぼこりが立たないので、喘息の人には良いかも知れない。(2008.12.18)
まんこう。万稿とも表記する。広告業界の用語で、広告の申し込みで紙面がいっぱいになり、それ以上入らないこと。(2008.09.15)
まんこう。気持に関する言葉で、”体中で”、”体中から”あふれ出るという意味で使う。例:満腔の笑み、満腔の怒り、満腔の同意、満腔の同情、満腔の謝意、など。腔という字の読み方も参照のこと。(2008.10.30)
まんどく。慢性毒性試験の略語で、特に、薬学分野の研究者と製薬会社のスタッフが好んで使用する業界用語。(2008.10.28)
mandragora。マンドレイク(mandrake)とも言う。塊根 が人間の形をしており、引き抜くと悲鳴を上げて、その声を聞いた人は死ぬという。以上はヨーロッパの伝説上の植物の話。 実際の植物はヨーロッパ原産のナス科 の植物。二股に分かれ見方によっては人間のようにも見える根に、少なくともヒヨスチンとスコポラミンというアルカロイドが含まれる有毒植物。(2008.07.07)
mannose。単糖類の代表的な糖のひとつ。果実などに含まれる。小腸から吸収されるが、その程度は低い。吸収されても大部分は利用されず、そのままの形で腎臓から排出される。
食品添加物として利用されており、特に、低カロリーで無害な甘味料として使用される。また、砂糖やフラクトースなどの甘みを増強させる作用がある。
いくつかの大腸菌の株で、マンノースには固体への付着を防止する作用があることが報告されている。この実験は、あくまでも培養で行われたもので、これを根拠に、大腸菌による尿路感染症の予防にマンノースが有効とはいえない。しかし、マンノースは、”膀胱炎の予防が期待できる”とうたっている”健康食品”としても市販されている。(2007.12.16)
間歩。鉄道の線路をくぐるトンネルのこと。また石見銀山の坑道のことを江戸時代には「間歩」と呼んでいたが、こちらは"まぶ"。(2010.02.18)
モンゴルの首都、ウランバートル(2005年統計年鑑で人口96万5,300人)に住むストリートチルドレンのこと。冬は寒いので、温排水のおかげで暖かなマンホールの中で暮らす。この国は民主主義の国になったし、対日感情もよい。どうにかしてあげたい。(2007.4〜11)
地球温暖化にともない、シベリアの凍土地帯に埋もれていたマンモスの糞からメタンガスが大量に発生し、温暖化を加速するという仮説が出された(2007年9月)。
メタンガスは二酸化炭素の約20倍の温暖化効果があるとされているが、地球の大気組成を見ても明らかなように、メタンガスは非常に少ない。例え、100倍にメタンが増加しても、温暖化が起こるとは思われない。(2007.4〜11)
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