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地震と建築と経済社会のあゆみ その1 |
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建物はその時々の経済社会を色濃く反映します |
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鉄筋コンクリートはRC造だけでなく、木造や鉄骨造の基礎を造っている基本建築材料です |
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RCとは鉄筋コンクリートのことです |
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1853(嘉永6年) 黒船浦賀来航(ペリー提督 開国要求) |
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1857(安政9年) 釜石 洋式高炉 製鉄操業 |
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1868(明治元年) 明治維新 富国強兵 殖産興業 |
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(ガンジガラメの身分社会から自由な英才社会に一変) |
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1872(明治4年) 新橋〜横浜間鉄道開通 富岡製糸場創業 |
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1875(明治7年) 日本でセメントの製造を始める 東京深川 |
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(尚、セメントはイギリスで1824年から製造されています) |
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1878(明治10年) 工部大学校造家学科第一期生 辰野金吾 |
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1883(明治16年) 大阪の紡績工場で電灯導入 |
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1884(明治17年) 神田下水 現役レンガ造 基礎コンクリート |
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1889(明治21年) 明治憲法公布 |
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1891(明治23年) 濃尾地震(M8.0)<震度7> |
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1894(明治26年) 日清戦争勝利 |
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1896(明治28年) 明治三陸沖地震(M8.2)<震度4>津波被害 |
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1897(明治29年) 民法制定 |
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1900(明治32年) 神戸布引ダム完成 |
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1901(明治33年) 八幡製鉄所高炉火入れ レール・棒鋼・型鋼 等製造 |
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1905(明治37年) 日露戦争勝利 |
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(世界一の陸軍国ロシアとちっぽけな日本の戦い) |
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1914(大正3年) 第一次世界大戦 |
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1918(大正7年) スペイン風邪 日本では約35万人が死亡 |
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1919(大正8年) 市街地建築物法の制定 日本で最初の建築法規 |
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1921(大正10年) 借地法・借家法の制定 |
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1922(大正11年) ソ連成立 |
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1923(大正12年) 日比谷帝国ホテル竣工 フランク・ロイド・ライト設計 |
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(竣工直後に関東大震災に被災するが小破ですむ。敷地は水を含んだ |
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泥土の軟弱地盤に、浮橋に見立てたRC基礎+まつ杭の方式です) |
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関東大震災(M7.9)<震度7> 全壊建物10万9千余棟 |
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(建物を耐震耐火に 首都圏ではM8クラスの地震周期は2〜3百年間隔) |
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1924(大正13年) 市街地建築物法の改正 耐震基準の導入 |
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1926(大正15年) 原宿表参道同潤会RCアパート竣工 |
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(同潤会RCアパートは東京と横浜に15箇所、3548戸建設) |
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1927(昭和2年) 昭和金融恐慌 銀行預金取り付け騒ぎ |
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1930(昭和5年) 世界恐慌 |
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1938(昭和13年) 国家総動員法 統制経済始まる |
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(筆者とは森口千晶 氏です) |
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1939(昭和14年) 地代家賃統制令 |
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1941(昭和16年) 報国債券10年 |
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真珠湾奇襲攻撃 日米開戦 第二次世界大戦 |
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1942(昭和17年) ミッドウェー島海戦 失敗 |
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1945(昭和20年) 3.10東京大空襲・沖縄戦・広島長崎原爆投下 |
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(アメリカのB29で工場や港湾施設や民家が爆撃された) |
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ポツダム宣言受託・進駐軍占領・財閥解体・婦人参政権 |
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(マッカーサーは敗戦前の日本の政治・経済・社会の制度を根底から改め |
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国際社会復帰への道筋を開こうとし また進駐軍は必要物資を日本に発注した) |
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1946(昭和21年) 預金封鎖・新円切替・財産税(不動産や現預金等) 物価統制令 |
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(取れるところから取り、戦時国債の償還 等にあてる) |
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東京裁判・日本国憲法公布 |
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1947(昭和22年) GHQの指令による農地改革始まる〜1950年まで |
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1948(昭和23年) 福井地震(M7.1)<震度6> 豊町 51坪 買入 0.57 |
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1949(昭和24年) 1ドル360円の固定相場制になる |
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中華人民共和国成立 |
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1950(昭和25年) 建築基準法制定 朝鮮戦争勃発 日本経済復興の決定的契機 |
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(建築基準法は建物についての最低の基準を定めたもの) |
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1951(昭和26年) サンフランシスコ条約 米軍占領終了 |
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戦時国債の償還 |
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(償還は敗戦と新円切替とインフレにより、その価値は1/180になり、紙くずに |
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旧円千円で戦前は、家を建てられたそうです) |
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1952(昭和27年) 日本の独立 |
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1953(昭和28年) 異形鉄筋の規格制定 付着力アップ |
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1955(昭和30年) この頃 生コン車 が普及する |
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1956(昭和31年) もはや戦後ではない と経済白書が歌う |
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1958(昭和33年) 東京タワー開業 |
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1960(昭和35年) 公害列島日本 |
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1964(昭和39年) 新潟地震(M7.5)震度6 地盤の液状化でRC共同住宅転倒 |
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東海道新幹線開業 東京オリンピック |
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1965(昭和40年) この頃現場のネコ車から ポンプ車 が普及 南北ベトナム戦争 |
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1968(昭和43年) 霞ヶ関ビル開業 十勝沖地震(M7.9)震度5 |
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1970(昭和45年) 大阪万国博 |
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1971(昭和46年) 耐震強度改正 RC造・ラーメン構造の柱を強化 |
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(帯筋の間隔を柱頭・柱脚部は10cm以下、中央部は15cm以下に) |
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ニクソンショック ドル・金交換停止 円ドル相場制になる |
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1972(昭和47年) 列島改造フィーバー ヒトとカネとモノの流れを地方に |
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1973(昭和48年) 第一次オイルショック 低成長経済に |
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1974(昭和49年) 伊豆半島沖地震(M6.9)震度5 |
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1977(昭和52年) 既存RC建物の耐震診断・改修の指針 |
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1978(昭和53年) 宮城沖地震(M7.4)震度5 ブロック塀倒壊で死者 |
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1979(昭和54年) 日本建築学会で建築物の遮音性能基準を制定 |
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(遮音で問題になるのは、共同住宅の隣との界壁や界床で1級以上が好ましい) |
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遮音等級 |
コンクリートの厚さ |
遮音性能 |
使用状態 |
特級(特別) |
18cm |
遮音性能上非常に優れている |
特別に遮音性能が要求される使用状態 |
1級(標準) |
15cm |
遮音性能上好ましい |
通常の使用状態で苦情がほとんど出ない |
2級(許容) |
12cm |
遮音性能上満足しうる |
苦情や遮音性能上の支障が生ずることも |
3級(最低限) |
10cm |
遮音性能上最低限度である |
苦情が出る確率が高い |
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ソ連がアフガニスタンに侵攻 |
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1981(昭和56年) 新耐震基準に大改正 従来の耐震強度の約2倍に |
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(震度6強程度でも倒壊しない耐震性能を最低基準に) |
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1982(昭和57年) 建築設備耐震設計・施工指針の改定 |
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(屋上から突出する設備類の基準を設定) |
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レバノン侵攻 |
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(イスラエル軍のクフィルとシリア空軍のミグ23がベイルートの上空で激突で、イスラエルの圧勝) |
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1983(昭和58年) 日本海中部地震(M7.7)震度5 |
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1985(昭和60年) プラザ合意(ドル安・円高へ) 日本バブル景気へ |
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1986(昭和61年) 原油価格30$半ばが、半年後10$割れに ソ連の崩壊の引き金に |
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1987(昭和62年) ブラックマンデー 千葉県東方沖地震(M6.7)震度5 |
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1989(平成元年) 株価ピーク 株バブル崩壊始まる |
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(今回のバブルは株価・地価のみで、日常品はバブルにならず) |
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1990(平成2年) 東西ドイツ統一 |
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(統一から20年と約4兆ユーロを掛けたが、まだ足りないとメルケル首相が朴大統領に答えた) |
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1991(平成3年) 地価ピーク 土地バブル崩壊始まる 銀行の土地本位制にイエローカード |
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(バブル憎しの総量規制と、平成24年までのダラダラの下り坂で1500兆円を超える不動産と株に |
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信用収縮が起こり富みが失われ、当局はソフトランディングに失敗) |
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湾岸戦争 |
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(イラクのT-80と多国籍軍のM1エイブラムスとの機甲戦はT-80の全滅) |
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ソ連破産 東西冷戦終結 |
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(ソ連成立から69年で、硬直した国家運営で空中分解 → ロシア 等へ) |
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1992(平成4年) 定期借地権制度始まる |
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1995(平成7年) 阪神大震災(M7.3)震度7 円高1ドル80円に インターネット元年 |
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(大都市直下地震のすさまじさに全国民震撼とする) |
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阪神大震災で全壊した建物10万5千棟弱の内訳 |
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1971年以前に建設された建物が約70%・・・・・・・・・・・・・・・・旧旧耐震 |
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1972年〜1981年までに建設された建物が約20%・・・・・・・・・旧耐震 |
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1982年〜今回の地震までに建設された建物が約10%・・・・・新耐震 |
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新耐震でもバランスの悪い建物は全壊に! キラーパルス |
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住専処理策発表 不良債権 |
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1997(平成9年) コンクリートの計画供用期間として3つの級を制定 JASS 5 → 2009年に改定 |
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(これから建てる建物の計画供用期間と、コンクリート強度の関係を明確化したものです。又、 |
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供用限界期間とは建物を継続使用したい場合、この期限内に構造体の大規模な修理を |
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行えば、さらに延長使用可能となることを表しています) |
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計画供用の級 |
計画供用期間 |
耐久設計基準強度 |
供用限界期間 |
一般 |
およそ30年 |
18N/mm2 |
およそ65年 |
標準 |
およそ65年 |
24N/mm2 |
およそ100年 |
長期 |
およそ100年 |
30N/mm2 |
−−− |
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(生コンの呼び強度は通常 18・21・24・27・30・33・36・40N/mm2 とありますが、ごく一般的に使われている |
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設計基準強度は21N/mm2で、その供用限界期間はおよそ82.5年です) |
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コンクリートの品質基準強度を制定 JASS 5 → 2009年に改定 |
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(品質基準強度は設計基準強度にプラス3N/mm2です。 |
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このプラス3N/mm2はテストピースと現場の型枠の中の養生環境の違いを示しています。 |
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呼び強度3N/mm2当り生コン価格は3%弱〜4%強値上がります) |
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建築設備耐震設計・施工指針の改訂 (大地震時にも確実に機能する性能を目標に) |
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拓銀・山一 破綻 |
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1998(平成10年) 「ピロティ型」建築の強度は20%程度劣ると改正 神戸の新耐震で全壊した建物は「ピロティ型」 |
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(構造体の剛性が平面や上下階で、大きな偏りがある場合は要注意) |
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円安1ドル145円に |
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1999(平成11年) 住宅の品確法の制定 尚、この制度は任意です |
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(住宅の品確法を適用する場合、確認申請とは別に住宅性能評価申請が必要です) |
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つづき → 地震と建築のあゆみ その2 |
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