戦術情報処理システム
戦術情報処理システム
その昔、人間が処理していたものを、現代では、データ通信と、コンピュータ処理で、自動化、高性能化している。
イージスシステムもこの一つだが、イージス武器システムは、SPYレーダーとSMミサイルによるイージス防空ミサイルシステムそのもので、イージス戦闘システムは、そのほかの武器システムを統括する、戦術情報処理システムである。
海上自衛隊では、戦術情報処理装置 OYQ-1B、OYQ-2B、OYQ-3、OYQ-4、OYQ-5、OYQ-6、OYQ-7、OYQ-8、OYQ-9、OYQ-102、OYQ-103、潜水艦情報処理装置 ZYQ-3、などがある。
主なフェーズは以下のようになる。
捜索・探知
追尾
敵味方識別
脅威評価
目標指示
武器選択・割当
捕捉・追尾
諸元計算
発射
攻撃評価
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- センサー
対空レーダー
対水上レーダー
IFF
ECM/ESM
衛星航法装置
ソナー
哨戒機
- データリンク
LINK11
LINK14
LINK16
- 武器
火砲
ミサイル SAM SSM SUM
魚雷
- 指揮装置
FCS
イルミネーター
- 電子戦装置
チャフ
デコイ
ECM/ESM
- 指揮・決定システム
各種センサーによって得られた情報や、データリンクによって送られた情報を集積し、分析し、状況を表示する。
- 武器管制システム
発射管制、射撃指揮、防御戦闘指揮、などを管制する。
参考
⇒ CIC 戦闘情報センター
⇒ 艦載兵器あらかると
⇒ ミサイルの誘導方式
⇒ 電子兵器
⇒ データリンク
⇒ レーダー
⇒ レーダーとECM
⇒ 防空システム イージスへの系譜
⇒ イージス防空システム
⇒ 海上自衛隊の対空作戦の系譜
⇒ 海上自衛隊の対艦作戦の系譜
新規作成日:2006年12月9日/最終更新日:2006年12月9日