小さな旅

以前から年に何回かやっていた小さな旅をはじめました。

日帰りから何泊かの泊まりの旅と気楽なものから始めました。

2012年6月に60才の定年を迎え、新しい人生を始めましたが、なかなか目標が見つかりませんが
あせらずのんびりとやっていこうと思います。

 王子散策(202.12.16)
東京都の北部に位置する北区の王子近辺を小野さんと散策してきました。西小山から南北線で王子に向かいました。飛鳥山公園、北区飛鳥山博物館を見学し渋沢栄一資料館に向かうが、日時予約のみということで入館できず。ここから昔の渓谷感がある音無親水公園、源義家が奥州征伐で戦勝祈願した王子神社、落語王子のきつねで有名で狐の穴跡がある王子稲荷、江戸時代の屋敷跡である名主の滝公園を巡りました。名主の滝では最後の紅葉も楽しみました。お昼は王子の中華屋さんでビールと大盛りのランチ。最後は東十条のどら焼きの名店草月に立ち寄りましたが、平日の午後にもかかわらず店の前は長蛇の列、残念ながら諦めました。
 
 九品仏の紅葉(2020.12.13)
二週続けて九品仏にある浄真寺の紅葉を観てきました。先週は少し早かったようですが、今週はまさに紅葉の真っ盛りでした。東京都内でこれほどの紅葉はなかなかありません。これまで何度も紅葉を観に来ていますが、来るたびに感動します。お昼は先週も訪れたイタリアンでランチ。今日は先週売り切れだったピザを赤ワインで頂きました。帰りは八幡古墳のある宇佐神社と寮の坂を経て崖の上から籠谷戸のを観て尾山台まで歩きました。中世にはここまで多摩川の入り江になっており、ここから奥沢城(今の浄真寺)まで物資を運んでいたという。
 
   
 大井までの古代道の尾根道を巡る(2020.12.8)
小野さんを誘い、平安時代以前の古代の道を大井町まで歩いてきました。荏原町から西大井、滝王子稲荷神社、大井の水神、光福寺の大井の井、大井三又まで約1時間の尾根道歩きです。この辺りは以前も歩いたことはありましたが、今回初めてだったのが大井町の名前の由来と言われる光福寺にある横穴式の井戸です。またここには樹齢800年を超えるイチョウの樹もあります。この大イチョウは品川の海から見えたといわれています。今回は品川区の古い湧水を巡りました。途中、大井警察の前にあるそば屋隆で、ビールで乾杯し、日本酒も飲み、最後は蕎麦で〆ました。最近江戸以前の古代の道を探して歩くのが楽しみです。往復で2万歩の行程でした。
 
 新宿御苑(2020.11.8)
サントリー美術館に行った帰りに新宿御苑を訪れました。内藤氏の江戸屋敷の一部がそのルーツと言われ、その後皇室の庭園となり、戦後公園として一般に公開されました。広大な敷地は広い芝生、プラタナスの並木、整形式庭園、風景式庭園、日本庭園、温室などから構成され、バラ花壇では秋バラが見頃で、菊花壇展では様々な種類の華やかな菊を楽しむことが出来ました。中には重要文化財の旧洋館御休所があり、内部も一般公開されている。秋の一日多くの家族ずれが訪れていました。都会の真ん中ににこれほど広い公園があるのはすばらしいことです。
 
   
 生田緑地バラ園(2020.11.4)
11月に入り、朝から快晴なので澤村さんを誘い向ヶ丘遊園の跡地にあるバラ園に行ってきました。東急線で溝の口まで行き、南武線で登戸に出てそこからバスですぐでした。多摩丘陵の樹林帯に囲まれ近くには藤子不二雄ミュージアムがあります。昔の向ヶ丘遊園の中にあったバラ園です。春と秋のみの公開で625種約2900株のバラが咲きほこっています。今年は古河庭園に10月の始めに行きましたが、残念ながら時期が早く、やっと満開のバラに出会うことが出来ました。帰りに溝の口のイタリアンで白ワインにて乾杯し、ピザとスパゲッティを味わいしました。
 
   
 四谷散歩(2020.10.14)
初秋の一日澤村さんと四谷近辺を散策しました。まずはたいやきわかばを訪れ、東京三大たいやきを頂きました。皮は薄く、しっぽまで餡が入っています。そこからアニメ君の名の聖地須賀神社に向かいました。住宅地を抜け坂を下り、神社の階段の下に到着。参拝のあと新宿通りを渡り新宿歴史博物館に向かいました。現在常設展に加え、小泉八雲展を開催中です。八雲は日本各地を移り住み、最後は新宿区の大久保でその生涯を終えました。ゆかりの品々や草稿や手紙が展示されていました。この後荒木町の車力通りを散策し、居酒屋のんきで瓶ビールで乾杯、つまみはカブ味噌、いぶりがっこチーズとカキフライです。こうなると日本酒が欲しくなり、一ノ蔵を燗で頂きました。最後は四谷駅近くまで戻り、50年ぶりにジャズ喫茶イーグルでジャズを聴きながらコーヒーを飲んで帰りました。
 
   
 旧中山道 板橋(2020.10.11)
旧中山道にある板橋宿を歩きました。板橋宿は日本橋から最初の宿場町で江戸四宿として大いににぎわったという。地下鉄の板橋本町より歩いてすぐに旧街道に出ます。お昼になったので縁切り榎の近くの蕎麦屋長寿庵で一休み。まずは日本酒の人気一の一合瓶を燗と板わさを注文。〆はもりそばを頂きました。そこからすぐのところに板橋があり、ここで橋と里程をバックに記念撮影。桜の季節も良さそうだ。昔は木の橋が架かってい手ので、これが地名の由来といわれている。板橋宿は上宿、仲宿、下宿からなり、旅籠のほかお米屋さんも多かったという。道がまっすぐではなく街道の面影が残っている。しばらく歩き、板橋区役所から地下鉄で巣鴨まで戻り、榮太樓でお茶と団子を食べ帰宅しました。
 
 古河庭園(2020.10.4)
地下鉄の中刷り広告に古河庭園のバラが載っていたので、都営地下鉄秋のワンデーパスを使い、巣鴨より徒歩で駒込にある古河庭園に行ってきました。残念なことにバラはほとんど咲いていなく、後で調べると10月中旬からが見頃とのこと。
それでも何輪かのバラの花を観て、ゆっくりと日本庭園を散策することが出来ました。帰りに駒込のヤマトタケル所縁の妙義神社にお参りしイタリアンでランチを楽しんだり、巣鴨のケーキ屋さんでお土産を買いました。巣鴨まで戻り地蔵通り商店街を通り、とげぬき地蔵でお参りして帰りました。ちょうど四の日の縁日でしたが、人出は通常の5割から6割ほどでした。
 
 寺家ふるさと村(2020.9.27)
横浜青葉区にある寺家ふるさと村に小野さんを誘って行ってきました。田園都市線の青葉台からバスで10分ほどで田舎の風景が広がりました。横浜市が地元の農家などと協力し、自然保護を目的に田んぼと里山が残されています。いくつもの谷戸という山と山の間の細長い谷間に田んぼが広がっていました。すでに一部では稲刈りも行われていました。田んぼの畔には曼珠沙華が咲き誇っています。子供連れの家族が多く、子供に自然体験をさせるのには最高です。子供も自然の中でのびのび遊んでいます。1時間ほど散策し、自然野菜をお土産に買い、青葉台の居酒屋で一杯やり帰宅しました。都心から一時間以内でこのような環境が残されているのには驚きました。
 
 大宮仮想散歩(2020.8.3)
今回はこれも新聞で紹介されていた大宮を仮想散歩します。まずは、武蔵一宮氷川神社を訪ねます。ここは東京・埼玉に約280社ある氷川神社の総本社で2400年の歴史があるという。出雲族が移り住んだといわれ、祭神は須佐之男命と大国主命。境内の摂社にはアラハバキを祀った門客人神社がある。鎮座地の高鼻は見沼の低地に突き出た大宮台地にあり、古代から湧水池であり、古語で霊験あらたかな泉をあらわすひかわが社名のいわれという。ここと中山神社と氷川女体神社は一直線上にあり、太陽は夏至に氷川神社に沈み、冬至には氷川女体神社に沈むといわれ、縄文海進でこの辺りまで海が入り込んでいた古代の関東を知るうえで興味深い。近くに67.8haの広大な県営大宮公園や古代から現代までの歴史を展示する埼玉県立歴史と民族の博物館もある。大学時代の友人が近くに住んでいるので、コロナが収まつたら是非訪れてみたい。
 
 府中仮想散歩(2020.7.22)
コロナ禍で外出もままならないので、仮想散歩を試みてみました。以前新聞で紹介された東京の多摩地区にある府中を仮想散歩してみます。武蔵国府跡、大國魂神社、武蔵府中熊野神社古墳などを訪れます。飛鳥・奈良時代の古代の武蔵の国の主都といわれた武蔵国府跡は、東西約2.5キロ、南北約1.8キロあったといわれる。、当時は江戸は湿地帯の田舎で古代東海道はいまよりずっと山側を通っていたといわれる。西暦111年創建とされる大國魂神社は国府跡にあり5月のくらやみ祭りが有名だか、古代より品川の荏原神社とのかかわりもある。武蔵府中熊野神社古墳は7世紀中ごろに築造された上円下方墳で、飛鳥時代の築造で当時の有力者のものといわれる。築造当時に近い形で復元されている。現在の府中ははサントリービールの工場と競馬場で有名だ。コロナが収まったらビール工場で出来立てのビールを一気に飲みたい。
 
 多摩川台公園(2020.6.17)
緊急事態宣言解除した梅雨の合間の午後、多摩川台公園にあじさいの花を観に行ってきました。平日なので電車も混んでなく、ゆったり座れました。公園内は赤紫、青紫、白と色とりどりのあじさいが満開で、子供連れや若い人のグループがお弁当などを楽しんでいましたが、密になるほどではありません。ここには多摩川台古墳群があり、国指定史跡の亀甲山古墳があります。帰りに足を延ばし多摩川神社にお参りして帰ってきました。それほど暑くもなく気持ちの良い散歩でした。
 
 目黒碑文谷散歩(2020.4.11)
春の一日小野さんと目黒の歴史散歩を楽しみました。まずは西小山の立会川を遡り、碑文谷の円融寺に。ここは都内最古の言われ753年の創建の天台宗のお寺で国宝の釈迦堂があります。ここからさらに碑文谷公園へ。ここには立会川の水源の池があります。次に向かったのは世田谷公園で駒沢練兵場の広大な跡地に作られた区立公園。次に頼朝の愛馬を埋葬したといわれる葦毛塚、鉄道趣味のカレーショップの前を通り、中目黒の祐天寺に向かいました。ここは1723年創建といわれる浄土宗のお寺で、歌舞伎のかさね塚でも有名です。お昼は学芸大学にあるやぶそばでビールに天ざるで一息。更にここから長泉寺付属の現代彫刻美術館へ。あいにく閉館中ではあったが、屋外展示場に現代彫刻がずらり。今まで知らなかったですが、すばらしい彫刻美術館です。武蔵野台地の東南東の端にに位置しており、展望が開けます。帰りに目黒不動にお参りして今日の散策は終了。当初は1時間の軽い散歩のつもりでいたが、結局昼食を入れて6時間の散策となりました。春真っ盛りで里桜、八重桜、さぎ草、あやめ、藤などの花を楽しむことが出来ました。品川区の自宅から目黒区、世田谷区の池尻あたりまで歩数は久しぶりに一万八千歩を超えました。
 
   
 東急沿線散歩2020春(2020.3.26)
202年の桜は澤村さんを誘い洗足池へ。東急ワンデーパスを買い、旗の台からスタートです。まずは池上線で洗足池へ。桜は一部満開でしたが、まだ六分程度。それと勝海舟記念館は、コロナ騒ぎで残念ながらクローズ。それでも海舟夫妻のお墓や宇治川の戦いで有名な名馬池月の像を見学。お昼は旗の台の蕎麦屋さんに行きましたが、あいにく臨時休業。仕方なく、夜に考えていたうなぎささ木に入店。まずは瓶ビールで乾杯し、ランチを肴に日本酒を飲む。次に向かったのは新田神社。多摩川線で武蔵新田に向かいました。新田義貞の息子義興を祀っています。境内には樹齢700年を超える大ケヤキや古い塚が残っています。次に向かったのは東横線の京浜稲荷。大井町線の尾山台。ハッピーロードを歩き、次回行きたい蕎麦屋さんを探しまし、ワークマンで買いものをして、最後は溝の口の駅ビルのイタリアンでワインとビザで打ち上げました。
 
   
 柴又帝釈天と寅さん記念館(2020.3.15)
新型コロナウィルス騒ぎで外出を控えていましたが、久しぶりに柴又の帝釈天と寅さん記念館に出かけてきました。柴又の駅前には寅さんとそれを見送るさくらさんの像がありました。。帝釈天は1629年に創建された日蓮宗のお寺で、寅さんの映画で全国に知られました。帝釈天参道もさすがに人出は少なく、ゆっくり店を見て歩けました。中国人をはじめ外人の姿は見えません。寅さん記念館は何年か前にリニューアルされ、映画で使われたとらやのセットも再現され、内容も充実されました。お正月におかえり寅さんの映画を観たので懐かしい場面が思い出されました。帰りに柴又名物の高木屋の草餅をお土産に買いました。
 
   
 大宮八幡宮(2020.1.5)
杉並区の永福町にある大宮八幡宮に澤村さんと初詣に行ってきました。年末のEテレの趣味講座で紹介されていました。大宮八幡は源頼義が奥州征伐の折、こりあたりの森に白旗のような雲がたなびくのを見て神社を創建したという。都内で三番目に広い境内で、東京のへそと言われています。三が日は過ぎていましたが、境内は多くの人で賑わっていました。帰りに駅の近くの蕎麦屋で一杯やり、八王子まで足を延ばし、東京富士美術館でフランス絵画の精華展を観てきました。
 
 高御座・御帳台(2020.1.2)
正月2日上野で寅さんの映画を観た帰りに、特別公開されている高御座と御帳台を観に東京国立博物館に行ってきました。三時で本館前は長い列で80分待ちの看板。それでも1時間もかからず入場出来ました。大階段の下の展示室に昨年の10月22日に行われた即位礼正殿の儀で天皇陛下と皇后が登られた高御座と御帳台がライトアップされ神々しい雰囲気があふれていました。高御座は古代より天皇の即位の儀式に使用されており、現在のものは大正店の即位の際製作され、御帳台は近世以降に皇后の御座として儀式に使用されている。儀式では見えなかった部分も細部まで360度見ることができました。通常は京都御所の紫宸殿に置かれていて、京都でも公開されます。
 
   
 赤坂迎賓館(2020.1.3)
3日は赤坂迎賓館の前庭と主庭を見学に四谷まで出かけました。赤坂迎賓館は明治42年に東宮御所として建築されたネオバロック様式の西洋風宮殿建築です。上智大学の近くですが、いままで入ったことがなく、今回初めてです。こちらも正門前に多くの人が並んでおり、警備の警察官が荷物検査まで2時間の待ち時間とのこと。それでも1時間ほどで入場し、主庭に回り記念撮影をしました。後で気が付いてのですが、噴水がある主庭がある方が本館の裏側で、前庭側が正面でした。オープンカーを観に正面に回ると、振る舞い酒があったのでまた列に並ぶ。日本酒、本格焼酎、泡盛がテント前で振舞われていましたが、あいにく日本酒と焼酎は少し前で終了し、泡盛を水割りでいただく。この後パレードで使用されたオーブンカーを観る。最初は正面から次に横と後ろから見学。帰りに妻の実家近くの巣鴨のとげぬき地蔵にお参りして帰途に就きました。

 
   


2013年の記録
2014年の記録
2015年の記録
2016年の記録
2017年の記録
2018年の記録
2019年の記録

Ryouji My Favorite