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豆ちしき
 かしこい物件の探し方
 建築条件付のからくり
 ○誰に設計してもらう?
 ○ウチは丈夫な家らしい
 ○建売住宅はお得?
 ○土地の境界が2つ存在する?
 ○よくある契約のトラブル
 ○建売の時代は終わりを告げる・・・?
 ○建売住宅と注文住宅の法律の違い
 ○ローコスト住宅だからこそ設計事務所
 ○仲介宅建業者の責任はどこまで? 
 ○リフォームはどこに頼むのがよい?
 ○リフォームの時期はいつがよい?
 ○相見積の金額に差があるのはなぜ?
 ○失敗しない打合せの方法とは?
相見積の金額に差があるのはなぜ?
 
 数社に見積をお願いしたところ、同じ内容なのに金額に大きな差があったことってよくありますね。
そしてこの中で一番安いところにお願いするのがよいなんて思っていませんか?

 
・見積金額というものは工事業者さんの考え方次第で高くもなり安くもなります。
丁寧に手間をかければかける程費用はかかりますし、品質を落としたり技術が未熟だったり手を抜けば当然安くなります。
こうした業者さんの考え方や力量によって工事金額も大きく左右するのです。

 例えば、既存の壁下地がボロボロなのできちんと補修をして仕上げるのか、下地は見えない箇所なのでそのままとするか、補修に関しても安く済ませる為に損傷した部分のみとして直した跡がはっきりわかってしまってもよしとするか、それとも既存と補修した部分がわからないように広めに補修して目立たないようにするか等、見積書だけではわからない部分で気を使っていることはとても多くあります。
 
 しかし、最近は丁寧な熟練の工事業者による金額高めの工事よりも、
時間をかけず品質が良くなくても安い工事が選ばれているのも事実です。
 そこそこの技術で「早く、こだわらず、安価な品質」を求めた結果、きちんとした工事、丁寧な工事をする真面目な業者は金額が高いので敬遠されていき、やがてはきちんと仕事ができる業者さんがいなくなっているのです。
 以上のことからも一概に
安さが常に良いこととはいえないことがわかるかと思います。

 見積金額が他社より10万、20万円安いからといって、本当に他社と同一の材料、施工方法、工事内容で10万、20万円安いかどうかはわかりません。100万円の見積でも実際の内容は50万円程度かもしれませんし、本当に100万円の価値があるかもしれません。
 
見積を頼む「本当の目的」は、業者さんの姿勢を見る為のものです。多少話をしてみれば、安心して頼めるかどうか何となくわかってくるものです。
 見積内容についてきちんと説明してくれる、専門知識も備わっている、こちらの問いには十分に説明をしてくれる等、話してみるだけでもどんな業者さんかわかることは沢山あります。そうやってやりとりを重ねていく中で信頼できる業者さんを選ぶことができれば、金額についてもある程度の相談にはのってくれるはずです。

 単価や値引きの額だけを比較するのではなく、希望する予算に見合った内容の工事や対応をしてくれるのかどうか、安心して任せられるかを見極める為に、見積書を活用して下さい。

 また
他社の価格を引き合いに出して値引きを要求するのはルール違反ですよ。