潜水艦

潜水艦の構造

単殻式と複殻式があり、単殻式は外殻が耐圧船殻、複殻式は内殻が耐圧船殻となっている。
同一の船体サイズの場合、単殻式の方が艦内スペースが広く取れるが、タンクその他のスペースも食われるので、絶対的なものではない。
船体の損傷に関しては、複殻式の場合、内殻の損傷を免れる可能性が高いが、耐圧船殻が二重となっているわけではないため、潜航深度そのものには差は無い。

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左:単殻式、中:半複殻式、右:複殻式


サドルタンク方式
船体両舷に、バラストタンクを備える方式。
Pict_0619.

複眼式船殻
大型の潜水艦に用いられる。
Pict_0620.

ステルス潜水艦
外殻を直線化、潜舵をV字化、推進器をエンクローズド化しソナー反射を局限する。
Pict_1161a. Pict_1161.

艦内配置

SS511おやしお
Pict_0621.
SS521はやしお
Pict_0622.
SS562あさしお
Pict_0625.
SS566うずしお
Pict_0626.
SS590おやしお
Pict_0629.
SS501そうりゅう
Pict_1183.
1. 魚雷発射管室
2. 士官室
3. ソナー室
4. ジャイロ/ポンプ室
5. 発令所
6. 電池室
7. 科員居住区
8. 機械室
9. 電動機室
10. 管制盤室(運転室)
11. 艦長室
12. 先任海曹室
13. 科員食堂
14. AIP区画


SSBN598 ジョージワシントン
Pict_0745.
1. 魚雷発射管室
2. 士官室
3. 発令所
4. 操縦室
5. 食堂
6. ミサイル管制室
7. メインタンク
8. 電池室
9. タンク
10. ジャイロ室
11. SLBM区画
12. 原子炉区画
13. 機械室


艦艇探検(SSN758 ASHEVILLE)
SSN688 LOS ANGELES 型


潜航浮上

Pict_0504. Pict_0511.

水上
前部潜舵:水平、後部潜舵:水平、バラストタンク:-、前部トリムタンク:-、後部トリムタンク:-
Pict_0505.

潜航開始
前部潜舵:下げ、後部潜舵:上げ、バラストタンク:注水開始、前部トリムタンク:(注水準備)、後部トリムタンク:-
Pict_0506.

潜航
前部潜舵:下げ、後部潜舵:上げ、バラストタンク:注水、前部トリムタンク:注水、後部トリムタンク:(注水準備)
Pict_0507.

潜航
前部潜舵:水平、後部潜舵:水平、バラストタンク:(注水)、前部トリムタンク:注水、後部トリムタンク:注水
Pict_0508.

浮上開始
前部潜舵:上げ、後部潜舵:下げ、バラストタンク:排水、前部トリムタンク:排水、後部トリムタンク:(排水準備)
Pict_0509.

浮上
前部潜舵:上げ、後部潜舵:上げ、バラストタンク:(排水)、前部トリムタンク:排水、後部トリムタンク:排水
Pict_0510.

水上
前部潜舵:水平、後部潜舵:水平、バラストタンク:-、前部トリムタンク:-、後部トリムタンク:-
Pict_0505.

浮上

潜水艦の装備

セイル (ロシア B345)
Dsc_4428. Dsc_4450. Dsc_4442. Dsc_4461.

発令所 (海上自衛隊 模擬)
Dcim1870/DSC_7803. Dcim1870/DSC_7801. Dcim0579/Dsc_9654. Dcim1870/DSC_7805.

魚雷発射管 (SS287 Bowfin)
p0881029.

非常脱出口 (ロシア B345)
Dsc_2334.

メッセンジャーブイ (ロシア B345)
Dsc_4468.

潜水艦の武器

第二次大戦当時までは、潜水艦も艦艇であることから、大砲を搭載していたが、潜水艦は隠密行動がそのものが価値でもあり、現在では大砲は搭載されていない。
センサーは、ソナーである。
攻撃武器は、魚雷、ミサイル等である。

Pict_0825.

潜水艦発射ミサイル
Pict_0759_um.

SLBM
Pict_0759slbm.

艦載兵器あらかると
魚雷
ミサイル
対潜作戦
機雷
ソナー
潜水艦救難
海上自衛隊の潜水艦作戦の系譜


潜水艦魚雷発射管配置

Pict_0630. Pict_0631. Pict_0632.
Dcim3029/DSC_6863.

潜水艦魚雷発射射線
Pict_0700. Pict_0701.

潜水艦VLS

Pict_1623a. Pict_1623b.

マスカー

船体外部に取り付けられた、気泡発生装置より、空気の泡を放出して船体を覆い、音の伝播を遮蔽するもの。
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潜水艦の動力

潜水艦も船舶であるが、潜航中には空気の使用が極めて制限されるため、特殊な形式が必要となる。
一般に、蓄電池による電気推進だが、原子力機関による蒸気タービンも多い。
また、核に頼らない、AIP機関が開発され、実用化されている。


ディーゼル機関との組み合わせの例。
・ディーゼル電気推進。
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・ディーゼル+電気推進。
Pict_0551. Pict_0552. Pict_0553.
・ディーゼル+電気推進。全機直列型。
Pict_0778. Pict_0779. Pict_0780.

舶用機関
電気推進


潜水艦の機関配置

伊201潜水艦 機関配置
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SSうずしお型 機関配置
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潜水艦の通信

水上
VLF ループアンテナ
HF 機等式アンテナ
UHF 昇降式アンテナ
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浅海面
VLF フローティングアンテナ
約10kt以下
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水中
VLF ブイアンテナ
約4kt以下
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深海
ELF 曳航式アンテナ
深深度、高速航行
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現代の潜水艦. 世界の潜水艦. 海上自衛隊パーフェクトガイド. 太平洋戦史シリーズ35 甲標的と蛟龍. 太平洋戦史シリーズ36 海龍と回天. 第2次世界大戦 潜水艦Uボート(成美堂). 日本軍兵器総覧(1)-帝国陸軍編 昭和12年〜20年-. 日本軍兵器総覧(2)-帝国陸軍編 昭和12年〜20年-. 日本軍秘密兵器.
学研 太平洋戦史シリーズ
デルタ出版 大日本帝国陸海軍



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新規作成日:2002年4月24日/最終更新日:2008年12月31日