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建物のおよその寿命は何年にしますか |
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耐久設計・耐久性を決めよう |
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日本建築学会によるコンクリート理論値 |
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およそ65年 およそ100年 それとも200年ですか |
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時の流れに耐えられる、建物を |
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コンクリートはRC造だけでなく、木造や鉄骨造の基礎も造っている基本建材です |
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下表は、RC建物の計画供用期間と、コンクリート材齢28日の圧縮強度の関係です。 |
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計画供用期間とは躯体の計画耐用年数であり大規模改修不要予定期間のことです。 |
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又、供用限界期間とは建物を継続使用したい場合、この期限内に構造躯体の大規模な修理 |
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を行えば、さらに延長使用可能となることを表しています。 |
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尚、劣化対策等級1は短期、等級2は標準、等級3は長期にあたります。 |
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計画供用の級 |
計画供用期間 |
耐久設計基準強度 |
供用限界期間 |
短期 |
およそ30年 |
18N/mm2 |
およそ65年 |
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47.5年 |
21N/mm2 |
82.5年 |
標準 |
およそ65年 |
24N/mm2 |
およそ100年 |
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82.5年 |
27N/mm2 |
150年 |
長期 |
およそ100年 |
30N/mm2 |
およそ200年 |
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150年 |
33N/mm2 |
−−− |
超長期 |
およそ200年 |
36N/mm2 |
−−− |
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設計かぶり厚さは短期の級で30mm、その他の級で40mm、基礎のみ各々60mmです。 |
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長期の級のみでかぶり厚さを40mmを50mmにすると、超長期の級になります。 |
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ただし、計画修繕や日常維持管理を行うものとし、ほったらかしはいけません。 |
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RC造の寿命を延ばすには上表の通り、コンクリートの圧縮強度や鉄筋のかぶり厚さを増すことです。 |
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超長期の強度36N/mm2以上で、建物の躯体寿命を200年にできます。 |
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生コンの呼び強度は 18・21・24・27・30・33・36・40N/mm2 とありますが、ごく一般的に |
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使われているのは設計基準強度21N/mm2、その計画供用期間はおよそ47.5年で、 |
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ちょうど、鉄筋コンクリートの法定耐用年数になります。 |
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又、36N/mm2を超えるコンクリートを高強度コンクリートと呼びます。 |
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尚、呼び強度3N/mm2当り生コン価格は3%弱〜4%強値上がりします。 |
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現在、超高耐久性コンクリートとして、500年コンクリートが開発されています。このコンクリートが、 |
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奈良の平城京復元工事の朱雀門や大極殿の基礎コンクリートとして使われているそうです。 |
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下記の図表は当設計の実例で7回分の水セメント比とコンクリート圧縮強度試験の結果です。 |
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コンクリートの材齢28日です。 |
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この建物は設計基準強度21N/mm2 品質基準強度24N/mm2 で設計し、躯体防水剤アルファゾル4を |
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現場添加したコンクリートです。試験結果の値が高いのは、生コンの温度補正や防水剤添加が原因と思われます。 |
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この建物の圧縮強度は最小値の30.1N/mm2で、結果として計画供用期間はおよそ100年です。それ以上の |
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構造体コンクリートの信憑性は現場にて、コアを抜き取り、中性化の深度の測定や、つぶし調査等をして判定します。 |
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注:生コンの温度補正とは コンクリート打ちから28日間の平均気温に対応して、生コンの 呼び強度 を上げて、 |
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強度補正とするものです。 |
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N/mm2は、コンクリート強度を表す単位です |
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ニュートン・パー平方ミリメートルと読みます |
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1N/mm2とは1m2当りでは約100t の圧力まで耐えられることを示します |
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