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青い直線

言葉は記憶の彼方へ(は行1頁目:はあ〜はす)

青い直線
  1. 灰赤紫
  2. 配位結合
  3. ハイイールド債
  4. 灰色
  5. 黴雨
  6. バイオアッセイ
  7. 胚芽油
  8. バイキング料理
  9. 灰桜
  10. 肺サーファクタント
  11. 媒染
  12. 配糖体
  13. ハイドロキシアパタイト
  14. ハイドロキシプロリン
  15. ハイドロキノン
  16. バイナリファイル
  17. 羽織ゴロ
  18. 麦角アルカロイド
  19. 博多通りもん
  20. 馬鹿でもチョンでも
  21. 量り売り
  22. ハギハッキョ
  23. 馬脚を露わす
  24. 白衣高血圧
  25. 白眼視
  26. 曝書
  27. バックシェーン
  28. 白系ロシア
  29. バケツ稲
  30. 禿同
  31. 化け臍
  32. 派遣切り
  33. 跛行
  34. 爬行
  35. 破骨細胞
  36. ハコ乗り
  37. 馬耳東風
  38. ハシリドコロ
  39. 撥水性
  40. パスツールピペット
  41. バス通り裏
青い直線

灰赤紫

はいあかむらさき。灰桜より少し濃い色。落ち着きのある姫の色。もっと暗くすると葡萄鼠になる。
HTML color code:e1afbe。(2008.09.22)

配位結合

はいいけつごう。共有結合に関与する2つの電子は2つの原子から出されるが、配位結合では一方からのみ提供される。しかし、結合してしまえば共有結合と区別はつかない。従って、結合力も共有結合とほぼ等しい。(2008.07.24)

ハイイールド債

high yield bond。高利回りに設定されているが、リスクが高いハイリスク・ハイイールド(高利回り)債のハイリスクという言葉を取り去ったもの。ジャンク債とほぼ同じ意味。その他のものは債券を参照のこと。(2008.10.01)

灰色

はいいろ。灰色にも薄いのから濃いのまで色々あるが、この灰色は丁度ど真ん中の灰色。このような真黒な字でも、白抜きの字でも読み難さは同じはず。
HTML color code:888888。(2008.09.22)

黴雨

”ばいう”と読む。”黴”は訓読みでカビ、音読みでバイ。ご存じ黴菌(ばいきん)のバイ。湿度が高くてただでさえ落ち込みやすいこの季節に、中国から伝わったこの言葉ではあんまりだということで、”梅雨”という字を充てたという説があるようだ。(2008.09.27)

バイオアッセイ

英:bioassay。ホルモンなどの生理活性物質を直接定量分析する技術のなかった時代に、標的となる生物の反応を使って行った分析法。生物検定とも言った。特定の化学物質の催奇性についての評価には現在でも使用されるが、死語になりつつある。(2010.01.15)

胚芽油

胚芽から搾油して得られる油脂の総称。 代表的なものはコーン油だが、米や小麦の胚芽油もある。

Web上では、同じ胚芽油でも、コーン油は心臓病の原因などとして悪者にされ、米胚芽油と小麦胚芽油は、抗酸化作用が高いとか、肩こり・腰痛に有効、アンチエイジングに有効、生活習慣病の救世主とか、小腸からのコレステロール吸収を阻害、肝臓でのコレステロール合成を阻害するとかで、健康食品とし喧伝喧しいが、高い値段が付けられているケースがある。ご注意。(2009.09.18)

バイキング料理

帝国ホテルの総料理長の村上信夫氏(当時)がレストラン「インペリアル バイキング」を1958年(昭和33年)に開業するに当たってバフェスタイルで料理を供する形式について使い始めた言葉。その原型はスカンジナビア料理のスモーガスボード。ご存じのように、この言葉は普通名詞となった。序に、ビュッフェビストロも参照のこと。

バイキングなら、老舗だけあって流石に帝国ホテルのそれが良い。高価な食材で作られた料理も並んでいるので、それを集中して狙えば元がとれると思われる。言い換えれば、流石に帝国ホテルと思わせる料理が並んでいる。昼食を奢られるなら、ここに限る。(2009.09.15)

灰桜

はいざくら。姫の和装の色。休日にオヤジがこの色のジャージーなど着て表を歩いているのを目撃してしまったら、最悪だ。もう少し濃い色に、灰赤紫がある。
HTML color code:e8d3d1。(2008.09.22)

肺サーファクタント

主に肺胞の内部へ分泌される。リン脂質とアポ蛋白で構成され、界面活性剤としての性質を持っている。肺胞へはいってきた酸素を溶け込みやすくさせ、肺における酸素二酸化炭素の交換を容易にする。未熟児で肺の成熟が十分でないと肺サーファクタントの不足から、呼吸麻痺を起こすことがある。この場合は肺サーファクタントを肺の内部に噴霧する。細菌の侵入に対する自然免疫作用もある。(2008.10.01)

媒染

ばいせん。草木染めなどで、染料繊維をなじませて、染料が繊維に定着しやすくする技法のこと。この目的に使うものを媒染剤と呼び、銅、錫、アルミニウム、鉄など2価以上の金属イオンを含む。(2009.05.04)

配糖体

はいとうたい。糖に有機物が結合したものを配糖体と呼ぶ。植物の液胞に貯蔵される。液胞が壊れると細胞質に存在するα−グルコシダーゼという酵素で糖との結合が切れる。代表的なものとして、青酸配糖体強心配糖体クマリン配糖体がある。(2007.4〜11)

ハイドロキシアパタイト

hydroxylapatite、Ca(PO(OH)、水酸燐灰石。アパタイトのフッ素原子(F)がヒドロキシ基(−OH)に入れ替わった無機化合物。脊椎動物の硬組織である骨や歯を構成する主成分(海産無脊椎動物の硬組織はカルサイト)。歯科や外科治療の分野で使用される。(2008.08.22)

ハイドロキシプロリン

蛋白質において、アミノ酸プロリン残基がプロリン水酸化酵素によりヒドロキシル化して生成する。体内のハイドロキシプロリンはコラーゲンに特異的に存在し、コラーゲンのアミノ酸残基の約11〜14%を占めている。ハイドロキシプロリンの合成には鉄とともにビタミンCが必須。

尿中のハイドロキシプロリンを定量すれば、体内におけるコラーゲンの分解の程度を知り、それを通して、骨吸収、甲状腺機能亢進症や肝硬変などのコラーゲン代謝異常をともなう疾病の病態把握に有用。(2008.08.27)

ハイドロキノン

還元剤である。還元剤は相手の化合物から酸素を奪う。写真の現像液、ゴムの酸化防止剤。カメムシのガスの素などに含まれる。

これを含有する化粧品もある。これを使うとメラニンが還元されて肌は白くなるが、人によっては肌荒れを起こす。また、メラニンの紫外線から皮膚を守る効果が減殺されるので、皮膚癌のリスクが高まる。マイケル・ジャクソンは、日本では認可されていない高濃度のハイドロキノンを含む化粧品を使っているという噂がある。(2007.4〜11)

バイナリファイル

binary file。1文字でもテキストファイルで扱えない文字を含めば、バイナリファイルと呼ばれる。コンピュータのプログラム、画像ファイルや音声ファイルなどがその代表。拡張子は明示的にバイナリファイルであることを示すため”bin”とすることがある。対義語はテキストファイル。(2009.05.13)

羽織ゴロ

はおりごろ。日本では、新聞は瓦版からはじまった。瓦版は絵入りで事件・事故を報道するのを得意としていた。その伝統が、明治時代の新聞に引き継がれた。羽織ゴロとは、当時の新聞記者のこと。羽織を着て立派な身なりをして、正義の味方のようにふるまい、事件・事故をかぎつけては金品を巻き上げた。

1960年頃でも、新聞記者という職業はまともな職業とはみなされておらず、”新聞記者へは嫁にやるな”、”新聞記者にはなるな”と言われていたと記憶する。都新聞宮武骸骨も参照のこと。(2008.01.18)

麦角アルカロイド

ergot alkaloid(ergotは家禽の蹴爪のこと)。小麦やライ麦などに寄生する麦角菌(ばっかくきん)が産生するアルカロイドの総称。アドレナリンセロトニンドーパミン受容体などのモノアミン受容体に作用し、血管収縮作用があり、中毒すると壊死や痙攣を起こすが、医薬品としても利用されている。
片頭痛治療薬
抗パーキンソン病薬
子宮収縮剤
LSD

(2009.05.23)

博多通りもん

はかたとおりもん。昭和4年(1929年)創業の「明月堂」が製造販売している”洋風”饅頭。平成5年(1993年)発売開始。札幌の”白い恋人”、仙台の”萩の月”、東京の”東京ばな奈”、鎌倉の”鳩サブレー”、浜松の”夜のお菓子うなぎパイ”、広島の”もみじ饅頭”、長崎の”カステラ”のような定番の土産になりつつある。(2008.07.11)

馬鹿でもチョンでも

チョンとは”ゝ”という字のことで、かなでもなく漢字でもない中途半端な字なので、ここでは半人前という意味でつかわれている。(2007.4〜11)

量り売り

はかりうり。過去には醤油、酒、油、味噌などは、それぞれその専門店で量り売りを買った。現在でも、老舗では行われていることが多い。しかし、最近の”エコブーム”で、資源節約のための”量り売り”の店の開店が増えているようだ(2008年11月9日)。

そのタイプの店で扱う範囲は、一見してそれが何かはわからない商品にまで拡大しているようだ。例えば、再利用ということで空いたペットボトルに洗剤を入れてもらうなど、幼児の誤飲が心配だ。なお、”エコ”のためレジ袋を有料または廃止したスーパーマーケットでは、万引きの増加が著しいという。(2008.11.09)

ハギハッキョ

朝鮮語で、”夏期学校”のこと。

【2009年7月26日○○新聞大阪版:夏期学校:民族の自尊感情育てたい 在日韓国朝鮮人の小中生ら、豊中で交流】 豊中市内の在日韓国朝鮮人の小中学生ら約40人が自らのルーツを考える夏期学校「ハギハッキョ」(市在日外国人教育推進協議会など主催)が25日、同市岡町北3の市立克明小学校で始まった。開校30年目の節目に、保護者や卒業生ら約100人も駆け付けた。
 「民族の自尊感情を育て仲間を作る場を」と1980年に始まり、延べ1500人以上が参加している。この日は、チマチョゴリを着た子供らが音楽や踊りを保護者らに披露したり、韓国のり巻き「キムパプ」を食べるなどして交流した。26日も同校で、ハングル学習などをする予定。
 ほぼ毎年参加しているという市立第十一中学校1年、李将斗(イチャンドゥ)君(12)は「自分のルーツに自覚と誇りを持って友達と向き合えるようになった」と話していた。【土本匡孝】

ここで問題!○○新聞とは?ヒント:別名変態新聞。

住民のこの学校と学区に対する評判は、子供の間で成績の差が激しく、生徒は豪邸の建ち並ぶ区域から、所謂、B地区までと落差が大きいらしい。”学校の歴史”を見ると、1972年(昭和47年)より、同和教育に力を入れているようだ。
この小学校は多文化共生教育にも熱心らしく、外国人児童へ配慮して教科名「国語」を使わず、「日本語」としていた。1997年12月21日付の××新聞がそのことを報道すると、急遽、3学期から「国語」に戻した。

ここで問題!××新聞とは?ヒント:韓国のマスメディアでは”極右の新聞”と呼ばれている。

(2009.07.27)

馬脚を露わす

ばきゃくをあらわす。取り澄ましていたが、あるいは、取り繕っていたが、隠していた本性(ほんしょう)をあらわしてしまうこと。”馬脚”とは、芝居に登場する馬の足の役のことで、何かの拍子に顔を出してしまうことが語源。良い意味では使われない。”ボロを出す”も同じ。(2007.4〜11)

白衣高血圧

別名、ホワイトコート症候群。日常生活では正常血圧であるにも関わらず、馴れれば何でもないのだが、診察室だと緊張して血圧が実際より高い値になること。誤診の原因となる。人によっては、美人看護婦で症状が出る(私はこのタイプ)。それを防ぐため、待合室に自動で血圧を測定する装置(非観血式電子血圧計JIS T 1115:2005)を置いてあるところもある。また、白衣高血圧を疑われると、医師から家庭における血圧測定を勧められることもある。積極的な治療は不要。

反対語は仮面高血圧。(2009.08.27)

白眼視

はくがんし。冷たい眼で見ること、見られること。出典:「晋書・阮籍伝」、阮籍は竹林の七賢の一人。晋書は648年に太宗の命により編纂された。

籍又能為青白眼 見禮俗之士 以白眼對之

(2008.07.10)

曝書

ばくしょ。天日を利用して書籍の虫干しをすること。夏に行う。和装本や漢籍など、和紙で作られた本が対象になる。カビを防ぐ目的もあるが、虫の場合、この虫は主に紙魚のこと。死語に近づいてきた言葉のひとつ。

図書館によっては、図書の台帳と現物を年に一度突き合わせることを曝書という場合もある。こちらは死語ではなく、業界用語。(2008.10.17)

バックシェーン

後姿だけ美人を形容して使う学生言葉だが、現在は死語。”back(英語:背中)” + ”schön(独語:美しい)”。背中は独語で”Rücken”だが、この言葉を作った学生は不勉強で知らなかったのかも知れない。(2009.04.27)

白系ロシア

はっけいろしあ。正確には、”白系ロシア人”だが、こういう風にいう人が多い。1917年のロシア革命(十月革命)で、共産党と戦った、戦ってはいなかったが、反革命分子とされたので迫害から逃れて亡命した人達のこと。約200万人いたとされている。受け入れた人数はドイツ、フランスが多いが、日本を含め多くの国が受け入れた。日本へは満州国経由で渡ってきた人もいる。”白系”は”赤(共産主義)”に対する言葉。ロシア民族に限らない。プーチンの親も貴族だったので、白系ロシアになるか、粛清されるかという危機を経験している。息をひそめていたらしい。

在日韓国、朝鮮人と違って、白系ロシアは芸術、自然科学、食品、スポーツなどの分野で、日本に多大の貢献を果たしてきた。洋菓子のモロゾフ、大鵬はロシア人とのハーフ。日本に帰化し、日本人として生きている人も多い。

普段から色白だなと思っている人と話をしていて、ふと、その人の顔をまじまじと見ると、瞳が青かったということはありませんか。(2007.11.29)

バケツ稲

JAが1989年(平成元年)に消費者に稲のことをもっと知ってもらうために始めた運動。学校だけでなく、個人宅のベランダ、駅のホームなど様々な場所と、バケツだけでなく、発泡スチロール、適当な容器などの機材を使って行われている。JAでは「コシヒカリ」か「日本晴」の種もみ、化成肥料、マニュアルから成る”バケツ稲づくりセット”を無料で配布している。学校教育用に「バケツ稲づくり指導書」も用意されているようだ。2005年には約50万人が挑戦したという。

2008年からはパルシステム(生協)も追随しているようだが、こちらは有料。少し、せこい。(2009.07.12)

禿同

2チャンネル用語。”はげどう”と読み、”激しく同意”という意味。少なくとも2006年には使われていた。(2008.11.10)

化け臍

ばけべそ。江戸時代、下級武士が自分の妻のことを卑下して、こう呼んだ。死語だと思っていたら、2007年12月現在で、普通に使っている人がいた。第三者に意味が通じるかどうかは別にして。(2007.12.02)

派遣切り

はけんぎり。2008年9月15日のリーマンショック後の世界的不況に対処するため、自動車、家電メーカーなどで派遣事業者と締結していた派遣契約の打ち切りのこと。この年の年末は特に、”悲惨な派遣切り”に関する報道が多かったという印象を受けた。しかし、親類縁者を含め身の回りのどこをどう探しても、「派遣切り」にあったという人が見つからない。日本の労働人口の何パーセントが派遣切りにあい、日本経済に及ぼす影響は如何ほどなのだろうか。

”派遣切り”という言葉の語源を調べてみたが、2009年7月28日の時点で不明。明確な根拠はないが、2008年の年末の、特にトヨタのそれに関するNHKの報道が最初で、それまでは”派遣切り”という言葉が使用された痕跡は見つからない。なお、”雇い止め”についてもほぼ同じ結果が得られた。(2009.07.28)

跛行

はこう。跛はびっこという意味で、びっこを引いて進むこと。主に、脚の故障による競走馬の歩行異常をいう。前肢に起きたものを肩跛行、後肢に起きたものを寛跛行という。同音異義語の「爬行」にご注意。(2009.05.05)

爬行

はこう。ヘビのように這って進むこと。同音異義語の「跛行」にご注意。(2009.05.05)

破骨細胞

はこつさいぼう、osteoclasts。この細胞は複数の細胞が融合して、巨大な細胞となる。そのため、1つの細胞に数個から数十個の核を持つ。骨を溶かす働きがあるので、破骨細胞と呼ばれる。溶かされたカルシウムは血液に移行し、血中Ca2+イオン濃度を上昇させる。この現象を骨吸収と呼ぶ(反対語は骨形成で、骨芽細胞が関与する)。

甲状腺から分泌されるペプチドホルモンカルシトニンは破骨細胞の働きを抑制し、副甲状腺から分泌されるペプチドホルモン、副甲状腺ホルモンは破骨細胞と骨芽細胞双方の働きを高める作用がある。(2008.08.22)

ハコ乗り

暴走族(珍走団)の行うそれではなく、重要な政治家の私邸から、代表となった新聞記者が送迎の車に同乗し、インタビューする。他社の記者には、その結果を後で報告する。(2008.10.11)

馬耳東風

ばじとうふう。中国の故事より。唐代の詩人李白が酒でしくじって官職を追われた。それを嘆いて泥酔して、詠んだ詩の中に、”世の人はすばらしい詩歌を聞いても、馬の耳に東風が吹くのと同じように、気にもとめない”という下りがある。どんな良い話を聞いても、理解できず、聞き流すことをいう。「馬耳東風と、聞き流す。」などと、使う。”馬の耳に念仏”に同じ。(2007.4〜11)

はしら。ここでいう”柱”とは大黒柱などの家の柱のことではない。辞書などの各ページの上部と下部にある、そのページの最初の語と最後の語が書いてある部分のこと。このページでも、のあ←はあ→はせとあるのがそれ。それから、このページにもある。(2008.04.25)

ハシリドコロ

ナス科の有毒植物。スコポラミンというアルカロイドを含むが、チョウセンアサガオよりも含有量が高いので、山菜と間違えて食べると中毒症状は重くなる。中毒すると、狂ったように走り回ることになる。

この植物の根茎や根のエキスをロートエキスという。点眼すると、副交感神経系の抑制作用により、瞳孔が開いて目がきれいに見える(ベラドンナ の項)。目薬を得意とするロート製薬(株)の社名は紛らわしい。1970年代には、この会社の目薬はロートエキスを含んでいるので、酒に混ぜて女性に飲ませると、前後不覚になり、よからぬことに使えるという噂が立ったことがあったが、ロートエキスは過去から現在まで決して目薬に含まれたことはありません

2008年4月25日の朝刊に、山菜と間違えてハシリドコロを食べて、中毒したというニュースがのっていた。トリカブトとともに、ご注意。(2007.4〜11)

撥水性

はっすいせい。をはじく物体の表面の性質。その物体の表面の疎水性が高いと、表面の水を引き寄せる力よりも水の持つ凝集力(表面張力と同じ) の方が高くなり、撥水性という性質が現れる。撥水性を高めるには、表面を疎水性の高い物質でコートするか、表面の凸凹を増やせばよい。主として後者の原理で撥水性を高めたものが、超疎水性の素材。

この現象は分子どうしが水素結合で束縛し合っている液体の水で起こるもので、束縛が切れている気体の水、即ち、水蒸気では見られない。水蒸気で問題になるのは通気性。

撥水性が高いと、水が付着しても水は水滴となりそのものは濡れない。撥水性が高く、同時に通気性もある素材として、ゴアテックスが有名。(2008.10.12)

パスツールピペット

英:Pasteur pipette、別名:dropper、eye dropper。ガラス管の一端を引き伸ばしただけの、目盛りも付いていない安価なピペットの名前。たぶん、あのパスツール(Louis Pasteur、1822年12月27日〜1895年9月28日)が、生物の自然発生説を否定した実験装置の"白鳥の首"部分に似ているので、こう命名されたものと思われる。大部分の市販品は、用量1mlまでの液体用で、その用量に適合したニップルを装着して使う。口で吸うことはない。

最も良く使われているのは、米CORNING社製造のもので、長さ5インチと9インチの2種類があり、どちらも1000本入り。原則使い捨てだが、洗って再使用することも多い。ただし、割れやすく、素手で扱うとガラスが手に刺さるので、手袋を装着して扱う。そうすると、扱い難くなるので余計に割れて、歯がゆい。なお、シリコンゴム製の用量1mlのニップルをつけて使うこと。大きなニップルを付けて使い難そうにしているのを見ると、ムズムズする。(2010.02.25)

バス通り裏

ばすどおりうら。1958年から1963年にかけて、NHKで放映された”ホームドラマ”の嚆矢。約1400回放送された。白黒。ビデオがない時代だったので、生放送。”今日より明日の方が良くなる”と、みんな思っていた時代だった。

作詞:筒井敬介 、作曲:服部正 

  小さな庭をまんなかに
  おとなりの窓 家の窓
  いっしょに開く窓ならば
  ヤー こんにちはと手を振って
  こんなせまいバス通り裏にも
  ぼくらの心が かよいあう

  小さな花をまんなかに
  おとなりの窓 家の窓
  むこうがとじた窓ならば
  なぜだろうかと ふりかえる
  こんなせまいバス通り裏にも
  目にしむけむりが 流れくる

(2008.04.19)

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