ホームに戻る チャイルドマインダーに戻る にっこりハウスへ戻る
ページ移動 一覧 @水編 A遊具編 Bおもちゃ・コーナー編 C園長先生編 D子ども編 E保護者編 Fまとめ
すごい保育園D(子ども編)
ここの保育園の子達は、身体能力がとても高くて、さらには発想がすごく豊かなんですよね。
そっと見て回っていると、玄関の中で泥団子を作っていたり、
他の子のトマトを取ってこっそり食べていたり、、、
その後先生に見つかって怒られていたり(笑)
そんな微笑ましい(他の園だから!?)姿を見つつ(笑)
みんな生き生きと輝いているんですよね。
プールは大きい子達が交代制で入ってますが、それ以外の時間は、
思い思いにボートを交代で引っ張って、ジャブジャブ池を回っていたり、
高いところに登ったり、トランポリンを飛んだり、
お家の中に隠れていたり、砂山で水を流して湖を作っていたり、、、
自転車やバギーに乗って、園庭をぐるぐると回ったり、
絵本を読んだり木陰で休んだり、木漏れ日の下で絵を描いたり、、、
遊びを自分たちで見つけて、すごく楽しんでいるんですよね。
私は、早期教育は子ども達の吸収する素養を作ることと思っています、
それには、色々な体験・経験こそが、
次に知識として知ることにつながっていくんですよね。
知識を詰め込むことはできるけれども、たくさん練習すればできるようにはなるけれども、
3歳の子に一年掛けて毎日特訓すれば、鼓笛隊がうまくできるかもしれない、
けど、小学生なら、週一回でも同じ以上に上達できるかもしれない、、、
その分の時間は帰ってこないし、今経験すること、大切なことって遊ぶことなんですよね。
(もちろん、みんなで何かをしたり、達成感を味わうことにも意味はありますが)
何より、楽しんでやれること、思いっきりできることは、とても重要だと思います、
そして、中身のある遊びじゃないと、あまり意味は無いですけどね〜。
大人は必要最小限の関わりだけで、あとは子どもたちが自分でやっています。
遊ぶ中に最低限のルールがあって、それらを守らないと、
子ども達自身が大変だから、きちんと理解して、次に気をつけるんですよね。
園長が最初に保護者に話すのが、「骨折までは怪我じゃなく勘弁してください。」だそうです(笑)
そんな骨折も、高いところから落ちて怪我をする子はいなくて、ちょっとした高さから転んで折れるとか。。。
遊具の柵も、あえて低くして、子どもの視界が開けること、胸までは良いけど、
おなかを載せたら落ちるよと、子ども達も知っている事、何より、
小さいうちに、低い高さから落ちる経験をしているから、気をつけるんですよね。
これだけ自然も多いから、蚊取り線香が無いとすごいかがくるので、
ところどころ20箇所くらい、蚊取り線香がおいてありますが、
そのほとんどがむき出しでおいてあります。
熱湯の入ったやかんを置いておいてかぶると、大惨事になりますが、
蚊取り線香の火を触ったくらいじゃたいしたことにならない、
何より一度触った子は、二度と触らないとの事。。。
確かに、熱いからだめだよ、危ないよと言われても、子どもは大人が言うから、
大人が怖いから、やめますが、何で危険かがわからないんですよね。
これらの体験は、大きくなってからの、危機回避能力や、
他人に対する思いやりにもつながってくる部分です。。。
0歳のお部屋は、落ち着けるように薄暗い&静かなところにありますが、
外に出ると木漏れ日の明るい中で活動できます。
1歳の部屋は、保育園にありがちな柵がほとんど無く、
子ども達自身が、あっちに行って行けないと理解しているから、問題なく生活できるとのこと。
まあ、あれだけの環境を整えられている&体制ができているからこそでしょうけどね〜。
「自分が柵に囲まれたらどんな思いになるか?柵の向こうに行きみたいと、
柵をつかんでがしゃがしゃやるんじゃ、刑務所の中だ」と、園長先生のお話でした。
リスクとハザードの問題、、、まさにそのぎりぎりを実践にしている園だな〜と思いつつ、
ハンディキャップを持った子達もいて、お互いに自然に協力しながら、園内を自由に遊んでいました。
能力や経験の不足でできないことは、
自分でできるようになるまで大人も子どもも手を出さずに、
できる子達の姿を見て、自分でやってみようと、努力をするから、
三歳でも自分で練習して(最初はキックボードから)、
補助輪無しの自転車に乗っている子がいました。。。