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壁式RC造の耐力壁 |
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壁式RC造は建築基準法の告示で以下のように決められています。 |
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1. 耐力壁は平面上釣り合い良く配置しなければなりません。 |
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2. 耐力壁の長さはX方向・Y方向 共にその階の単位面積当たり下表以上に。 |
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耐力壁の長さの合計(壁量)の表 |
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階 |
数値 cm/m2 |
地上階 |
最上階から数えた階数が4及び5の階 |
15以上 |
その他の階 |
12以上 |
地下階 |
20以上 |
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※ 長さ45cm未満、かつ 開口高さの30%未満の長さの壁はカウントできません。 |
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3. 耐力壁の厚さは下表以上に。 |
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耐力壁の厚さの表 |
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階 |
耐力壁の厚さ cm |
地上階 |
階数が1の建物 |
12以上 |
階数が2の建物 |
15以上 |
階数が3以上の建物 |
最上階 |
15以上 |
その他の階 |
18以上 |
地下階 |
18以上 |
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4. 耐力壁の縦筋及び横筋の鉄筋比は下表の数値以上に。 |
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耐力壁の鉄筋比の表 |
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階 |
鉄筋比 % |
地上階 |
階数が1の建物 |
0.15以上 |
階数が2以上
の建物
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最上階 |
0.15以上 |
最上階から数えた階数が2の階 |
0.20以上 |
その他の階 |
0.25以上 |
地下階 |
0.25以上 |
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※ 鉄筋比とはコンクリートの断面積に対する鉄筋の断面積の和の割合をいいます。 |
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※ 縦筋にあっては水平断面、横筋にあっては鉛直断面に対する % です。 |
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尚、コンクリートスラブ(床版)の厚さについては、建築基準法施工令において8cm以上、 |
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かつ 短辺の有効張り間の1/40以上と決められていますが、実際は遮音性能や鉄筋の |
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かぶり厚さや生コンの施工性 等からその厚さを決めています。 |
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