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青い直線

言葉は記憶の彼方へ(あ行1頁目:ああ〜あけ)

青い直線
  1. ああモンテンルパの夜は更けて
  2. 藍気鼠
  3. 藍媚茶
  4. 藍白
  5. アイスクリーム頭痛
  6. アイスプラント
  7. 藍染
  8. 愛知県
  9. アイボリーホワイト
  10. 亜鉛華
  11. 青壊色
  12. 青首
  13. 青写真
  14. 青丹
  15. アオノツガザクラ
  16. アオバアリガタハネカクシ
  17. 青焼
  18. 赤石山脈
  19. アーカイブス
  20. アカサギ
  21. 赤酢
  22. 赤チン
  23. 暁鼠
  24. 赤トンボ
  25. 赤提灯
  26. 赤丹
  27. 茜色
  28. 赤羽線
  29. 赤福
  30. アカポリ
  31. アカモーウイー
  32. アガロース
  33. アガロペクチン
  34. 秋の七草
青い直線

ああモンテンルパの夜は更けて

1952年(昭和27年)ビクターレコード。作詞:代田銀太郎、作曲:伊東正康、歌:渡辺はま子、宇都美清。

モンテンルパの夜は更けて
つのる思いにやるせない
遠い故郷しのびつつ
涙に曇る月影に
優しい母の夢を見る

燕はまたも来たけれど
恋し我が子はいつ帰る
母の心はひとすじに
南の空へ飛んでゆく
さだめは悲し呼子鳥

モンテンルパに朝が来りゃ
昇る心の太陽を
胸に抱いて今日もまた
強く生きよう倒れまい
日本の土を踏むまでは

(2009.05.23)

藍気鼠

あいけねずみ。藍色(あいいろ)がかった鼠色藍鼠とも呼ぶ。この色の作務衣が使われていた時期もあったようだ。
HTML color code:5e7c85。(2008.07.15)

藍媚茶

あいこびちゃ。媚茶より少しだけ藍色がかっている。江戸時代大阪発祥の流行色。字面を見ると、媚薬と紛らわしい。
HTML color code:555647。(2008.10.20)

藍白

あいじろ。藍染の際の初期に得られる極薄い藍色。瓶覗より薄く、別名、”白殺し”という。
HTML color code:ebf6f7。(2010.01.01)

アイスクリーム頭痛

アイスクリームやかき氷をガツガツ食べて起こるコメカミや後頭部の痛みのこと。咽頭神経が刺激される事により起こる関連痛

痛くなったら、カキ氷のカップでおでこを冷やすと治まるという。(2008.07.25)

アイスプラント

ハマミズナ科メセンブリアンテマ属の植物。学名:Mesembryanthemum crystallinum。葉や茎の表皮に根から吸収した塩化ナトリウムを貯めこむ大型の細胞があるので、水滴のようにキラキラ光り、生で食べると塩味がする。また、表面はパリパリした食感だが、多肉植物のため内部はトロトロしている。原産地は南アフリカで、土地が乾燥し砂漠化にともない発生する塩害対策に有用と考えられてきた。

静岡、佐賀両県で栽培されている。プッチーナは佐賀県の登録商標で、ソルティーナは静岡県における名前。2009年初頭で新顔野菜として注目されている。(2009.03.02)

藍染

あいぞめ。タデ科タデ属アイに木炭、灰汁(あく:染色液をアルカリ性にする)、デンプンなどを加えて、発酵(はっこう)させて作る。虫除けの効果があるといわれている。藍染の布は浴衣(ゆかた)、モンペ、手拭などに使われた。hexadecimal HTML color code:272672。(2007.4〜11)

愛知県

愛知県公式Webサイトには、県名の由来として、万葉集巻三の高市黒人の歌「桜田へ鶴鳴き渡る年魚市潟潮干にけらし鶴鳴き渡る」に詠まれている「年魚市潟(あゆちがた)」という地名の「あゆち」が「あいち」に転訛したとある。”年魚”は寿命が1年(少数だが、年を越すものもある)の鮎(アユ)のこと。

ところで、愛知とは、ギリシア語でフィロス(愛)とソフィア(知)、合わせて、フィロソフィー(哲学)からと聞いたことがあるが、哲学の教授の言ったのはガセネタだったのか。(2007.4〜11)

アイボリーホワイト

ivory white。象の門歯の色。ワシントン条約施行前に入手した、刃渡り約20cmの象牙製のペーパーナイフが行方不明になっている。
HTML color code:ddded3。
(2009.05.17)

亜鉛華

あえんか。酸化亜鉛(さんかあえん)、ZnOの慣用名。白い粉末で、古くは白色顔料や、フケを止める効果のある軟膏(亜鉛華軟膏)、天然ゴムの加硫促進剤として用いられていたが、最近では半導体としても利用される。(2009.06.23)

青壊色

あおえじき。壊色(青壊色、黒壊色木蘭色)のひとつ。緑青の汚れた色。
HTML color code:10303f。(2008.09.29)

青首

あおくび。オスの真鴨(マガモ)のことで、首が青緑色なのでこの呼び名がついた。既に江戸時代にはこう呼ばれていたようで、味が良いので鴨鍋の材料としては最上。仏語で緑首(col-vert、コルベール)は日本にも渡ってくるハシビロガモのことで、こちらもフランス料理の高級食材。

青首は白首ダイコンの対語としても使われる呼び名で、現在の三浦ダイコン亀戸ダイコンの一部が相当する。なお、練馬ダイコンは白首。(2008.10.01)

青写真

あおじゃしん。フェリシアン化カリ(K[Fe(CN)])とクエン酸鉄アンモニウム(Fe(NH(C7))を感光剤として使った写真や複写に使われたテクニック。

湿式の複写方式。青色に発色するので、青写真と呼ばれる。原紙の黒は白に、白は青になる。約40年前には、ガリ版程ではないが、それに次いで普及していた。青写真でコピーを取ることを、”青焼”といい、トレーシングペーパーに似た原紙と、コピー用紙は町の文房具屋で普通に売っていた。業務にも使われていたが、サークルや町内会の連絡事項を、”青焼で作る”という感覚だった。

原紙と印画紙を重ね合わせてコピーする安心感があるので、現在でも、設計図のコピーで使われている。(2008.08.05)

青丹

あおに。”青丹よし”は奈良にかかる枕詞。”丹”は元々は”赤”という意味だが、ここでは土の色という意味。青丹とはマラカイトグリーンであるという説がある。赤丹も参照のこと。
HTML color code:798543。(2008.07.15)

アオノツガザクラ

ツツジ科の矮小低木で、冬でも落葉しない。本州では高山帯に分布。ドウダンツツジに似た花が咲く。ツツジ科で、かつ、高山植物にはこの他に、コケモモシラタマノキもある。(2007.4〜11)

アオバアリガタハネカクシ

体長6mm前後の甲虫。灯りに集まるので、顔などにとまった虫を不用意にはらうと、体液にペデリンという毒があり、つぶれた虫の形にやけどのようになり、跡が残ることもある。また、男性の場合その手でオシッコをすると、被害が拡大する。水田や沼など水気の多いところに棲息する。特に梅雨時の田圃や沼の近くでは要注意。東京都内でも被害が報告されている。(2008.01.05)

青焼

あおやき。青写真やジアゾ式複写の別名。青写真の衰退とともに使用頻度が減少した言葉。(2009.06.15)

赤石山脈

あかいしさんみゃく。南アルプスのこと。赤石山脈は赤石岳(3120m)から命名された。赤石岳の名前は、この山の東側の赤石沢に由来する。赤石沢の中程には、オートラジオラリアという真っ赤なチャート(変成岩の一種)が露出している地帯がある。”門の滝”とそれに続く淵は怪しい色をしている。(2007.4〜11)

アーカイブス

アーカイブ(archive)の複数形はアーカイブズ(archives)だが、2003年埼玉県川口市に作られた”NHKアーカイブス”で、NHKがに勝手に変えた。関連するサイトの”よくあるご質問”のコーナーには、次の記述が見える。

■「アーカイブ」の意味は?
アーカイブ〔Archives〕とは、英語で「記録・保管所」の意味です。今日では、この言葉は「時代を記録した映像などを保存・活用する施設や機能」を示す、世界の共通語となっています。

2010年1月28、29日頃、アメーバニュースや2チャンネルで、阪神タイガーはなぜ阪神タイガーではないのかということがネットで話題になったが、確信犯のNHKと異なり、こちらはどうも単なる誤用か、濁らない方が発音しやすかったためらしい。

(2009.05.02)

アカサギ

警察用語。下記参照。

アカサギ
結婚詐欺のこと。
シロサギ
一般人に対するその他の詐欺。

アカポリも参照のこと。(2009.11.13)

赤酢

あかず。熟成させた酒粕(さけかす)を絞り、それにサトウキビの搾り汁と酢酸菌を加えて発酵させる。江戸時代後期に出現する握り寿司ではこの赤酢が使われた。酢自体に甘味があるので、寿司米に砂糖は加えなかったという。また、古代米から作った純米酒を材料にしたものも赤酢と呼ばれる。(2008.06.06)

赤チン

傷薬の赤チンは、マーキュロクロム(2,7-dibromo-4-(hydroxymercuri)-fluorescein disodium salt)の2%水溶液。緑がかった朱色をしているが、マーキュロクロムは蛍光色素のフルオレセインに臭素と水銀を付加した誘導体なので、緑がかって見えるのは蛍光色である(緑膿菌を参照のこと)。

ヨードチンキ、通称”ヨーチン”は茶色なのに対して、赤っぽいので、通称”赤チン”となった。最近では、逆性石鹸を主成分とする消毒薬が使われ、こちらは通称”白チン”。

ヨーチンを傷口に塗ると猛烈に痛いが、こちらはほとんど痛くないので普及した。製造工程で水銀が環境を汚染する可能性があるので現在ではほとんど使われないが、皮膚から吸収される水銀は少なく、毒性も低いとされている。ただし、幼児の誤飲は非常に危険なので、要注意。

赤チンの朱色は水銀化合物特有の色。ところで、マーキュロクロムのスペルは”mercurochrom”だが、分子式を見てもクロム(Cr)は含まれない。二クロム酸カリウム(KCr)の赤色と何か関係があるのだろうか。しかし、クロム酸カリウム(KCrO)は黄色の化合物だ。そういえば、クロム(Chromium)の語源はギリシャ語の”色”からきているので、”水銀の色”という意味を込めて、マーキュロクロムと命名したのかも知れない。マーキュロクロムのクロムには大いなる疑問がある。(2008.08.23)

暁鼠

あかつきねず。四十八茶百鼠のひとつ。ミッドナイトブルー茜色ドーンピンク→ 暁鼠→ピーカン
HTML color code:d3cfd9。(2008.07.26)

赤トンボ

正式にはアキアカネ。東京では、夏の間は主として奥多摩の山地に棲息し、あまり赤くない。8月の終わりから9月のはじめ頃、大挙して山を下り、都内へやってくる。あまり遠距離ではないが渡りをする。うまくすると、風の弱い晴れた日に、西から東へ群をなして飛んでくるのを目撃することがある。赤くなるのはその後。稲の害虫のイチモンジセセリもほぼ同じ経過で渡りをする。

アカトンボ アカトンボ 羽を取ったらトンガラシ

(2007.4〜11)

赤提灯

あかちょうちん。飲み屋の表には、単に”さけ”とか、店の名前などを書いた赤い提灯を下げている店が多い。(2007.4〜11)

赤丹

あかに。丹は土という意味なので、赤丹は赤い土。”あかたん”と読めば花札。青丹も参照のこと。
HTML color code:ce5242。(2008.08.23)

茜色

あかねいろ。夜明けの東の空と日暮の西の空の色。ピナトゥボ山噴火の折は、もっと不吉な色だった。アキアカネは赤トンボの和名。
HTML color code:b20008。(2008.07.30)

赤羽線

あかばねせん。ほとんど死語になった。池袋、板橋、十条、赤羽の四駅。現在の埼京線の一部。沿線に住む人以外には、高崎方面から都内へ帰るとき、それが新宿方面であれば、この線を利用することで、乗り換えは煩雑になるが、ショートカットにはなるという意義くらいしかなかった。(2007.4〜11)

赤福

伊勢大神宮参拝の際の定番の土産物。の上にが乗っている。俗説として、餡をのせる作業は、神社の巫女を努める女性のように、生娘が行うことになっているという。本店で見せている実演では、かなり年のいった人もいるが。(2007.4〜11)

アカポリ

婦人警官のこと。また、モデルやネイリスト(ネイルアート)業界では赤いマニキュアのことをいう。JNA(日本ネイリスト協会)ネイリスト技能検定試験の3級では、アカポリの実技がある。

これらの言葉の使用例:「アカポリをしたアカポリにアカがアカフダを切られた。」(2008.09.26)

アカモーウイー

赤毛瓜と書く。沖縄の野菜でヘチマのようなもの。熟す前にンブシーにして食べる。フルーティーな香りがたまらない。(2007.4〜11)

アガロース

アガロースはガラクトースと3,6−アンヒドロガラクトースで構成されている多糖で、多糖類の中では中性ガラクタンに分類される。紅藻の細胞間隙に存在する含水結合多糖の1つ。寒天の主成分。

アガロースゲルの架橋構造は、生化学分野で蛋白質の分離に使われるポリアクリルアミドのそれよりもずっと疎らなので、巨大分子であるDNAの分離、精製に使われる。(2008.08.26)

アガロペクチン

基本骨格はアガロースだが、構成するガラクトースの一部が硫酸エステルやカルボキシル基を含む酸性ガラクタン。アガロースと異なり、ゲルにならない。このため、寒天では、アガロースを多く含むとゲルの強度が強く、アガロペクチンの含量が高いと粘度が高くなる。寒天の材料となる紅藻では、天草よりもオゴノリに多く含まれる。

デンプンアミロペクチンとは名が似ているだけで、無関係。(2008.08.26)

秋の七草

萩(ハギ)、桔梗(キキョウ)、葛(クズ)、撫子(ナデシコ)、尾花(オバナ)、女郎花(オミナエシ)、藤袴(フジバカマ)。約1,300年前、山上憶良が選定した。

「萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」、万葉集、山上憶良。

(2007.4〜11)

青い直線

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