潜水艦

潜水艦

潜水艦の構造

単殻式と複殻式があり、単殻式は外殻が耐圧船殻、複殻式は内殻が耐圧船殻となっている。
同一の船体サイズの場合、単殻式の方が艦内スペースが広く取れるが、タンクその他のスペースも食われるので、絶対的なものではない。
船体の損傷に関しては、複殻式の場合、内殻の損傷を免れる可能性が高いが、耐圧船殻が二重となっているわけではないため、潜航深度そのものには差は無い。

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左:単殻式、中:半複殻式、右:複殻式

サドルタンク方式
船体両舷に、バラストタンクを備える方式。

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複眼式船殻
大型の潜水艦に用いられる。

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ステルス潜水艦
外殻を直線化、潜舵をV字化、推進器をエンクローズド化しソナー反射を局限する。

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艦内配置

SS511おやしお

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SS521はやしお

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SS562あさしお

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SS566うずしお

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SS590おやしお

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SS501そうりゅう

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1. 魚雷発射管室
2. 士官室
3. ソナー室
4. ジャイロ/ポンプ室
5. 発令所
6. 電池室
7. 科員居住区
8. 機械室
9. 電動機室
10. 管制盤室(運転室)
11. 艦長室
12. 先任海曹室
13. 科員食堂
14. AIP区画

SSBN598 ジョージワシントン

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1. 魚雷発射管室
2. 士官室
3. 発令所
4. 操縦室
5. 食堂
6. ミサイル管制室
7. メインタンク
8. 電池室
9. タンク
10. ジャイロ室
11. SLBM区画
12. 原子炉区画
13. 機械室

艦艇探検(SSN758 ASHEVILLE)
SSN688 LOS ANGELES 型

潜航浮上

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水上
前部潜舵:水平、後部潜舵:水平、バラストタンク:-、前部トリムタンク:-、後部トリムタンク:-

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潜航開始
前部潜舵:下げ、後部潜舵:上げ、バラストタンク:注水開始、前部トリムタンク:(注水準備)、後部トリムタンク:-

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潜航
前部潜舵:下げ、後部潜舵:上げ、バラストタンク:注水、前部トリムタンク:注水、後部トリムタンク:(注水準備)

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潜航
前部潜舵:水平、後部潜舵:水平、バラストタンク:(注水)、前部トリムタンク:注水、後部トリムタンク:注水

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浮上開始
前部潜舵:上げ、後部潜舵:下げ、バラストタンク:排水、前部トリムタンク:排水、後部トリムタンク:(排水準備)

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浮上
前部潜舵:上げ、後部潜舵:上げ、バラストタンク:(排水)、前部トリムタンク:排水、後部トリムタンク:排水

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水上
前部潜舵:水平、後部潜舵:水平、バラストタンク:-、前部トリムタンク:-、後部トリムタンク:-

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浮上

周辺状況の確認(水深約50m)
パッシブソナーにより、周辺を航行する船舶の推進音を確認
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アクティブソナーにより、周辺を航行する船舶を確認
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潜望鏡深度で周辺状況の確認(水深約20m)
潜望鏡により、周辺状況の確認
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電波探知機により、周辺状況の確認
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レーダーにより、周辺状況の確認
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浮上
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潜水艦の装備

セイル (ロシア B345)

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発令所 (海上自衛隊模擬)

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魚雷発射管 (SS287 Bowfin)

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非常脱出口 (ロシア B345)

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メッセンジャーブイ (ロシア B345)

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潜水艦の武器

第二次大戦当時までは、潜水艦も艦艇であることから、大砲を搭載していたが、潜水艦は隠密行動がそのものが価値でもあり、現在では大砲は搭載されていない。
センサーは、ソナーである。
攻撃武器は、魚雷、ミサイル等である。

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潜水艦発射ミサイル

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SLBM

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⇒ 艦載兵器あらかると
⇒ 魚雷
⇒ ミサイル
⇒ 対潜作戦
⇒ 機雷
⇒ ソナー
⇒ 潜水艦救難
⇒ 海上自衛隊の潜水艦作戦の系譜

潜水艦魚雷発射管配置

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潜水艦魚雷発射射線

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潜水艦VLS

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マスカー

船体外部に取り付けられた、気泡発生装置より、空気の泡を放出して船体を覆い、音の伝播を遮蔽するもの。

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潜水艦の動力

潜水艦も船舶であるが、潜航中には空気の使用が極めて制限されるため、特殊な形式が必要となる。
一般に、蓄電池による電気推進だが、原子力機関による蒸気タービンも多い。
また、核に頼らない、AIP機関が開発され、実用化されている。

ディーゼル機関との組み合わせの例。
・ディーゼル電気推進。