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コンクリート圧縮強度データ表 |
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N/mm2は、コンクリート強度を表す単位です |
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ニュートン・パー平方ミリメートルと読みます |
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1N/mm2とは1m2当りでは約100t です |
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下表は手持ちのコンクリート圧縮強度試験成績書を月/日 順に集計したものです。 |
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材齢28日(4週)の圧縮強度 |
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住宅性能表示のコンクリートの劣化対策等級は下記のようになっています。 |
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等級3 建築基準法のかぶり厚さの場合は水セメント比45%以下 |
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建築基準法のかぶり厚さ +10mmの場合は水セメント比50%以下 |
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等級2 建築基準法のかぶり厚さの場合は水セメント比50%以下 |
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建築基準法のかぶり厚さ +10mmの場合は水セメント比55%以下 |
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設計基準強度または耐久設計基準強度の大きい方の値を品質基準強度といい、 |
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品質基準強度に温度補正値を加えたものが呼び強度で、上表では、 |
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現場水中養生供試体の圧縮強度がこの呼び強度以上なので全て合格です。 |
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備考欄のアルファゾル4とは、液体の躯体防水剤で現場にて、生コンに投入しました。 |
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アルファゾル4を使用したコンクリートと、使用しなかったコンクリートとの圧縮強度に |
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差が出ています。 |
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同じ呼び強度でも、水セメント比が上がると圧縮強度は下がり、水セメント比が下がると |
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圧縮強度は上がる関係も明確に出ています。建物にとって、なるべく圧縮強度を上げて |
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寿命を延ばすには、施工性の問題がありますが、水セメント比をなるべく下げることです。 |
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また、コンクリートは養生環境によって強度に差が出ます。例えば、打設から4週間の |
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気温が重要で、低気温の中のコンクリートは強度の上がり具合が遅くなります。そのため |
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東京では、10/13日〜11/29日迄は3N/mm2、11/30日〜2/28日迄は6N/mm2 |
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3/1日〜4/13日迄は3N/mm2の温度補正が行われます。 |
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また、夏期の長期強度の低下やひび割れ発生等のため、暑中コンクリートは |
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東京では7/13日〜9/8日の間に、6N/mm2の夏期補正が行われます。 |
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一般的にコンクリート圧縮強度は下記及び下図のようになります。 |
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標準養生 コ ン ク リ ー ト > 現場水中養生 コ ン ク リ ー ト > 実際に打設された コ ン ク リ ー ト |
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上図はコンクリート打ち日からのコンクリートの強度発現を、日毎に追ったグラフです。 |
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基準強度の28日時点で見ると、標準養生>現場水中養生>構造体コンクリートで、 |
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Fqは品質基準強度のレベルで、28日時点では構造体コンクリートは達していませんが、 |
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現場水中養生の強度が、Fqを上回っているので合格です。さらに20日位経つと、 |
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構造体コンクリートの強度はFqレベルを超え、28日の現場水中養生強度も必ず超えます。 |
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コンクリート製造材料表 |
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生コン製造のルールがあります。 |
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水 185kg/m3以下 |
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セメント 270kg/m3以上 |
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水セメント比 65%以下 |
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温度 35℃以下 |
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スランプ 18cm以下(21cm以下) |
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注記 乾燥収縮によるひび割れ対策上、単位水量は175kg以下を目標とする。 |
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劣化対策等級3では、水セメント比は45%以下と又は50%以下です。 |
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水の変わりに海水で作るコンクリートは、水に比べて強度は55%強くなるそうです。 |
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ただし、鉄筋を樹脂ペイント処理をするそうです。 |
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