帆船時代の艦載兵器

帆船時代の艦載兵器

古代の海戦では、敵船に接舷し、兵士が乗り込んで白兵戦を行うものだった。

若干の遠距離からの戦いとして、弓矢や槍、或いは投石器などがあるが、相当な近距離である。

その後、火薬が発明され、銃砲が開発される。
遠距離からの砲撃戦も、必ずしも決定的なものではなく、
小銃、拳銃による、銃撃戦、刀剣による斬り合いなどの、白兵戦も多く残った。

トラファルガー海戦における、ネルソン提督も、銃による狙撃で戦死している。

艦載砲は、各種のものが開発された。
射程は概ね3浬程度で、この距離が領海の範囲となっていた。

砲の主目的は、
マスト、帆柱の破壊による、航行能力の喪失。
断片の飛散による、殺傷。
であり、船体の破壊による撃沈は、極めてまれである。



主な砲の名前
バシリスク (Basilisk) 英48ポンド砲
ボンバード (Bombard)
カロネード (carronade)
カルバリン (Culverin)
ペリエール (Perier)
ドレーク (Dlake)
ファルコン (Falcon)
マーダー (Murderer) 対人狙撃用の小口径砲
ミニオン (Minion)
サカー (Saker)
パサボランテ (Passavolante)
サーペンタイン (Serpentine) 口径1.5インチ程度の小銃
スリング (Sling)
モーター (Mortar)
トラブッチーオ (Trabucchio)


15〜16世紀の艦載砲



17世紀の艦載砲



ボム・ケッチ Bomb Ketch 臼砲配置
Pict_1045. Pict_1038.

銃火器
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カロネード砲旋回砲座

Pict_1068.

ガレオン船大砲 (レプリカ)
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1829年製30ポンドカローネ

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1837年製カノン砲

Dcim0444/Dsc_1299. Dcim0444/Dsc_1300.

1848年製30ポンド船用加農砲 (推定ディアナ号搭載)
Dcim0368/DSC_1584. Dcim0368/DSC_1586.

鋼製30ポンド船用加農砲 (ディアナ号搭載)
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大砲 (Hawaii Maritime Center/ホノルル港)
p0893011. p0893012.

呉港(からすこじま)
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火薬袋、砲弾 (レプリカ)
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新規作成日:2005年8月30日/最終更新日:2005年10月10日