RC住宅建設ナビ
田中設計
昭和49年開設
東京都品川区小山台1-15-4
TEL・FAX 03-3791-0176
設計資料室
東京都渋谷区広尾2-5-15
携帯TEL 090-9974-0176
代表 田 中 邦 男(S20年生)
1974年一級建築士免許取得
東京都防災ボランティア登録
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モノコック構造
壁式鉄筋コンクリート造はモノコック構造です
一体構造
自然界にある、モノコック構造をイメージすると、卵の殻、
エビの殻、サザエの貝殻、竹の節と筒の部分の繰り返し 等
人工物では、紙風船、ボール紙の菓子箱、ダンボール箱、
桐箱、樽、壺、茶筒、ポリタンク、一斗缶、ドラムカン、FRPタンク
自動車、電車、飛行機、 等々たくさんあります。
ともに、その材料の厚さが薄いのですが、全体が一体構造となって
支えあっているので、とても丈夫です。
この方法を建物に応用しているのが、
現代の壁式鉄筋コンクリート造(RC造)です。
RC造の構造計算は、ベタ基礎や壁や梁や床版を別々に
計算して、持ち寄っています。
実際のRC造はベタ基礎や壁や梁や床版の型枠に生コンクリートを
流し込み施工され、室内の周りが六面体構造・一体構造になって
横や上下に連結しています。
壁式鉄筋コンクリート造自体はジョイント部分のない建物ですが、
もちろん、鉄筋にはガス圧接継手や、重ね継手や、定着長さ 等
がありますが、すべて生コンクリートの中に埋まってしまうことで、
全体の強度は計算以上のものなり、この鉄筋とコンクリートの
一体構造が、鉄骨造や木造にない一大特徴なのです。
RC造に地震力や大風力等の外力が加わった時は、
六面体構造・一体構造で振動に耐え、非常に安定します。
設計関係者から壁式RC造の建物なら、昔から
まず安全 と言われている理由は、ここにあるのです。