サイトマップ // C言語講座>言葉は記憶の彼方へ>けん←こあ←こく←こは←こる→さあ
タイ、ラオス、ミャンマーの三国がメコン川で国境を接する山岳地帯のこと。過去には、大規模な麻薬密造地帯であった。内戦の鎮静化とともに、麻薬の密造はアフガニスタン、パキスタン、イラン三国の国境付近(黄金の三日月地帯)やタリバニスタンへ場所を変えた。
一時、麻薬密造を撲滅するため、ゴールデン・トライアングルの観光地化が図られたことがあったが、この地帯には全ての抗マラリア剤に耐性の”致死的マラリア”があるという噂も聞いたことがある。その後、観光やマラリアはどうなったのか、奥地のことでよく分からない。(2009.09.17)
cold run。非放射能実験のこと。非密封の放射性同位元素を使用する実験(環境汚染や内部被曝の原因となり得る)を行う前に、コールド(同位元素なし)で一通り実験を行い、不具合がないことを確認してから、ホット(同位元素あり)の実験を行うこと。実際には、下記のように進行する。
思考実験→コールドラン→内部の放射線安全委員会の承認→実行
実生活でコールドランを行うことはないが、事に当たっては、まず思考実験を行うことはよくある。特に、犯罪者は犯行前に、意識して思考実験を何度も繰り返し行う。(2009.09.07)
イヌサフランのタネや球根に含まれるアルカロイド。細胞分裂を阻害する。白血球の運動を阻害するので、初期の痛風やベーチェット病の症状緩和に使われるが、毒性は高い。種なしスイカを作るために使われたり、細胞分裂を研究する際にも使われる。(2007.4〜11)
これらの言葉はロシア語で、コルホーズは「集団的経営」、ソフホーズは「ソビエト的経営」。ソ連邦の時代に使われていた言葉。少なくとも、高校時代(1964〜、昭和39年〜)には、学校の図書館へ行くとソビエト共産党発行の社会主義を賛美する月刊誌がおいてあった。コルホーズ、ソフホーズ、計画経済万歳という内容であった。日教組の先生が置いたものと推察される。1991年12月のソビエト崩壊後、これらの言葉は徐々に死語となった。(2008.04.07)
コレシストキニン・パンクレオザイミン (CCK・PZ) のこと。十二指腸や空腸のL細胞から分泌される消化管ホルモン。消化に時間のかかるペプチド、脂肪酸が十二指腸に多く存在すると分泌が刺激される。
脂肪を乳化させる作用のある胆汁が貯蔵されている胆嚢を収縮させ、膵臓からの消化酵素と膵液の分泌を促進、胃の運動を抑制し胃内容物が十二指腸へ送られる時間を延長する。全体として、消化活動を時間をかけてじっくり行う態勢にもってゆく。また、似た作用のある別の消化管ホルモンであるセクレチンの分泌も促進する。血糖値を上昇させるホルモンであるグルカゴンの分泌を増加させる。
コレシストキニンは消化に関する作用以外にも、満腹感を脳に伝える作用もあるという説もある。(2008.01.10)
cholesterol、C27H45OH。ヒドロキシ基(−OH)が1つ存在するが、極性は低く、水に非常に溶けにくい。白色の粉末で、なめるとわずかに甘い。体内に存在するコレステロールのうち、無視できない量のコレステロールは肝臓で、一部は皮膚で合成されたもの。細胞膜、胆汁酸、ステロイドホルモンの原料となる、生命維持に必須の化合物。過激なダイエットなどで不足するとまず女性ホルモンの合成が低下して、生理が来なくなり、最悪の場合骨粗鬆症を招く。
コレステロール合成の律速酵素はHMG-CoA還元酵素(レダクターゼ )で、この酵素を阻害するスタチン系の薬は高脂血症治療薬として使われている。
世の中ではコレステロールは悪者にされていて、植物油脂の容器のラベルに、”コレステロール0%!”などと書かれていたりもするが、生命維持に必須である。また、食事でコレステロール摂取を制限しても、体内での合成が高まるのであまり意味はない。従来、血中総コレステロールレベルが240mg/dL以上を高コレステロール血症とされてきたが、大規模な疫学調査ではこの付近の濃度で死亡率が最低となることが明らかになっている。(2008.10.13)
”化学抗生物質に替わる全く副作用のない驚異の自然抗生物質です。”という触れ込みで、人間用、動物用、植物用のサプリメントとしてweb上の通販で売られている怪しさ満点の製品。その宣伝文をあちこちから抜き出して、突っ込みを入れてみました。矢印以下の文は当サイトの管理人。
コロイダルシルバーは、米国では1930年から天然の抗生物質として使用されています。→フレミングによるペニシリンの発見は1929年、再発見を経て実用化されたのが1942年、抗生物質という言葉はストレプトマイシンを開発したワクスマンが1941年に作った。
通常、抗生物質は半ダースくらいのバクテリアを殺しますが、銀はほぼ650個のバクテリアを殺すことができます。→?
合成的な抗生物質が引き起こす耐性を持つバクテリアの変種(耐性ウイルス)は、銀に対しては出現することがありません。→バクテリアが変異するとウイルスになると読めるのだが?
コロイダルシルバーに含まれる銀の粒子は、常に浮遊した状態にありますので、安定剤、人工添加物、各種薬品を一切使用せず、常温での保存が可能です。→健康食品業界の決まり文句。
遊離銀の中、特にそれが電気化学処理された溶液状態(脱イオン化)のでは、病気をひきおこすどんな細菌も生きてはいられないのです。→意味不明。
これは銀イオンが持つ、有機質バクテリアや悪玉細菌を殺す「オリゴジナミー効果」の最先端テクノロジーを利用した、LPI社のスペシャリティー製品です。→”有機質バクテリア”とは何だ?「オリゴジナミー効果」とは、”oligodynamic action”のことか?そうなら、1893年のvon Naegeliの論文で注目された鉛、カドミウム、水銀などの重金属の殺菌効果のことになるが。
その効果は非常に優れ、人体には全く無害で毒性がないにもかかわらずウイルス、細菌に対しては絶大な殺菌力があり、黄色ブドウ球菌でさえも 24時間以内にほぼ死滅させる能力があります。→他の宣伝では5分と言っているが。
LPI社は、特殊電解処理による「コロイドイオン製法」により銀の純粋コロイドの状態を半永久的に保持させる事に成功しました。→”特殊電解処理”とは?”コロイドイオン製法”とは?”純粋コロイドの状態”とは?
結論。連用して、銀皮症となる恐れもある。買ってだまされる方が悪い。なお、金コロイド製品は真っ当で有用。(2009.09.22)
直径1nm(ナノメートル:10−9m)から1μm(マイクロメートル:10−6m)の粒子が分散して存在している状態をコロイド分散系という。溶液における溶媒に当たるものを分散媒、溶質に当たるものを分散質と呼ぶ。分散媒も分散質も、固体、液体、気体のものがあるが、両者とも気体のものは存在しない。
水が分散媒で、コロイド粒子の表面に−OH、−COOH、−CONHなどが露出していると水分子に対して親和性が高い。このようなコロイドを親水コロイド、逆に、疎水性が高いものを疎水コロイドと呼ぶ。
コロイドには、牛乳 、墨汁 、雲、マヨネーズ、コンクリートなど、日常生活になじみの深いものが多い。
高分子化学の発達に伴い、最近、コロイドを構成する粒子の定義が変わってきた。表Tの分子コロイドのように分子1個で構成されるコロイド粒子もある。そこで、構成粒子の原子数が103から109個くらいのものをコロイド粒子と呼ぶようになった。
(2008.07.14)
英:corn oil。トウモロコシの胚芽から抽出される食用油脂。日本では、コーンスターチ製造時に、種子を水に浸漬破砕するが、その際分離してきた胚芽から搾油する。
脂肪酸組成をみると、リノール酸約55%、オレイン酸約30%を含むが、飽和脂肪酸であるパルミチン酸を約10%含み、2重結合が3つある不飽和脂肪酸のγ-リノレン酸含有率が低いので、酸化し難く加熱に強い(煙の立つ温度が高い)。揚げ油としての使用に適している。サラダオイル、マヨネーズ、天ぷら油、マーガリンの原料などにも使用される。
動物実験において、脂溶性の高い物質をどうしても注射しなければならない場合には、生体に対して刺激作用が少ないので、コーン油に溶かすことはよくある。対照には、当然、コーン油のみを注射する。(2009.09.18)
コンクリートは引張力に弱い。これを改善したのが、現行のコンクリートパイル。パイルの中心の鉄筋を引っ張りながら、かつ、回転させながら、オートクレーブの中でコンクリートを固めて製造する。非常に強靱なパイルができる。ただし、製造工程に欠陥があると、橋とか高速道路とか、完成後でも、自らを破壊する。(2007.4〜11)
宮大工の金剛組が創業したのは飛鳥時代の第30代敏達天皇6年(578年)なので、来年(2008年)創業1430年を迎える。会社組織としては、世界一古いと思われる。(2007.4〜11)
パソコンの世界では、WINDOWS以前には、”MS−DOS”が主流だった。このOSでは、コンソールもディスクと見なして、”CON:”と呼んでいた。それをWINDOWSが出てからも見えないところで引きずっていたので、”CON:CON:”と二度以上続けて入力すると、システムがクラッシュした。”CON:CON:”はウイルスやブラウザクラッシャーによく使われた。これを”コンコン問題”と言ったが、当時でも一部のハッカーを除けば知られていなかった。現在は、多分、死語。(2007.4〜11)
ごんさい。妾(めかけ)のこと。(2007.4〜11)
主として磯に住むヒレに毒のある小魚。集団でボールのようになっていることがあり、これをゴンズイ玉と呼ぶ。(2007.4〜11)
console。コンピュータの入出力装置のこと。具体的には、ディスプレイとキーボード。パソコンでは、最近はあまり使われない言葉。(2008.10.09)
モンシロチョウの終令幼虫で、動きが不活発なのがいる。これはアオムシコマユバチという非常に小さなハチが寄生しているからである。あるとき、突然アオムシの体壁を食い破って多数の寄生蜂の幼虫が出てきて、その場で蛹になる。アオムシの体はペチャンコになり、死んでしまう。そんな病気が人間にはなくて良かったと思う。
カイコなどが核多角体病ウイルスに感染すると、動きが不活発になり、5分くらいで全身が溶けてしまう。もし人間にもこういう病気があれば、話し相手が突然溶けてしまうことになる。
温かい海に生息する魚の中には、表面に”殺人バクテリア”が付いていることがある。真水でよく洗わないで刺身などで食べると、このバクテリアに感染することがある。皮膚と筋肉の間が全身に渡って溶けてしまい、患者は死にいたる。治療法はない。日本でも患者が出ている。
西ナイルウイルスに感染した鳥の血を吸ったカ(蚊)に刺されることで、人間にも西ナイルウイルスは感染する。感染すると、最終的には脳が溶けて死んでしまう。
エボラ出血熱は致死性の高いウイルス病である。感染すると、臓器がどろどろに溶けてしまう。このウイルスは”殺人ウイルス”という別名を持っている。
強毒性のH5N1型トリインフルエンザウイルスにかかったニワトリを死んでからしばらく放置しておくと、昆虫の核多角体病ウイルス感染のように、全身が溶解する。 東南アジアや韓国では、養鶏関係者がこのウイルスに感染して、死亡した例もあるが、死体はどういう状態になっていたのだろうか。(2008.05.20)
condensed milk。加糖煉(練)乳。牛乳に保存料(食品添加物の分類を参照)として砂糖を加え、冷えても砂糖が析出しない程度に煮詰めたものを缶詰またはチューブに詰めて製品化したもの。1857年米国のゲール・ボーデン・ジュニア社(Gail Borden, Jr., and Company)が売り出したのが工業製品の嚆矢。
本邦の乳及び乳製品の成分規格等に関する省令では、「乳脂肪分8%以上・乳固形分28%以上・全ての糖分58%以下」となっている。
21世紀の今日でも、牛乳を日常的に飲めるのは一部地域に限られる。そうでない所では、コンデンスミルクか脱脂粉乳、クリープがあればよい方で、乳製品が存在しない地方もある。(2009.10.24)
軟骨の主成分として見出されたグリコサミノグリカン。”chondroitin”は軟骨の化学物質という意味。軟骨以外にも、皮膚、腱、臍帯、椎間板、脳など幅広く存在している。コンドロイチン硫酸の大部分は、コア蛋白と共有結合して、プロテオグリカンとなっている。硫酸基を持っているので、親水性が高い。
コンドロイチン硫酸は軟骨の主成分ではあるが、食物として摂っても軟骨になるわけではない。食物に含まれるコンドロイチン硫酸は消化され、糖に分解されて腸から吸収され、エネルギー源や糖蛋白質の原料として使われる。消化されなかったものは食物繊維として便中に排泄される。(2008.06.06)
ゼラチンではなく、コンニャクを使ったので、こう呼ぶらしい。明治時代から、1970年頃まで使われた複写方式。一度も、見たことない。
(2008.05.09)
高齢化にともない、中心市街地だけで、買い物、銀行、医療などの日常必要なサービスを受けられるように計画された高齢者の住みやすい街のこと。青森市の試みが注目されている。(2007.4〜11)
ロシア語。関連する工場を一カ所に集めて、効率よく生産すること。重々しい感じのする死語となった左翼用語だが、英語でいえば、コンビネーション。(2007.4〜11)
コンビニ強盗はマスクやフルフェイスのヘルメットで顔を隠している場合が多い。そこで、後に犯人を割り出す際に、その身長も重要な要素になる。外に向けて貼ってある警察の防犯ポスターの裏には、逃げていく犯人の身長を割り出せるように目印を印刷してあるものもあるという。これに限らず、ドア付近には、伸長を割り出すための目印がある場合が多いようだ。
これを書いてから、コンビニへ行ってみた。黒と黄色のだんだらで、しっかり180、170、160cmと表示されていた。郵便局では、”身長と視力”を自分で測定できるというものが貼ってあった。(2007.12.15)
/* (C) 2007- YFプロ. All Rights Reserved. */ 提供:C言語講座−それ自体コンパイルできる教材を使った講座です−