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遮音等級を決めよう |
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遮音問題になると当然の前提として、建物はRC造になっています |
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共同住宅をめぐる隣戸間の音問題や |
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個人住宅の オーディオルーム ・ 音楽室 ・ トイレの洗浄音 ・ 洗濯機音 等 |
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下表は、日本建築学会より提案された遮音性能基準です。 |
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遮音等級 |
遮音性能 |
使用状態 |
特級(特別) |
遮音性能上非常に優れている |
特別に遮音性能が要求される使用状態 |
1級(標準) |
遮音性能上好ましい |
通常の使用状態で苦情がほとんど出ない |
2級(許容) |
遮音性能上満足しうる |
苦情や遮音性能上の支障が生ずることも |
3級(最低限) |
遮音性能上最低限度である |
苦情が出る確率が高い |
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RC集合住宅 界壁の遮音性能の指針・D値(空気音) |
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部 位 |
適 応 等 級 |
特級 |
一級 |
二級 |
三級 |
特別仕様 |
標準 |
許容 |
最低 |
隣戸間界壁 |
D-55 |
D-50 |
D-45 |
D-40 |
コンクリート厚さ |
18cm |
15cm |
12cm |
10cm |
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遮音で問題になるのは、共同住宅の隣との界壁で1級以上が好ましい。 |
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尚、建築基準法では3級以上としています。当設計では、界壁は15cm以上です。 |
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RC集合住宅 界床の遮音性能の指針・L値(振動音) |
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部 位 |
衝撃源 |
適 応 等 級 |
特級 |
一級 |
二級 |
三級 |
特別仕様 |
推奨 |
標準 |
許容 |
隣戸間界床 |
重量衝撃源 LH |
L-45 |
L-50 |
L-55 |
L-60・65※ |
軽量衝撃源 LL |
L-40 |
L-45 |
L-55 |
L-60 |
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重量衝撃源LHとは、子供が飛び跳ねるような振動音です。 |
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軽量衝撃源LLとは、椅子を引きずる・食器を落とす ような振動音です。 |
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※印は木造・軽量鉄骨造又はこれに類する構造の集合住宅に適応する。 |
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界床の性能は、同じスラブ厚さでもスラブ面積や形状によって大きく異なってしまうことです。 |
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軽量衝撃音遮断については防振ゴムやグラスウールや発泡スチロール 等で、仕上材とスラブとの |
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縁を切ることで、ある程度可能ですが、重量衝撃音遮断についてはスラブ厚さを増すか、 |
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スラブ面積を小さくするかの方法になります。 当設計では、界床スラブ厚さ18cm以上です。 |
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尚、建築基準法では界床の規制は無く、日本建築学会において基準が示されています。 |
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下記表はスラブ厚さとスラブ面積によるL値表です。参考までに。 |
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尚、参考までに、一般的な仕様の木造住宅では、外壁の遮音性能はD-40 内壁はD-30 |
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程度、また、床衝撃音性能はL-75(LH・LL共)程度です。 |
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