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RC・木造のベタ基礎蓄熱 |
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自然の力・恩恵 |
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建物の下の地中温度は、年間を通じて約10〜25℃で安定、これを積極的に利用したいもの |
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冬の10℃は外気温より暖かい 夏の25℃は外気温より涼しい |
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RC・木造のベタ基礎蓄熱 2月下旬 8月下旬 |
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地中温度 更地 深さ1mの温度 年間変動範囲 約 5℃ 〜 約30℃ |
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地中温度 更地 深さ2mの温度 年間変動範囲 約10℃ 〜 約25℃ |
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地中温度 更地 深さ3mの温度 年間変動範囲 約16℃ 〜 約20℃ |
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地中の温度は冬至(12月)や夏至(6月)と約2ヶ月ずれて、 |
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低い温度は2月に、高い温度は8月に出て、この間で季節サイクルしています。 |
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実際の土地には建物が建っているので、上記の更地より年間変動幅が狭くなります。 |
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例えば、深さ1m前後のベタ基礎の底盤で約10℃〜約25℃です。 |
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上記の写真はRC壁式ベタ基礎で基礎梁の幅300×高900で、底盤の厚さ250、 |
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深さGL-600です。 井戸水が冬暖かく、夏冷たいのは、地中温度によるものです。 |
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建物のベタ基礎の下の地中温度も同じで、冬は外気温より暖かいので、暖輻射として |
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利用でき、夏は外気温より涼しいので、冷輻射として利用できます。 |
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井戸水の温度は 約16℃〜17℃ 外気温の年間平均温度とほぼ同じです。 |
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冬場で12月〜3月、夏場で6月〜9月には、井戸水を熱源として利用できます。 |
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設備費用は、3年〜4年で回収できます。 |
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上記写真は、外周基礎の内側に厚さ40mmのウレタン吹き付けをした断熱基礎です。 |
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底盤は、厚さ250mmの鉄筋コンクリートです。 |
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底盤の上面は、建物周りの地盤レベルより480mm低い位置にあります。 |
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床下の温度を測定したところ、 |
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底盤コンクリート・ウレタン断熱材・根太・大引き等の表面温度は |
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(11月11日) 17.2℃ |
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(12月09日) 12.8℃ |
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(12月23日) 11.8℃ |
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(12月24日) 引越し入居 |
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(01月07日) 15.2℃ |
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上記の写真部分をワイン庫(18℃〜12℃)に利用できないだろうか とのお客様の要望がありましたが、 |
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現実には夏季のベタ基礎底盤の温度は23〜25℃になりますので難しいようです。 |
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ビニールハウスの地中熱利用 (現代農業 2012−11 より) |
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地中温度 広島県福山市1月 アスパラハウス栽培 |
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上記のアイデアを考え実践している久下本健二氏によれば、 |
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建築物に応用すると 冬季の室内温度を12℃程に確保できるそうです。 |
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確かに、冬の明け方室温12℃はありがたいですね。 |
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