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ダニの発生を防ぐ住まい |
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多湿な室内は、結露を生じ、結露はカビを発生させ、カビはダニの餌になる |
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高気密・高断熱・低換気の家に全自動エアコンは理想の家なのか? |
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ダニは湿度50%以下で死にます |
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ダニは温度50℃以上で死にます |
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現代の一戸建住宅や共同住宅は気密性が高く、家を締め切った |
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状態に保つと、台所や洗面所や浴室やトイレ 等に残った水分が |
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室内に放出されたまま室外に出られず、吸湿性の建材や布製品 |
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等に吸われ、結果的にそこのダニを増やしてしまいます。 |
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家を締め切ると室内湿度が外気湿度よりも5〜20%上昇し、また |
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洗濯物を室内に干すと、その水分で室内湿度を10%前後高めます。 |
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因みに、締め切った家は締め切らない家よりも約3.7倍前後ダニが多い。 |
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ダニは乾燥を嫌いますので、どうしても締め切らざるを得ない場合は |
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除湿機や24時間換気扇の使用が有効です。 |
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床表面のダニ数の比較 板フローリング・・・・・・・・・・1.0 として |
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タタミ・・・・・・・・・・・・・・・約 3.5 倍 |
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カーペット・絨毯・・・・・約 14.9 倍 |
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ダニをめぐる環境 |
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最もダニの数が多かったもの |
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分厚いカーペット |
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断熱材が下に敷かれた畳 |
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(タタミの上にカーペットを敷くのは止めた方が良い) |
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その次にダニの数の多かったもの |
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枕・布団・羽根布団・マット・掛け布団・毛布 |
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分厚いカーテンや椅子のマット |
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意外にダニの数が多かったもの |
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観葉植物の葉や土 |
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さらに調査を進めてみると |
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部屋を閉めきってエアコンなどで |
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冷暖房している家ほど、ダニの生息数が多い |
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以上、家の中の快適・便利が健康にも良いとは限りません。 |
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なるべく自然の外気を取り入れて、冷暖房をしすぎず、ほどほどに |
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室内気候を変化させて、空気の淀みを取り除くことでしょうか。 |
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上記のグラフは、畳におけるケナガコナダニの増殖と湿度 |
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(家の中のカビも、同じような湿度環境で繁殖します) |
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ダニの糞はPM2.5の約半分の大きさで、空中に舞うと肺の奥まで届くそうです |
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寝具類はフトン乾燥機で50℃まで上げた後、掃除機で表面を丁寧に吸い取ると良いそうです |
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